秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷晩秋点描 晩秋の山を歩いて

2015年10月30日 | Weblog

秋も終わりに差し掛かって、散り紅葉の葉がたくさん登山道に敷き詰められて
踏み出すごとに、さくさくと心地よい足音に、ひんやりとした風とともに
山中に消えて行く晩秋はひとしほである

二つ、三つ、五つ、とはらはらと舞い落ちる枯れ葉を見つめて、行く秋の
あはれをかみしめ、しみじみとした趣のある味わい深い山歩きはいいものだ

若いときに難解であった、マラルメもいまごろ読み直してみるとなんとか
読めるようになりだして、少し学ぶ時を持つようになった
わとうち庵のしずかな時間、なにも余分なことに煩わされない時間に
素直にこころに受け容れられるのだろう






秋惜みマラルメ学ぶ時惜しみ

祖谷山系をキャンバスに露寒し

立抗の九十ありて暮の秋     (樫尾に山崩れ防止の水抜き立抗多数ありという)






























































































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奥祖谷晩秋点描 落合峠の紅葉

2015年10月25日 | Weblog

ちょっと遅きに失した感は否めないが、今年は全般に色合いが冴えない気がする
葉っぱが茶色く巻いているものもある、もう、一つの紅葉ではある




末枯れを然り受け入れ美しく









































































































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道後湯の町暮らし 同期の山好きと秋の石鎚山系を歩いて

2015年10月23日 | Weblog

19日に高校の同期会が道後のホテル大和屋であった、来年の80歳を前倒しして
傘寿のお祝いをかねて、盛大に開催した

いつものように一年の間に亡くなった同期に黙祷、難病で何十年にもわたって酸素生活を
余儀なくされていた、親しい友も逝った、冥福を祈る

みんな、よくぞここまで年取ったかの感じであったが、まだ少しは頑張れるかなの
感想が多かったようで、楽しく面白く雑談に興じてお開きとした

会の前に、山好きのメンバーが恒例の山行をした、今年の春には祖谷山系の
山歩きであったから、今回は石鎚山系の山を選定して、瓶が森林道から登りだした

このところの好天に恵まれて、紅葉の真っ盛りを樹上に、目の前に、眼下にと
きれい、きれい、の連発にこころ豊かに楽しんだ

東京からの女子2名、地元の女子1名、男子3名であるが、みな、年相応の歩きで
少しの段差、ガレに一喜一憂のありさまであるから遅々として前に進まない
しかし、そこは、年の功で、ウイットあり、ユーモアありのおもしろ精神で楽しく
切り抜けて時間は掛かったが山頂を昼ごろまでにたどり着いて眺望をわがものにした




迫り来る紅葉のつぶて山となし














































































道後湯の町暮らし  蜷川実花 道後温泉アート2015

道後を中心としたエリアで展開されるアートフェスティバル、蜷川実花さんをメインアーティストに
迎えて湯の町、ホテルをキャンバスにして描いた作品たち

色町にアート飾りて秋深し



















湯の町入口のアート





















ホテル内のプランタツリーアート








































道後温泉本館のアート




















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菜菜子の気ままにエッセイ( 紅葉狩りとイケル・トコマデ・ツルギサン♪)

2015年10月20日 | Weblog

『落合峠が紅葉真っ盛り~
の、おとべえさんの情報を盗み、娘達とイザッ行くぞ~紅葉狩りっ!と 日曜日。
おやつを準備して、帰省する長女を、土曜から帰省した、次女と待っていた。
約束の2時は、ジワジワと過ぎて行く。
かずら橋で 渋滞しているんだろうと、気長に待つ。待つ。
待つ。
……
……
携帯電話が 鳴る。

