秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(資格 失格斯く斯く然々最終報告)

2011年03月29日 | Weblog
あれは去年の10月半ば。
介護福祉士のお勉強を始める前に、
綺麗で優しい看護婦の、Yちゃんが、(去年一発合格!)受験の際に購入した問題集と
同じものを、私は2さつ、購入した。

わたしは ケチである。
自分には、ケチである。

専門用語の、参考書とか、書店には、バンバン売っているのだけど
購入しなかった…。金額が、高い。

ある日、イケイケギャルの、昭ちゃんから、電話がかかった。

『あのさあ~今、ブックオフに来てるんだけど、去年の参考書、売ってるのよ~
一冊千円!上下巻だから、二千円~安いよ~』

「にせんえん…?」

『参考書は、絶対にいるよ~!専門用語とか、これを見ないと、わからないよ~』

「へえ~?」

『一冊定価2500が、千円だから、お得よ~、新品ではないけどね、役にたつよ~!』

「2冊で…二千円か…買おうか…?じゃあ、買っといてくれる…」

ワタシのココロの声

《二千円ならセーター二枚買える…5キロの米買える…なんか、贅沢したか…?》

で、中古の参考書。
顔も知らない、前の持ち主。

ところどころに
青のマーカーでラインをひいている。
おまけに、チェック問題の箇所には、〇×を付けている。
しかも、回答も、間違っている。

前半は、いろんなラインが、引いてあったり、ぐじゃぐじゃ~~

後半は、
超キレイ。
〇×なし ラインなし。手垢なし!
早い話しが、前の本の持ち主は
《途中から勉強していない!》

このラインの引き方!テキトーな場所に、無造作に付けている、〇×
この参考書の持ち主は、
《若い男子》
多分…
そして、多分、
筆記試験は、落っこちている筈。

合格していたら、
将来、仕事で役立つので、
購入した参考書は、売ったりしない筈。

そして、彼は
きっと、諦めるのが、早い性格。
他にも、やたらと、参考書を購入していたかも…多分…
……
……

すんません。
またまた、勝手に人間分析しました。

ワタシはその
ぐじゃぐじゃの参考書の、不得意分野を、カッターナイフで、切りとばし、
分野ごとに ホッチキスでとめ、ガムテープで補強し、コンパクトな参考書を、作った。
……エコな参考書。

まずは、問題集の表紙に、書いた。

《介護福祉士絶対に一発合格します!》

それから、
学習しなければならない、科目が大量なので、日付を書いて、計画を起てた。

①概論〇日~〇日
②医学〇日~〇日
以下多数科目
省略

年末に娘達が、帰省して、「一緒に遊びに、行こう~」
と誘われたが、
母は、ココロを鬼にして、断った。

『お正月に遊ぶ人と、試験勉強する人との、差が、試験結果にでると思うから
ワタシ、家で、お勉強します。』

……
……
1月に入ってからは、
テレビを、シャットアウトした。
ニュース番組は、特に耳を傾けなかった。
覚えた年号、覚えた様々な数字に、ニュースでの数字が、目に飛び込むと、邪魔になった。
だから、テレビは、見なかった。

二度と、絶対に、
勉強はしない!これっきりと、決めていた。一発勝負と、決めていた。

そして、 本日!
合格発表を、迎えた。
……
大好きな、看護婦Yちゃんの
『試験、受けたらいいのにぃ~』
の一言から始まった、今回の挑戦~!
Yちゃん、勇気をありがとう。


そして、皆さん、応援ありがとうございました。
まぐれな 第二弾で
実技も合格となり
完全合格できました。
喜んでばかりは、いられない。

コテージの、管理人が観光協会から、いきなりの、
『管理人解雇通達~!』

いきなりだよ!!!
突然だよ!!!

続きは 明日!

