秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(資格・失格・斯く斯く 然々)

2011年01月31日 | Weblog
あれは 去年の2月24日の会話…。
容姿も性格も綺麗な、看護婦のYちゃん
※ワタシの大好きな超年下のお友達
が、介護福祉士試験に、一発で合格をして、心から
「子育てしながらなのに~エライなあ~Yちゃん~!」
とYちゃんに言うと、
『菜菜子さんも試験、受けたらいいのにぃ~!資格は持ってたら、無駄にはなりませんよぉ~!』
と返事が返ってきた…。

「受けようか…」

『受けましょうよ!』
「ほな、受けようか…?」


あれから、かれこれ一年がたった。

軽いノリで、
軽い頭で、
軽~いおくちで…
つい、言ってしまった《介護福祉士国家試験》

筆記試験13科目!
社会福祉概論
老人福祉論
障害者福祉論
リハビリテーション論
社会福祉援助技術
レクリエーション活動援助法
老人・障害者の心理
家政学概論
医学一般
精神保健
介護概論
介護技術
形態別介護技術

吐きそうな数…
なんちゅう活字…

一人や、二人の
男前の顔と、生年月日と、趣味は覚えられても、
120人の顔と、名前は
覚えられない!!!

しかも、様々な
国の男前!
120人は無理!

昨日、朝、
バリバリ凍結の祖谷街道!
5時45分に、家を出て、猪鼻峠経由で、試験会場の善通寺市!

何百人いるのだ~?
全部違う~顔!顔!顔!
どこから溢れて来たんだ?

受験費×この数!
めちゃくちゃ、儲けているではないか!
誰が1番、儲けているの?
誰が1番、得しているの?

なぜ、日本は資格国家なんだろう?
医師免許にしても、
その他、モロモロの医療、介護関係…

《資格》ばかりが、優先し、
《資格》の名のもとに、楽をしているような、一部の方々?

《資格》とは
国の一部の組織の
《稼ぎ》の
ターゲットなんだ

タバコや酒は
税金を取れるから、
OK!
麻薬や大麻は
違法!

パチンコ、競艇、競艇、競馬はOK!
野球賭博は
検挙!

結局、お金…
誰が利益を得ているか?
地デジ化で、誰が得しているのでしょうか?
また、また、
話しがそれてしまいました。
久しぶりに、ゴメンなさい~

《熱意》だけでは、
生きていけない。
《愛情》だけでも、
生きていけない。
つまらない、時代だからこそ、
敢えて、反骨精神で、自分に正直に、
《生きたい》
と思う、ワタシなのです…

試験の結果…
結果ですか…?

多分、落ちたと思います…

落ちても、気持ち良いです。
一生懸命、勉強はしましたから。
ワタシは、自分に納得が出来れば、
満足出来る、単純女ですから。

余談ですが、
カツサンドは、
歯の裏に、くっつきマス!
カツサンドには、
つまようじが、ついていません…
つまようじ、大事ですね。コンビニ関係の方々様、
サンドイッチに、つまようじ!
案外、ヒット商品になるかも~!

つまようじとは、
《妻用事》
なのかも…
あれば、役にたつ。
居れば、有り難い!

雪、降ってます。
大変だけど、
安心します。
夏は、涼しく
冬は 痛い位、寒い。
それが、
祖谷の暮らしなのです。
この雪は、
昔も今も、
同じ匂いがします…

追伸
※しばらく 脳みそは使いません。
もう、何も覚えられません~!










































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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年01月30日 | Weblog
森閑と咲くというもの冬椿

寒梅や日向に咲きて情けあり

寒中に凛としてをり冬薔薇

寒菊を愛しくなりて藁囲ひ

水仙や一輪咲きし庵かな





































































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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年01月27日 | Weblog
雲凍てて落つる気配を止めて居り

月冴えて山里冴えていおり居り

霜焼に泣く子の手とり擦る母

山里に雪まろげする声もなし

雪掻きの老婦のぼやき身に詰まり






















































































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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年01月25日 | Weblog
吹雪いても吹雪いて止まぬ祖谷の里

訪ねゆく老婦の家も雪かなた

雪ぬれて訪ねし老婦町に下り

降る雪に僻へきとして棲みてをり

三寒の日々を押しやり四温待つ



































































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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年01月23日 | Weblog
耐え切れずずりて波打つ屋根の雪

三寒や今日を境に明日四温

恋ふ君に投げし礫の柔き雪

ひとしずく落ちたる上に軒氷柱

煮凝となりし魚の哀れ知り














































































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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年01月21日 | Weblog
夜も更けて雪折れ聞こえ窓開く