「もし・もし・母ちゃん、あのな…」
『今、どこ?』
「かずら橋過ぎたとこなんじゃけど…あのな、ヒッチハイクの外人乗せたんよ~、
重たそうなリュックで、暑そうなけん、可哀想なけん、乗せてあげた…」
『女のひと?男のひと?』
「男の人」
『人相は悪うないん?』
「そんなふうではないけどな…あのな…日本語…わからんみたい…片言でな…
ツルギサン、イケル・トコマデって言よる」
『つるぎさん~!』

すぐに熱くなる母ちゃんは 一瞬で 予定を変更した。
『そのまま、乗せて帰って来なよ。母さんの車に乗ってもらって
落合峠やめて、見の越に変更するわ~!』

「ごめんよ、そしたら、このまま帰るわな。しゃべりよるの、何いよるか?
サッパリわからんわーなんか?フランス人みたい?」



気がつけば
見の越を目指して、おフランス人を 後部座席に乗せ、走っておりました。
次女は 助手席。
長女は お友達と一緒に後続車。

しばし 沈黙。
……
……
ヒラメイタ!!!!

次女に 告げる。
「フランス語を日本語に変える、なんとかアプリあるだろ~あれをちょっと探してみてー」

次女は 適当に 後部座席のオフランス人に、スマホの画面を見ながら、話しかけていた。

『なんて、いいよるん?』
「英語なら、ちょっとは解るらしいって、あのな、二千円で素泊まりしたいって、見の越で。」

『二千円は無理じゃなあ、』
と言いながら、ワタシは適当に指を四本立てながら、「四千円は、いるよ~」
と 言ってみる。
が、正確な根拠は何もない。
しばし、見の越を目指して、しもの人の無謀な運転と、対向しながら、走る。
何度も 衝突しそうに なる。

……久保の道路。
前方の視界に入ってきた、リュックを背負って歩く、山ガール1名の背中。
車を 停止。声をかける。
「縦走でしたか?車は、どこに置きました?」

『見の越ですぅ』
「乗って下さい」
『エ~!いいんですかぁ!』
「はいっ、一人、すでに乗ってますから」



気がつけば、
オフランスの男子と、ジャパニーズ人の女子を乗せ、再び、走っていた。

『ありがとうございます~このまま歩いてたら、夜になるところでした~』
「いえ、いえ、一人も二人も同じですから、で、英語話せますか?」
『あ、少しなら話せますぅ』
「助かります~二千円で、素泊まりは無理って、彼に伝えていただけますか♪」
チョロチョロ
パシャパシャ
シュルシュル
パッパ

二人が 何を 話しているのか?全然 ワカラナカッタ。
時々 聞こえた、
ツルギサン ツルギサン
だけは、剣山と理解できた。
次女が、ポツリと 言った。
『母ちゃん、英会話、習おう…』

母ちゃんは、英会話に行かなくても、適当に話せる、つむじんこちゃんに、調教されて?いる
とと虫は 凄いなあって 改めて思った。
テキトウシローだって、顔の筋肉だけで、外国人と コミュニケーションをとれているから
あれはあれで、職人技だもの。
ほとんどが、イエースか、ノーノーだもの。
言葉の壁って、キツイよな…

紅葉狩りを 楽しみながら、無事に 目的地に到着した。

降り際に、彼女が、サラリと言った。
『あのね、彼、予算は二千円でなくて、全然大丈夫みたいですよ~本当に今日はありがとうございました~』

オソルベシ。再びのバックパッカー!まあまあ、イケメン。
指だけでは、コミュニケーションは ハカレナイ。

落合峠、まだまだ 紅葉してますよ。
お金は いりませんっ!祖谷の風景。
ゴミだけは、自己責任で、運転も 自己責任で、気をつけて お越しくださいませ。
ツルギサン♪
アリガトウ ♪
草 々








































