※追伸
被災地に、ボランティアに行きたいワタシは、娘達の反対と、戦ってます…

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奥祖谷春点描 暮らしの春

2011年03月26日 | Weblog
被爆国の日本はやはり、原発導入を反対していました。
それを心理作戦、マスコミによって世論操作され、
導入されて行く歴史がわかるNHKのドキュメント

福竜丸事件の反核、反米の世論が高揚するなか、日米が協力し民間から行った
世論形成の全貌を明らかにする、現代史スクープドキュメント。1994年放送。

原発導入のシナリオ 冷戦下の対日原子力戦略

http://bit.ly/fMsX9n      是非見てください。




福島原発設計 元東芝の技術者  「津波全く想定せず」信じられない会見

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/278890.html

東京電力福島第1原発を設計した東芝の元技術者、小倉志郎さん(69)=横浜市=が16日、東京の外国特派員協会で記者会見し「1967年の1号機着工時は、米国ゼネラルエレクトリック社(GE)の設計をそのままコピーしたので、津波を全く想定していなかった」と明かした。

 東北地方の太平洋沿岸は津波の多発地帯だが、津波が比較的少ない米国技術が今回の被害の盲点となった可能性がある。

 日本の原子力発電は英米の技術輸入で始まり、福島原発はそのさきがけ。小倉さんは1、2、3、5、6号機の冷却部分などを設計し「1号機は、日本側に経験がなく無知に近い状態だった。地震津波の多発地帯とは知っていたが、批判的に検討、判断できなかった」と話した。2号機からはGEの設計図を改良したが、「マグニチュード8以上の地震は起きない、と社内で言われた。私の定年が近くなってやっと、地震対策の見直しをしたが、それでも大地震は想定しなかった。責任を感じる」と述べた。

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菜菜子の気ままにエッセイ(雪の夜の独り言)

2011年03月26日 | Weblog
雪が散らつく、春の午後。
1000メートルの山々は、雪のタオルを被ってます。
きっと、みんな、同じ『恐怖感・不安感』
にココロが、病んでいると思うから…
私の拙い、呟きで、
少しだけでも、気を紛らわせて頂きたく…?
『何を言ってるの~!1番気を紛らわせているのは、エッセイを書いている、本人でしょう~!』
などと、一瞬思った方…
大当りです。
その通り!

私、自分大好きですから。

きっと、今回みたいな、大惨事になったら、
祖谷なんて、
祖谷の集落なんて、
岩の下に、埋まってしまうんだ!
ただでさえ、普通に、ある日突然、生活道が崩れ落ちてしまうのに…
ただでさえ、普通に、ある日突然、生活道に、石が落っこちてくる日常なのに…

ただでさえ、
勝手に、私有地の山に、新しい登山道を、造られて、バンバン宣伝されて、荒らされる?のに……
話し、それかけました。ゴメンなさいね。


私は、ふと、考えた…。
職務の為に、職務を全うし、
その正義感ゆえに、亡くなってしまった方々。
この村に、
職務の為、正義感の為、村人の為に、
命をかけてくれるような、お役人はいるんだろうか…

……

……

……
浮かばない?
お顔が、浮かばない?
敢えて、一人だけ
ふと 浮かんだ!!!

家族で毎日いろいろと、秘境で頑張る、
消〇署のS君!

あいつは、
いやっ、彼は
いやっ、あの お方は…
命をかけてしまうかも?しれない…

出来れば、お願いだから、
家族の為に、長生きしてほしい…
署員の代わりは、いくらでもいます…
『とと』の代わり、
『パパ』の代わり、
『亭主』の代わりは、絶対にないから、
無理をしないで、下さい。
宙返りくらいで、十分ですよ…

某〇〇字社の
会長さんの、お給料はいくらなんだろう?
社員のお給料は、いくらなんだろう?
灯台元暗し…
灯台元暗し…

『かゆいところに手が届く』
行政機関であってほしい…

避難所で身を置く、方々に、
『多々のストレス』
をかけてはいけない…
知恵を絞ってよ。
被災地ではない、行政機関の方々、
マニュアルなんか、けとばして、
知恵を絞りきってよ!
『家族』を亡くし、
現実と向き合い、
『ココロの痛み』
と向き合い、