寒燈下もの書く筆の音聴きし

大寒やランプの灯り寒々と

庭を見て振り分け量の雪おろす

除雪車の過ぎて戸を開け雪を掻く











































































































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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年01月19日 | Weblog
つぼ足にのけぞり転び深雪路

夜明けかと起きて窓開く雪明り

迷ひ居る庵にどかと雪みやげ

わが妻の雪と戯る色気かな
































































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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年01月17日 | Weblog
電話「テラオの兄さんよ、わとうちに帰ったぞよ、雪降りだしたのう」

「あれ、かえって来たかえ、ガイに降りそうぞや、物好きやのう、ホースが凍結しとろう
備蓄があると云いよったが上のTさんが心配しとったで、足りんかったら汲みにおいでと
云っていたぞや、まあ、風流に「いざ雪見ひばち持ち出し大吟醸」と奥さんとやらんかい
翌朝が怖いぞよ」

一晩中降り続く雪に心配になった、うーん車を下の国道に置いて歩けば良かったかなと思ったが
後の祭りであった。


翌朝は写真でご覧のとおり大雪で除雪が出来ないと下りれないことになった、役場に電話すると
手配しているが時間は何時になるか判らないとつれない返事。
脱出に備えて、まず雪まみれの車の雪を落として周囲のうず高い雪をスコップで掻いて、取りあえず当座
要らない物を車に積み込んだ。

雪は時折激しく降るので、早く脱出したいが除雪が何時になるか、ほんとに来てくれるのか
心配である、ほったらかされたら万事アウト、土地の人は用事が無い限りこんな日には外に
あんまり出ないから、除雪などには喧しく云わないようだ。

最初車の雪は30センチぐらいであった、1時間おきに掃いに行くと10センチ近く積もる、
4回掃ったから70センチ近くは積もったのであろう。


テラオの兄さん電話
「雪見はどうぞえ、ガイに降ったろう、おぶけたかや、祖谷ではこれが普通ぞや」

「何云いよる~、車動かせんぜ~、除雪何時になるか判らんし、「わとうち」に閉じ込められたわ
除雪に来ても下りれるかどうか、滑りまくるだろうしな、細い林道じゃ対向車がきたら避ける場所ないし
どうしようもないわ」

「なんでそんなにせかせかするんよ、せっかく奥さんと来とるんじゃけん雪景色でも楽しんで
しわしわやらんかえ、祖谷流になあ」

車を下の国道に置いていたなら、今回も5,6年前のように風流にかまくらを造って遊ぶぐらいの
余裕はあったのだが、今日は下まで車の運転がある、上っ面だけの除雪で残っている雪と道路わきの
うず高い雪、対向車と滑りまくりの運転を思うと、そんな余裕は無かった。


菜菜子さんも心配して除雪車の音を聞きつけて電話を何回もくれた
「わとうちを下りてきたら家に寄ってや、ちょっと用があるけんね」

結局午後2時過ぎに除雪に来てくれた、スタットレスにチェーンを履かせてゆっくりと下りたが
幸い対向車に会わず胸をなでおろした。

菜菜子さんちによると手作りの漬物をいただいて
「奥さんもええ思い出になったでしょう、勇気あるわ、でもこんなの祖谷では普通よ
いつものことなの、これが祖谷の暮らしの雪風景なのよ」
さらりと云っていた。















標高約800mにある、わが庵 「わとうち」
















わとうち屋根の大雪

















わとうちへの小道の雪風景















勝手口の引き水ホースの破裂で出来た巨大氷塊















ホースの凍結で断水、 備蓄の市販ペットボトルで足りない分を雪で溶解する
100m離れた林道上のTさん宅からもらい水。















翌朝降り続く雪のなか林道に置いた愛車の様子をみる。
林道はすごい積雪、膝上潜るほど、50-60センチかな 除雪しないと車動かず。
















林道上の大雪風景  















林道上の大雪風景















林道上のTさん宅、 屋根の大雪を降ろしていた

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菜菜子の気ままにエッセイ(さよなら・おっちゃん)

2011年01月16日 | Weblog
東祖谷に入って、京柱峠と、剣山の別れ道に差し掛かる道に、一件の商店がある。

お客様はさまざま。
村人は、当然。
山登りの方々。
剣山に向かう方々。
ツーリングの若者。
帰省客。山の現場から町に帰る土木作業員。
『皿鉢料理』は、
今ではごく当たり前の、仕出し料理だけど、35年以上も前の、祖谷地方では、珍しい料理だった。
『刺身』が、山の生活で食べられるなんて、想像さえ出来ない、時代だった。