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奥祖谷秋点描 秋山を歩いて あはれということ

2015年10月16日 | Weblog

しみじみとした趣のある秋の祖谷の山々、その山々を歩いていとおもしろき
景色をながめて、趣ふかい言の葉で愛でながら一日を暮らすのもいいものです

先日のにぎやかな仲間との山歩きも、これはこれでいいものですが、今日は
趣を変えて、ひとりで、ゆったり、のんびり、立ち止まっては風景を
こころが満たされるまで眺めやる山歩きも格別いいものです
取り立てて、山頂まで歩かなくてもいいんです、何時でも何回でも、飽きずに
歩いている山ですから

こういった歩きはめっぽう気持ちがやすらかになって今までに無い風景を発見することも
しばしばあります
そんなときはうれしくなって、その場に座ったり、寝転んだりして時が経つのもわすれます
で、下山のときが迫ってくれば、今日はここまでっととっとと下ります
きまま勝手、すき放題な山歩きはひとりに限ります

わとうち庵で数日を暮していれば時間がたっぷりありますから
しみじみとした趣のある祖谷の秋山のあはれを趣ふかい嗜好で味わうには
ちょうどよい庵の暮らしです



程よきに雑木紅葉のしづごころ


深秋と言ふ祖谷の山旅気まま







































































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奥祖谷秋点描 暮らしの山里 わとうち庵に朝の散歩

2015年10月14日 | Weblog

窓を閉めていても寒くて朝晩はストーブがいります、朝晩の凛とした空気としずけさ
小鳥のさえずりを味わいたくて、夜明けとともに掃きだしの窓をあけて楽しみます
夕方はとばりが降りて暗くなるころまで外の風景を楽しんでいます
ですので、ストーブを付けていても身体が冷えてきますが、祖谷の空気と風景を
いっぱいに吸って元気を貰います

しみじみと趣に満ちた秋の祖谷のひとこま、いつものしずかな庵の暮らしを楽しみ
秋のあはれを感じた朝の散歩です
集落の彼方此方では蕎麦の刈り取りとハデ掛けに忙しい日々が続きます
山里の紅葉はわずかに色づきはじめたようですね、いましばらくの辛抱でしょうか


山々では紅葉が盛りを迎えておりますが先日の低気圧の強風で葉っぱがちぎれていたり
不安定な気候に左右されたのでしょうか、茶色に変色したものもあり
いま一つぱっとしませんが、それでも秋の色取りはいいものですね






野に深く紫式部沈みをり



野路菊の群れて咲きたる地蔵道



カヤの穂の朝日を撥ねて眼射し
















































































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奥祖谷秋点描 秋山を歩いて あはれということ

2015年10月09日 | Weblog

しみじみとした趣に満ちた秋の祖谷のひとこま、そんな秋山の、いとおもしろき山行を
趣深い言の葉を深く味わい尽くして秋のあはれを味わいたいもの

松山でこぼこ山遊会はかれこれ15,6年になろうとしている、メンバーは7名である
でこぼこの由来は年齢さあり、職業さまざま、体力さあり、考えさまざまであることから
名付けたもので、心技一体力も無いのに当初から師匠に祭り上げられた


弟子田ノ池 「師匠 みんな支度ができました」
師匠 「できたか、ではリフトで上がろうか」

他の弟子たち  ざわざわざわざわ、、、、

弟子田ノ池 「師匠 みんな下から歩くと云っていますが、どうしましょうか」
師匠 「なぬ~、はなしがちがうではないか、まあいいか、バテてもしらぬぞよ」

秋のもみじをめでて、あはれを味わいながら、2時間あまりで剣山と次郎笈の
合流点に着いた

弟子田ノ池 「師匠 ちょうど、お昼過ぎですがどうしますか」
師匠 「そやな、では、次郎笈に登りたいものは行ってこいや、わしは、ここで昼飯にする」

他の弟子たち  ざわざわざわざわざわ、、、、、、

弟子田ノ池 「師匠 みんなは師匠も登らにゃいかん、師匠たるもの卑怯だと云っておりまするが」
師匠 「なんだと!不埒なことをぬかすな、わしは、何回も行っておる、次郎笈はもう、見とうない」