次から次へと、
新たな問題が、襲ってくる…

1番優先されなければ、ならない
『生命』
の前で、専門用語も、専門知識もどうでもいいよ…

『安全神話は、崩れました!お願いします!逃げて下さい!』

そう、言ってあげたほうが、
人間らしくて、いいのではないだろうか…

太陽が顔を出し、
一日が始まり
日暮れと共に、家に帰る…
それだけで、満たされていた筈なんだ…

『人間』
に還れよ…

そんな声が、聞こえたような 気がした…

※追伸

我が家が、被災地の近くなら、『我が家を使って下さい』
って、言えるけど…
※冷蔵庫は空ですが…※線香くさいですが…
無力です。
無力ですが、
祈ってます…

『ココロの復興』

がんばろう!
にんげん!

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菜菜子の気ままにエッセイ(老婆のつぶやき)

2011年03月24日 | Weblog
《88のばあば》が
被災地のテレビ画面を、見ながら、ワタシに言った。
『菜菜子よ~…しもへは、行くなよ…しもは怖いぞ…!あんがになるんぞ…!』

「オバヤン、しもだけじゃないよ!!!
祖谷だって、地震来るよ!!!
絶対に来るよ!!!」
耳元で叫ぶように、答えたワタシ

しばし…
続く…
謎のような 沈黙…

老婆は
センベイを一枚、
バリバリと食いながら…
呟いた…

『ようえ~?祖谷はこんわ~高知は危ないわの~』

「高知も祖谷も、一緒じゃよ!地震はどこに来るか、わからんよ!」

『ふぅん…?』


そして・会話は
180度以上、変わり、
突然、ばあばは
話しだす

『芋、買うて来て、くれえや~!
ジャガ芋、みな、植えて、食うのなしんなったわ~
なしんなったら、食いとうなるわのぅ~』

ヘッヘッと
笑うばあば…

叔母さんが、
天然キャラで よかったと…
つくづく、感じる。

叔母さんが
空気を読まない、性格でよかったと、
つくづく 思う。

もし、
叔母さんが、ワタシの母親のような 性格なら、
きっと、いつ来るか、わからない災害に、
毎日、毎日、
悔やんで 悔やんで、
ネガティブに
時間を積んで行くんだ…

叔母さんは、
猿さんや、鹿さんに
畑の中で、遊ばれても、
『猿も鹿も 腹減っとんじゃわぁ~しよないわの~』
と 膝をボリボリと、
かく…

飼っていた
小鳥を、蛇に呑まれた時も…
カマを持って来て、
蛇を切り、
蛇の体内から、グッタリとした小鳥を、取りだしたり…

大量発生した
大蛙を、ゴミ袋に詰め、キッチリと結び、
田んぼに 捨てる…

人間性が
わからない?
どんなに、優秀な脳科学者でも…
叔母さんの頭の中は
解析出来ないだろう…

先日、山林の地籍調査の
確認に 印鑑を持参して、
役所に 出向いた。

山の関係者に、チラッと聞いてみたワタシ…

『なあ?なあ?
この山、委任して見に行ってもらった場所、杉…?あったで?…』
一瞬、下を向きつつ、彼は 答えた

「なかったと…思います…」


あのハゲ山の一件以来、
叔母さんの聴覚障害が、
『罪』
のように 感じる今日この頃の、ワタシです…

毎日、毎日、
同じコマーシャルが流れ、
気持ちが、悪い。
気持ちが、悪いから
テレビを 見ない。

同じコマーシャルを、流す時間が、あれば、
指名手配者の、顔をバンバン流してくれた方が、どれほど、検挙率を挙げられるだろう!
犯罪被害者の
家族だって、毎日、毎日、逃走犯に、悔しい思いで、生きているんだもの!

電波を、上手に
利用してよっ!

もしくは、
〇本放送協会の、
策略か…?

ワタシの…
考え過ぎ…?


まだまだ、
桜の 気配はなく…
早く
春が届きますように!
早く
春を感じられますように!

そして、一歩、前に
進めますように!