祖谷地方に、初めて
『皿鉢料理』を広めたのは、高知から移りすんだ、A山のおっちゃん、おばちゃんだ。

おっちゃんは、80才を迎えても、Gパンスタイルだった。
いつも、きっちりと、シャツイン!
シャツインは、おっちゃんのいつものスタイルだった。

80才を、過ぎた頃から、少しずつ身体を、壊し始めた。

店番をしていても、
動作が遅くなって、お客さんは、皆、結構待たされた。
おばちゃんが、店番に立つようになって、おっちゃんの余暇の時間が、増えた。

店の側の、橋の欄干から、川に住んでいる、鴨の親子に、パンを落としてあげる。
店に搬入されたばかりの、新鮮な食パンだ。
おっちゃんが、橋から身を乗り出しながら、パンを落としていた光景は、遠くから見ると、どう見ても、
『身投げ』に見えた。
『落ちそうで…落ちない?』
おっちゃんは、身体バランスが、よかったんだ。きっと。

おっちゃんが、お孫さんと大切に飼っていた、柴犬は、我が家のゴンの兄弟だった。

数年前の夏。おっちゃんから、突然電話がかかってきた。
『はよう、来てくれ~犬、いけな〈埋める〉いかん~ダメじゃあ~もう死ぬわ~』

慌てて、
おっちゃんの家に向かうと、ワンちゃんは暑さで、ダウンしているみたいだった。
動物病院を、教えて上げて、夕方、息子さんがすぐに、連れて行き、治療して、無事に帰れた。

おっちゃんは、ワタシに
『犬の墓穴を掘らそうとした…』


おっちゃんは、おばちゃんの事が、大好きだった。
病院に、お見舞いに行った時も、
『バアサン、元気にしよるか?』
そればかりを、、聞いてきた。


50年前に、夫婦で、祖谷に移り住み、コツコツと行商で、生計をたて、念願の
食料品兼『皿鉢料理』を始めた。

毎日、毎日、店番をして、
毎日、毎日、商品を並べ、
『じいさんがねぇ~』と、おばちゃんの些細な愚痴の隣で、
おっちゃんは、顔色一つ変えないで、いつもの口癖を、言っていた。

『エェ~エェ~』

レジの前に立ち、
『エェ~エェ~』
レジを打ちながら
『エェ~エェ~』
レジの金額を見て、
『エェ~エェ~』

『エェ~エェ~』の口癖は、おっちゃんにとっては、何かしらを始める時の、調子をとる為の、掛け声みたいなものだったんだ。


おっちゃんは
優しい 人だった。
ワタシが、
790円の買い物を、して、
千円を渡すと…
おっちゃんは、レジの合計金額を、しばらくじ~と見て…
ワタシに お釣りの
790円を 返してくれた……?

『おっちゃん~!お釣り間違えとるよ~』
と言うと、
やっぱり、

『エェ~エェ~』
と答えるだけだった。

おっちゃん、
『皿鉢料理 』
ありがとう。
お寿司も、刺身も、
美味しかったよ!

前に、おっちゃんと、何回か、村の診療所に行った時、
主治医から、聞かれたんだよ!

『あなたは、この方の身内にあたる方ですか?』

『他人です!』
ワタシが答えると、
主治医は、不思議そうな顔をして、ワタシを見ていたよ…

ささやかで いい…
ささやかに 生き…
ささやかに 逝く…

見送った者も
やがて 必ず
同じ 場所に 逝く

『死』に向かい
誰もが それぞれに違う歩幅で
歩いている

ただそれを 淡々と
繰り返していく

舞い落ちる 雪のように…

さよなら
おっちゃん
合掌















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奥祖谷冬点描

2011年01月14日 | Weblog
悴める手で青物を採りにけり

皸の手入れもできず皸る

雪山を借景とせし庵かな

いざ雪見ひばち持ち出し大吟醸

舞い降りし吹雪も止みて庵出る













































































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菜菜子の気ままにエッセイ(凍結とヴィヴィヴィ星人と屋根の雪)

2011年01月13日 | Weblog
厳寒の山暮らしの中で、どうにもならない時もある…。

例えば…
永い独身生活の男が…
朝、蛇口から
いつもの〈水〉の気配を感じられず、
蛇口に小さな氷柱が、出来ていたり…

例えば…
永い一人暮らしの男が、
朝、下界に降りようと、車のエンジンをかけ、『イザッ、脱出』と思っても、坂道が、大量の雪のせいで滑って、上がれなかったり…

各家で引いている、谷からの唯一の生活水が、途中から凍結し、みんな、色んな方法で、頑張っている。

軽トラの後ろに、
タンクを乗せて、近所の谷に、ホースを引いて、汲みに行ったり、
20リットルのポリタンクで、隣家から何回も運んだり…
(実際、ワタシはそれを両手に持ち、百メートルの坂道を歩き…
本日は、朝から肩が痛い!)

