秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(日常と非日常とin深渕)

2023年06月18日 | Weblog
前略。
何かと物騒な世の中ですが、皆様いかがお過ごしですか。
本日は久々の写真満載で、ございます。
14年ぶりに訪ねました、深渕のキャンプ場。
長い出稼ぎを終えて帰省した、C子ちゃんと一緒に最近ハマっております、
『峠・林道徘徊プロジェクト』

昔の祖谷の林道を訪ねて、草木を愛でて、歩けるうちに、免許を取られる前に、制覇します!
もちろん、移動は座ったままで、移動できる自動車!

本日は、落合峠深渕三加茂コース!圏外が無限に続くコース。
目的地に無駄に迷いながら、着く。

ネットを張り巡らされた敷地の入り口。一瞬、空家?かと、不安になる。
恐る恐る近づいてみると、気配を消すようにおられました、D口さん。
お久しぶりでごじゃりますー。

昔はのび太君に似ていた?D口さんも、自然に溶け込んだような、良いシニアのお顔になっておりました。
私の目的は、ただひとつ!
オオヤマレンゲに、逢いたかった。

花は、8割くらい終わっていましたが、まだ残っておりました。
健気な白い花弁が、邪気の無い風に、揺れておりました。
愛しい姿。蕾も、可憐で、私の汚れた心で感染させたら可哀想なので、触れないでそっと見守る。
至福のお時間。

ヒマラヤアオイケシ、その他、モロモロ、D口さんは、丁寧に教えてくださいました。
写真さえ、写していたら、ブログの主人様が目尻を下げて、悦んでくれる筈だから、ひたすら写しました。
深渕には、手付かずの自然が、イッパイ残っています。まさに、非日常。

C子ちゃんの作ってくれたおにぎりを食べながら(前回は手作り弁当)私は、実感していました。
好きな友達と食べるものは、何の味付けも必要ない。ただ共有する時間が、ご馳走なんだ。
余談ですが、C子ちゃんの打つ手打ち蕎麦は、今まで食べた手打ち蕎麦の中で、私の中のナンバー1、絶品でございます。

本日も県境を二つまたいだ、大移動!
山と渓流と、澄んだ空気と、無臭な風があれば、何よりもの贅沢なお時間。
C子ちゃんと、こんな風にゆっくりと林道巡りが出来る日が来るなんて、絶対にないだろうと諦めていたので、
時間の神様が晩年の私に下さった贈り物だと、感謝しています。

前回に引き続き、本日も道に迷い⁈私達はいつか、タヌキに化かされて車に乗ったままで、遭難して発見されるのかも知れません。
C子ちゃんが帰省して、旧青年団メンバーとの飲み会に、ヘンテコな名前も付けられました。
オバサン3人の名前の頭だけをとり、オッサン達が勝手に決めておりました。
C子ちゃんの『ち』と、私の『ま』と、もう1名の『み』で、
ちまみの会!
もう、なんちゅうネーミング‥‥。

でもね、おっさんがね、C子ちゃんに言った、
『C子、おかえり』
は、シンプルに何故か隣の私に響いて、故郷の友人は有難いなぁって、ジーンと致しました。
泣きそうになりました。が、お好み焼きをパクパク食べました。
ささやかな嬉しい時間を、積み重ねて、柔らかいシワをツクリながら、
自分の好きを大切に、とりあえず、生きていたいと思います。
友人は、言葉の要らない、宝物です。

以上、林道徘徊プロジェクト道迷いの、報告でございました。
※追伸
深渕のD口さんは、何故か?おとべえさんに、似ておりました。

         草草
































































































































コメント (2)
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