がんばろう!人間!
































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奥祖谷春点描 暮らしの春

2011年03月23日 | Weblog
祈り
















































































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菜菜子の気ままにエッセイ(天国からの仕送り)

2011年03月22日 | Weblog
隣村の旧料金所を過ぎた、トンネルの手前に、
《が○く○屋》
と言う、骨○品屋さんがある。
公衆トイレの裏に、建ってあり、少々わかりにくい場所だけど、
知る人ぞ知る!
知らない人は、知らない!
そんな、骨○品店のご主人から、プチ糖尿病予備軍の、丸亀市に行ってしまった
バツイチ女子を経由して、私に届いたものがある…
天国からの、臨時ボーナス!

主人は、亡くなる半年前に、数点の古道具を、持ち込んでいた。

ご主人が、控えを私に、渡して下さっていた。
梅用瓶大
梅用瓶少
ちりき(滑車)
型抜き
ミシン
薬箱
丸のこ 大 丸のこ 中 丸のこ 少
火鉢 ばんじょう

主人が、持ち込んだ、古道具の数々。
きっと、お小遣稼ぎでもしようとして…
あの細い目尻を、さらに垂らしながら、
捕らぬタヌキの皮算用~?
で、ワクワクして、売れるのを待っていた、筈なんだ。

主人が亡くなってから、すぐに
梅用瓶が一個売れて、1200円が、封筒に入れられ、私に届いた。

そして、
四年が過ぎ、先日、二回目の、お金が届いた。
ミシン代金、3000円。
老眼の方々様~!
ゼロを、見間違えないで下さいねっ。
三千円ですよ。

……
……

私には、遣えないお金が、ある。
主人の財布に、キッチリ入ったままの、
主人の生前のままの、お小遣(〇万円)

そして、
1200円
3000円……。

主人が、ちまちまと、貯めた、お金だから、私には、遣えない。

遣わないなら、お金の意味ないから、
代わりに遣ってあげると、うし女の長女は、ケッケッケッと、笑うけど、
主人のお金は、遣えない。
たとえ、火事で燃えたり、水害で流されたとしても、
それは、それで、仕方ないこと…。

天国から、時々届く、仕送りは、
金額なんか、関係ない…
主人と繋がっていられる、唯一の温もりなんだ。
主人を、感じることが出来る、
唯一の時間なんだ…

合計、4200円。
やっぱり……

やっぱり……

超 少な~~い!

この貴重なお金を、
義援金に!!!

などとは、思わないっ……

義援金は、私が
必死で稼いだ、お金で、送るのだっ。

私も、この四年間…
ずっと
《ココロは被災》
していたもの…

ゴンが、逝ってしまってから、
めちゃくちゃ、拍車がかかったもの…

人生には、
色んな出来事が、ある。
私は、まだ、半分しか、書いてない…
と 言うか、
書けない位の、現実があった…

その度に
その現実を、乗り越える度に…

《優しく》
なれた…

そして…
《ココロ》
がくたびれたら、
ひと休み!
山登りと、おんなじだね。
休み過ぎたら、登れなくなる…
適度な、休憩が、難しいよね…

哀しみは、
必ず 癒されるよ…
時間の流れと…
誰かの
《温もり》
によって、
癒されていくから…

がんばろう!
みんなで
がんばろう!
※追伸
4200円を、どうやって、増やそうか…
10倍にしたい…
やっぱり、多い方がいい~
















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奥祖谷春点描 暮らしの春

2011年03月21日 | Weblog















































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奥祖谷春点描 暮らしの春

2011年03月16日 | Weblog
東北関東大震災のエネルギーは想定外であったと人々は云うが
自然現象に果たして想定外はあるのだろうか?

自然の側から、これは人間が想定内という現象ですよ、
などと手加減をしてくれるのだろうか?