我が家は、大丈夫!
涌き水だから、
水が凍った事が、ない。
昔、母が権力を、握っていた頃は、よく、蛇口の水を出さないまま眠り、翌朝、凍らせてしまう!
そんな冬は、度々あった。
私が、凍ったホースを、無視して、新たなホースで、直接タンクから水を吸い出す。それを発見をしたのは、高校生の頃だった。
雪も、お風呂に入れてみたり…
今、考えてみたら、
生きていく為の、知恵はバンバンあった。
依存症だった、母親のお陰だ。


『もしもし~雪降っちゅう~?』
南国高知からの、電話がなった。

「降っとるよ!寒いよ!帰らさん方が絶対に、ええよ~!」

私は、低い地声で、力一杯に叫んだ!


年末から、年越しを兼ねて、
高知の娘の家で、監禁されて?いる
88ヴヴヴ星人の
つぶやき……

『祖谷にいにたいわ~~菜菜子はいつ、迎えに来てくれるんぞ~』
『仏さんにお茶あげないかんわ~家めぐらも、気になるわの~迎えに来てくれえや~!』
高知の娘は、優しく説得させる。

「母ちゃん、祖谷は、寒いがで~雪も屋根から落ちてきたら、危ないだろ~高知におりな~」

ヴヴヴ星人は
答える…

『寒かったら、ストーブ焚くわの~』
『屋根の雪は、なんちゃあ、外に出なんだら、ことないわの~』

ヴヴヴ星人よ…
それより
耳鼻科に行けよ…
高知には
耳鼻科 いっぱい
あるぞ……
姪より










































































































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奥祖谷冬点描

2011年01月12日 | Weblog
今朝から降り続いている雪はかなりの積雪となる予感がするが
明日にはどうなっているだろうか。












菜菜子さんの携帯写真  

































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菜菜子の気ままにエッセイ(お料理のお時間です)

2011年01月11日 | Weblog
『寒中お見舞い・申し上げます!』

こんな寒い季節には、やっぱり〈おでん!〉
おでんに、祖谷の(引き締まった)小ぶりのジャガ芋を、入れる。
大根も、祖谷の畑で採れた、めちゃくちゃデカイ!大根っ!
豪快に、削ぎ切り!


コンニャクは、やっぱり、祖谷の手作りコンニャク!
町に売っているのは、スポンジを凍らせて、解かした後の、触感でなんか、しっくりこない…
※スンマセン…
スポンジは、食った事が ありませんでした。
コンニャクは、
絶対に、入れる。

豆腐も、手作りの祖谷の岩豆腐。
煮ても、形が崩れない~
町で、売っている豆腐は、なんか、おでんには、もの足らない?

スープは、その日の気分で、和風か?洋風か?

昆布もいいけど、鳥ガラスープも、美味である…。
絶対に、このスープでなくてはナラナイ!
そんな決まりのないところが、
〈料理界〉の域を、拡げているんだ。
多分…?

創意工夫が、
飛躍への、第一歩~!現状に、満足していては、企業の発展は、ないっ!
如何にして、
如何なるアイデアで、『お金を払った、お客様から、支出以上の、満足感を抱いて戴くか!』

『気配り・心配り』
恵比寿様も?言っている…?
商品を、並べながら、壁に向かって、
『アリガトウ~ゴザイマシタ~ゥ!』
などと、言われても、全然、感謝など、伝わってこないぞっ!
3秒間だけ、手を止めて、こちらを見て、ニッコリ、お辞儀でもしたら、気持ちよく、レジを、去れるんだ!

お医者様は、患者の手も握らないで、パソコンの画面と、ひたすら向きあっている。
セールスの現場を、踏んだ事さえない上司が、売上の数字ばかりを睨んでいる。

町に家を、購入した市の職員が、
祖谷の『過疎対策』を語る…?『観光対策』の、部所にいる…
『おまえは、黙っとけや!』
と、心の中で呟く。オッサン化したワタシ。

『人』から
ピントが、ズレたから、この社会は、きっとおかしくなったんだ。
基本は
『人間』対『人間』
なんだよ。
『心』対『心』
なんだよ。

その形が、壊れたから、いつしか人は、自然に癒されようと、望むようになったのではないだろうか…?