弟子田ノ池 「師匠 わたしは、直ぐ後ろを歩いておりましたが、師匠、左足が攣ったのでしょう
       先ほどから引きずっておりましたよ、足があはれを感じておりまする」

師匠 「むむ、おまえ、見つけておったか、そやな、少々あはれを感じておるわ」

弟子田ノ池 「師匠、それではこうされてはいかがでしょうか、昔イケメンがおりまする
       第三の男をストックにされるとよろしゅうございますが」

師匠 「おお、そやな、そりゃあええわな、その手があったか、よし!準備しようか」

弟子田ノ池に手伝わせて閉まっておいた第三の男を伸ばし始めたが、いかんせん、伸びるどころか
萎えて、ちじこまってしまった

弟子田ノ池 「師匠、こりゃあ、もうだめですね、使い物になりませんよ」

師匠 「ありゃあ、いかんか、わしも、年取ったものやな、第三の男も哀愁が漂っているな
     しかたないな、引き攣っている足でぼつぼつ、次郎笈に登ろうかのう」

ほかの弟子たちは秋真っ盛りの剣山、次郎笈、一の森を嬉々として味わい
一の森ヒュッテでは師匠が担ぎ上げた720ミリ銘酒久保田を味わって気炎をあげた

師匠はつくづく、わが身の不甲斐なさに身をつまされて、秋のあはれを十二分に味わった
弟子田ノ池は秘かに師匠の座に就けそうな予感がして笑いが止まらなかったようである

しょうじき、どうでもいいはなしではある


















































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菜菜子の気ままにエッセイ( ジャズと・なこちと・醤油さし )

2015年10月05日 | Weblog

「わたしゃ、晩はこらえての、よういかんわ~
って○ちゃんに言うたんじゃけど、おばちゃん、手がないんよぉ、このまま手伝って!って○ちゃんが言うけん、おったんよ~」
翻訳しますと、
ジャズのお料理の準備を前日から手伝わされた おばちゃんが、夜のジャズの本番は、大変だから、お家に帰りたいのよ~とお願いしたら、スタッフがいないから、このまま武家やしきに残って、本番も色々手伝ってと、三味線も弾けるデキルゾーシローの妻から、頼まれて、断れなくて、頑張ったんよ。となる。

テラオの兄さん欠席
※お見合い当日と、重なった?てな ワケではない。
イケイケギャルと娘ちゃん、風邪で重症ダウン。彼女は人間だった…欠席。

ブログの主様。お山の日程と重なり、欠席。
※グループの中に、若い女子がいたから、当然 そちらを優先したとか、そんな不埒な理由ではない。多分。

で、がんばったのは、とと虫と つむじんこちゃん。エイ爺、キレイ系女子(頭の中は、スイーツもりもり)
他、若い娘 二名。
他、踊りもデキルゾーシロー一族。
C子ちゃんの娘とチビッコ
他、名前も把握できていない、心優しい方々。
そして、二人のおばちゃん。
幾つもの 手。
みんな違う手のひらの形。
手から手に。
手から手に。
そうして 繋がって
全てが完成されて、
成し遂げらる

誰かが欠けても、なるようになる。
誰かの代わりは、それなりに出来ても、
早い話が、全員が揃わないと、
楽しくない。
愉快でない。
楽しくないから、来年は風邪を引かないで~
来年は山に行かないで~
来年は 欠席するなよ!!こらっ、テラオ!!
来年 欠席したら キンコツウエルゾ!