日本に於ける地震災害、原発震災について、数年前に
衆議院予算委員会の公述人として見解をのべて原発震災を
警告した凄い科学者がいた。
われわれは、聞く耳を持つべきであった。


http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html

http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html


内容の一部を抜粋

地震と共存する文明を
ということで、私たちの暮らし方の根本的な変革が必要ではないかと考えています。
これは決して地震とか自然災害に対して受け身、消極的にやむを得ずやるのではなくて
これ以外のあらゆる問題に通じると思います。
現在、まあ日本でも世界でも二十一世紀の非常に大きな問題でありますエネルギー
食糧あるいは廃棄物、環境、そういった問題にすべて通じることである。
で、あの私の前の話の地方分権にも通じることだと思います。
そもそも日本列島に居る限り、地震と共存する文化というものを確立しなければならない。
つまり、従来は自然と対決する文明で、それに対して最新技術でもってバックアップしようと
いう考え方でしたけれども、自然の摂理に逆らわない文明というものを我々は
作っていかなければならないと思います。



















































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祈り      SA-NE

2011年03月15日 | Weblog
毎日 海風に癒されながら
毎日 自然を愛しながら
毎日 誰かに 感謝したり
毎日 神様にお祈りしたり
毎日 ご先祖様に手を合わせたり
毎日 愛する者達と、 毎日 当たり前の時間を、重ねていた…

全てが 数分で消えてしまった…
生命の星
生命の大地


全ての 哀しみに
今 チカラになっているのは、

やっぱり
《人間対人間》
の絆 支え合い…

それぞれに
出来る事を 考えよう 前に 前に
消えてしまった
魂に 向けて

生きられなかった方々に、恥じないように
今一度
今を 生きよう…

蒼天の 空に続く
空はなく
この空のみ
空のみと知る

合掌

そして
未来に!
ガンバレ 人間!













































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奥祖谷春点描 暮らしの春

2011年03月11日 | Weblog
気温は低め、シャキっとした空気だが陽ざしがあり気持ちいいので
久保集落を散歩しようと出かけたところへテラオの兄さんから打ちたての
蕎麦を食いに来んかえと誘いの電話、二つ返事で車に飛び乗った。

久保蔭のOさん宅でテラオの兄さん美味いそばが食えるでとニコニコ顔
Oさんはすでにそば粉を捏ねていたが、まったく手馴れたもので、見る見る
美味しいそばができあがった、奥さんが茹でてくださりいただいたがほんとに
美味かった、ご馳走様でした。

美味しい蕎麦を食して、集落の散歩に出かけ、人々が忙しく畑仕事や工事に
精を出しているなか、時どき手を休めておられる人たちと立ち話に一時の
喜びを感じて家路に就いた

翌日の遭難事件に祖谷の人々は大変びっくりした、しかも十数人に及ぶ
ことに、救助を急がねばと仕事を放り出しての救助であった。

数日たったいまでは最近の山歩きをする人たちのが地元の山々を勝手気ままに
遠慮会釈無く歩き回り、地元の迷惑を顧みない登山者に地元人は口々に怒りを
表わにして、遣り消えない思いだけが残る日々である。

























































































































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奥祖谷春点描 暮らしの春

2011年03月09日 | Weblog
奥祖谷春の暮らしが動き出した、集落の彼方此方でゴウシモ(ジャガイモ)の
植え付けに忙しい毎日が続いている。

時ばあばのところでも、箸蔵にいる娘婿さんが手伝いに帰ってきていた
何時もなら小1時間も世間話になるのだが、この日は僕のほうが遠慮して
4,5分の話で切り上げさせてもらった。

春の暮らしに忙しい日々に、一昨日の雪山の遭難事件で祖谷の衆は
手をとられて、大変な迷惑を被った。














































































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菜菜子の気ままにエッセイ(資格 失格 斯く斯く然々②)

2011年03月07日 | Weblog
恐怖の一日が、無事に終わりました。
『あがるよ~!』
『頭が真っ白になるよ~!』

聞くだけで、
ビビりそうな、アドバイスを頂き…

クマのぬいぐるみを、障害者に見立て、独り言を話しかけた、
異常な…?一週間が終わり…

で…
結局…
心臓に黒カビが生えたような?ワタシには、
やっぱり、
『アガル…』
などと言う言葉は、関係なく、
できなかった点は、
多々ありましたが…
なんとか…?強引に…?無事に終わりました。
あとは、29日発表の、結果待ちです。