『こころ』に染み込むような
『人間スープ』
で在りたいと、私は、思う…。
なんか、カッチョええ~♪

おでんは…

なかなか…炊けない。
やっぱり…
空想だけでは
炊けない…

食べたい~!
おでん~!
ガイにサブい~~!
草々

















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奥祖谷冬点描

2011年01月10日 | Weblog
凍結に足をとられて寒の入り

皸に手を翳しみる土匂ひ

荒しごと手にハクキンの懐炉かな

野施行の遠く近くに聞こえをり

蹲の水しずかなり凍り月

月冴ゆる山里深く透けにけり







































































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菜菜子の気ままにエッセイ(こんにちは赤ちゃん♪)

2011年01月07日 | Weblog
微妙な量の 雪景色。
気温は マイナス。
巨大冷凍庫の中。すり鉢の底の、隠れたような土地、まさに今、祖谷の自然は無口だ。

降ったばかりの、新品の雪は、綺麗なのだけど……。
数台、数台、
車が、スッピンの雪の上に、手垢のように、いろんなタイヤの跡を、付けていく。
その内に…?
さっきまで美しかった、道路は
ぐじゃぐじゃになり、早い話が、溶けかけた、ソフトクリーム?みたいな?
食べかけたまま…明日になった、牛丼みたいな…?
腐った 豆腐の上から
少量のゴマダレを、垂らしたみたいな…?

時間が、経つと…
何故、汚くなるのだろう…?
時間が、経つと…
何故、飽きが来るのだろう…?
時間が、経つと…
何故、楽を覚えるのだろう…?
時間が、経つと…
何故、話は風化するのだろう…?


*わたしは
何が言いたいんだろう?

新春から、
新品の〈いのち〉を
抱かせて頂いた。
新品の〈いのち〉を
ふたつ、抱かせて頂いた。
私の娘の子では、
絶対にないっ!。
ヨダレを垂らして寝る、牛女や、
コタツ根這え病の、牛女達は、結婚は、
『ケッコウ~』ん?みたいな。

一人は、
娘達のお友達の、赤ちゃん♪
私が抱いても、泣かなくて、めちゃめちゃ、ええ奴♪

そして、もう一人は…奈良にとりあえず、出稼ぎに行った、ワメイの嫁の、娘の子♪

お家にお邪魔して、ドアを開けると、部屋全体が、めちゃくちゃ、『エエ香り~』
赤ちゃんの匂い~
全開!全開!全開!

マッタリと、座って洗濯物を畳む、新米ママ!
温めた、もなかのような?ホワホワ顔で、座る新米ママ…
セカセカと、単発に動く、自〇隊員のような、新米パパ!
素早く、お茶を出して下さった…。
ラインを引いたように、動く!
素早い!華麗なる動き!
お空に住む、私の夫の新婚時代とは、超真逆な、動き~!

『やっぱ!秘境はボンネットバスぅ~!』
と カッチンカッチンの…肩が叫んで?いた。

部屋の香り…でふと思った。
多分、私の部屋は、
多分、リビングは…
絶対に…

《線香臭い》 筈!

香りは、自分では、気づかないよね。
オッサン、オバサン化すると、
生活そのものが、
《体臭》
になるものねっ!

生活そのものが、
表情筋を、作っていく。
私は、なぜか、初対面の方でも、表情筋で、性格が予想出来てしまう…
嫌らしい、祖谷らしい、オバサンに成長しています。

出来立ての、赤ちゃんは、どの子も、かわいい…
理屈抜きに、カワイイ~♪

仏様の、お顔も、
どの方も、キレイ。
研ぎ澄ましたように、美しい。

……
……

赤ちゃんと、仏様の、中間が、なんか、汚い…。 嫌…
愛しの、竹野内豊様は、別として…
中途半端な、顔をさらしながら、毎日、毎日、生身の人間が、燃えたら失くなる、
《銭》の為に
生きているんだね。

死ぬまでに、やってみたい事の一つ!

《値札を見ないで、洋服を買う》

死ぬまでに、言ってみたい言葉の一つ!
独身の、年下のオットコ前に向け、

《私のことは諦めて!私は貴方の赤ちゃんは、産めませんっ!創れませんっ!》


……と
言うことで、
祖谷に来るなら、覚悟してね。
《凍結》
覚悟してね。
リアルに、滑るから!急ブレーキなんて、関係なく、滑るから!

かずら橋の近くで、
ボンネットバスの喫茶店を見つけたら、
入ってね~♪
《商い中~》のプレートを見つけたら、入ってね~♪

以上、軽トラのスタッドレスタイヤの溝が、ほとんどない?菜菜子の臨時凍結情報でした!

《ザプイ…》!!!
《でも雪!大好き!》頑張れ!雪男くんっ!























































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