そんなテラオと、かかし祭りで、こうたろ夫婦、ブログの主さま達と待ち合わせし、楽しく雑談をかわし
バザーでの食事を美味しく頂き、解散し、二人で立ち寄った場所。
落合集落にある、なこちで、小さな一輪挿しを見て、「これは醤油さしか?」
と真剣に訪ねておりました。

オーナーの稲がもりもり君は、そういう形であることを、軽く説明しておりました。
縁側で座って 景色をみて、対岸の中上集落の祖谷八景は、やっぱり キラキラ輝いておりました。
「なこち」のコーヒーは、美味しく頂けました。風景も味わいの主役に なっておりました。
五感が、甦りますよ。
是非、地元の方々も、日曜日、なこちで、コーヒーご賞味くださいね。

祖谷は不意に訪れたら 魅力的な場所なんだ。 目的をもてば 最、深く 祖谷を知ることが 出来るが、
不意に迷い込んだ場所に、なこちが、あり 若者が静かにコーヒーを容れてくれる。
流れる風を 眺めながら、ちょっと 心の寄り道しませんか。
心が 風邪をひいたら
治せる場所に迎えば、
また 新しい自分探しが、出来るよ。きっと。
※コーヒー四百円 ワタシがテラオにおごってあげた。
次回は最、高いものを、おごってくれることを信じています。

かしこ
※追伸「なこち」
よろしくね。とにかく、行ってみて!!行け!! 行け!!あなたの 一杯のコーヒーが、なこちの未来に繋がる。
がんばれ!稲がもりもり君♪



















ブログ主様は主宰する松山でこぼこ山遊会メンバーたちと一の森ヒュッテ前庭より朝焼けを眺める






























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奥祖谷秋点描 暮らしの山里 シンプルな暮らしに

2015年10月02日 | Weblog

10月に入り、初旬の天気予報では晴れマークが多くなってきたね
ようやく落ち着いた秋になりそうな感じになってきたな
山々の紅葉も今年はやや早く推移しているようで、愛媛の石鎚山頂は今が見ごろらしい
墓場尾根は10日ごろがピークで徐々に下降していくだろうとのこと

祖谷も剣山系はじめ祖谷山系はいまから10日ごろにピークを迎えそうだ、山里は
これから徐々に色づき今月末ごろかな?林道沿いが真っ赤に燃えて素晴らしい紅葉を
楽しむことができそうだね


ところで、曼珠沙華ってふしぎな花だよな、9月の彼岸ごろになると一斉に土から茎だけを
伸ばしてあの独特の花を咲かせるね
土の上に葉があるのかと探しても葉っぱのひとかけらも無いんだよね
よく云う、花は葉知らず、葉は花知らずなんだよな

だけど、葉はちゃんとあるんだな、花が終わって11月ころになると、ニラに良く似た
細い葉っぱが土から出てきて生茂っているのを見かけるよね
それで、冬の間中光合成に精をだして球根を太らせ、栄養を蓄えるんだよね
春になると葉っぱは枯れて跡形もなくなり、彼岸ごろに茎を伸ばして花を咲かせるわけだね

こうやってみると、お互いがどのような花なのか、どのような葉っぱなのか、知らなくても
なんら、不都合なことはないわけだよな
お互いに葉が欲しい、花が欲しいと求めることもない、余分なものを求めないから気分が
楽なんだろうな、で、あのように妖麗なまでの美しい花になるんだよね

植物にしても、動物にしても概して余分なものを求めないようだね、求めるものと
求めないものとのバランス感覚に長けていて優れているようだよな、その点は
ひとは、どうしても求めて止まない習性があるよね、哀しいかな求めすぎる習性がね

ひとは、ものごとに意味を求めて、価値を求めて、損得を求めて、必要を求めて、便利を求めて
いま、じゅうぶんに持っているのに、満足せず、それ以上のものを求めてしまうよな
つい、余分なものを求めてしまうんだよね、求めないですむものは求めないことだよね、

求める、求めない、この二つのバランスを上手く遣り繰りして、もうすこしシンプルな
人生を送りたいものだよね



唐突に燃へねばならぬ曼珠沙華







































錫杖草 (腐生植物)

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奥祖谷秋点描 暮らしの山里 JAZZ フェスタ IN 祖谷 迫る

2015年10月01日 | Weblog










































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