『イチカバチカ』
の人生の繰り返しだった、ワタシ…

いっぱい、勉強できました。
試験でもなければ、
こんなにたくさんの事は、お勉強できませんでした。
お勉強した事は、半分しかでなかったですが、楽しかったです。
これで、また、勉強した事を、誰かに
『おおぼら』
を吹きながら、教えてあげられます。

明日から、一週間。
筆記試験で、解けなかった、問題を、
おさらいしようと、思います。
このままでは、出題したオッサン?に負けた事になる~!

『頑張ってみる』
のも、たまにはいい!
今まで、誰かの為だけに、頑張ってきたワタシは、今回、初めて自分自身の為に、頑張った。
六年前から頑張った、介護の仕事に、何らかの結果を残したく、
残りの人生…
何がやりたいのか、模索する日々。
贅沢な、思案の日々…
介護の、仕事は
待遇が悪ければ、正直、疲れます。
身体は、どんどん不調になり、
お小遣稼ぎで、やるのなら、少々妥協は出来ても、生活全般がかかってくると、
マジで、思案します。贅沢な、お悩みですが…。
村は、
日本が、
超高齢化のわが国。

様々な方々が
自分の価値観のもとに、
〈医療・介護〉の分野につく。

あのね、大切なことは、
大人になっていく、子供達に、忘れられていく〈道徳観〉を再び、養う事では、ないだろうか…!
〈痛み〉を知らない、
〈痛み〉から目を逸らせる方々が、
〈他人を思いやれない〉方々が

本当に、
〈人間対人間〉
を、実践出来るのだろうか。

医療技術の進展に伴い、延命治療がなされ、認知症の方々が増え…
その方々は、優しい『言葉』と言う名の、処方箋で、癒されていく…。

誰だって、
徘徊なんか、したくないよね!
愛する者を、家族の名前を、忘れたくないよね。
認知症は、家族にとっては、辛い現実だ。
ワタシは、想うんです。
今を みつめればいいと。
過去の親が、どんなに凛々しくて、毅然とした生活を、送っていたからと、言って…
それは、

過去の事。

今の、認知症の、
壊れかけている、相手を、
ただ、愛すればいいと。
理屈ぬきで、愛すればいいと。

すべてを、愛してみようよ。
あなたが、生まれてきた事、
あなたを、この世界へと導いてくれた、親に
どんなに辛い時でも、抱きしめてあげようよ。
それが、やがて旅立つ魂に向けての、
最上級の贈り物なんだ。
あなたの名前は、忘れてしまっていても、
あなたの今の手の温もりは、伝わるからね。

以上、
認知症を考える、
試験に落っこちる?かもしれない?
大ぼら吹きの、
ワタシのメッセージでした。

介護とは、
会護なんだ…悔後であっては いけない…

※落ちたくないよ~ ウエ~ン

追伸 次女は
本日も、スキーに出かけました…


















早朝突然に、牛の背で十数人の登山者が道迷いで遭難、110番に救助要請のニュースが
飛び込んできた。
詳細は不明

通常の登山道を歩こうとしない登山者の最近の風潮に地元の人たちは
救助にも、山の管理にも、大変迷惑している。
登山者はどれだけ、地元の人たちに、山の管理に、迷惑をかければ気が済むのか。


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奥祖谷春点描 暮らしの春

2011年03月05日 | Weblog
かっての日本の里山生活をパーマカルチャーとしてデザインし、実践する上で
基本となる価値観は、地球への配慮であり、 地球の存在なしに人間の存在はあり得ない

人々への配慮では一番近しい人、自分自身、家族への配慮、さらに自分の家族が
生活している地域社会への配慮であり、資源を共有して 他者から奪うことなく
分かち合い 与え合うことが大切である。


パーマカルチャーを実践、デザインするときの基本的なライフスタイルは
関連性のある配置を考慮して、適材適所に配置、他者とのつながりを大切にする

ものごとに多くの機能を持たせる、農業であれ、林業であれ、得意分野を持ち
さまざまな個性が存在した方が豊かな社会になりうる。

効率的なエネルギー計画 移動も効率的にシンプルな生活を心がける、そのためには
生物資源を使う、生き物を使って仕事をしてもらう、実は人間が一番身近な生物資源
自分の体を使おう。

エネルギーを循環させる、ポジティブなエネルギーを循環させ、ネガティブなエネルギーを
垂れ流さないために、小規模集約システム、小さく始め、そこに持っているエネルギーを
十分つぎ込む。

みんなが違ってもいい、多様性を持ち、触れ合うことでエネルギーを増幅させる
観察することで美しいパターンを見つける日常の立ち居振舞いを見直す
実はこれが一番大切であり考え方のパターンを変えるように勤めることが肝要
問題は自分自身の中にあることを自覚して、悪いことは、良いことでもある
競争ではなく協力しあい負荷を最低に無理をしない。

自然と共に作業する、人間は自然を支配できないのだからバランスを取る。


これらの要素をその場所の中にどのように配置するかによって、各要素間に
どのような関係をつくり出せるかを扱うのである
その狙いは、生態学的に健全で、経済的にも成り立つ一つのシステムをつくり出すことであり
それぞれの要素にとっての必要がそこで満たされると同時に、搾取したり汚染したりすることの
ない仕組みであり、長期にわたって持続しうるシステムである。


植物や動物の固有の資質とその場所や自然的特徴を活かし、最小限の土地を活用して
都市部にも田舎にも、生命を支えていけるシステムをつくり出していく。




















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菜菜子の超ショートエッセイ(88星人のお願い)

2011年03月03日 | Weblog
『行くのたいそいきん、年金、郵便局で、ひいてきてくれえや~』
※カードを造っていない…
銀行のカードは、ワタシが預かっている。

「無理よ、本人でなかったら、お金はおろせんよ~」

『風邪ひいて、寝よるきん、郵便局まで行けんって、言うてみてくれえや~』
※嘘…お煎餅食ってます


この前も、
『郵便局の通帳に、年金入れとって、くれえや~入れるのは、誰に頼んでも行けろう~?』

「年金って、どこにあるん?お金は?通帳しか、でてないでぇ~?お金と通帳、預かって帰るわ~!」

『お金はここに、入っとろ~』
※通帳を見る、老婆…
「オバヤン、年金は振込みじゃけん、そのままにしといたら、自動的に、通帳に残るんよ~!」

『まっことや~?』

頭がぐじゃぐじゃになる……雪まじりの午後…
おしまい♪














福寿草



















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奥祖谷春点描  暮らしの春

2011年03月01日 | Weblog
自然と人間、動物と人間の良好な持続可能な環境を再生させるためには
パーマカルチャー 里山文化再生への誘い、若い人の里山生活、農業、林業
などへの定着が急務である。

パーマカルチャー人間に持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系
パーマネント(永久な)とアグリカルチャ-(農業)カルチャー(文化)

自然のシステムをよく観察する、伝統的な生活(農業)の知恵を学ぶ
現代の技術的知識(適正技術)を融合させる。


自然そのものを観察し、伝統的文化の知恵を学び、現代の知識を融合させ、
全ての人に適応可能なようにまとめられたライフスタイルのデザインシステム
忘れ去られてしまった常識を再編成。

日本の里山文化、日本でかつて当たり前にあった、人と自然が有機的
生産的な空間、村落共同体と自然環境(生物、田畑、森や山、水、空気など)
が存在し、人間が周りの環境に働きかけ(食料や建築素材の栽培・採取、薪の
エネルギー利用、山林の維持管理など)その生活から生み出される知恵や技術を
ベースとした永続可能なコミュニティー文化を作り上げていた
もう一度、日本の伝統を見直してみよう。

















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