秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(番茶と前線、時々テラオ)

2021年05月26日 | Weblog
前略。
わらしべ長者の手元に、祖谷の新茶が届いた。
シナリオ通りの展開に、申し訳ない気持ちと、この番茶独特の香りを嗅げば、
この上ない初夏の幸福感に浸れる。
ありがとうございます。千切っただけの葉わさびに対し、この手間暇掛かった番茶のお返し。

もう、新じゃがは望みません。あの急傾斜地で作った大変な労力を要する、
ギュッと実の絞まった新じゃがを欲しいなんて、少しでも食べたいなんて、
これ以上望めば、バチが当たります。本当に本当に、望みません‥‥‥。

で、世の中は、今、お注射の報道祭り。私はジャーナリストではございませんので、
難しい専門用語は知りませんが、オカッパ頭的見解によりますと、なんかね、
戦争に駆り出される前の、国が国民を煽って操っていたような危うさを、感じるのでございます。

『敵は、未知なるウイルスだ!国民が一体と成り、ワク○ンを打ち、この戦いに勝とうではありませんか!』
『早く打ちたくて、堪りません!』
『予約がとれて、嬉しくて嬉しくて!』
『チクッとしただけです。とても安心しました。家族に電話しました!』
みたいなインタビューを、揃えてメディアは伝える。

一年前の報道は、マスクと自粛。
ダラダラ続いている、緊急事態宣言。
緊急の言葉が、死んでいる。
擦り傷でも救急車を呼ぶ感じに近い、救急性が、意味を持たなくなった。
ワク○ンを打つ者が、絶対的に正義みたいなこの今の現状。
メディアの報道、コメンテーターの言葉も、どんどんワク○ン絶対論で、加速している。

このままの流れで行けば、店の入り口にワク○ン接種済カードを翳してから入店。
カードの無い者はお断り。それは全ての公共機関で適応され、それが当たり前の社会になっていくだろう。
これが、集団心理につけ込んだ、ある意味の洗脳スタイル。
多分、この流れだと、仕事に就いている人は、強制的に接種へと追い込まれる。
断れば、その職場に居られなくなる流れになる。
『ワク○ンハラスメント』だ。

無料なんだよ。インフルエンザのワク○ンは有料なのに対し、無料なんだよ!
急ピッチで認証された、ワク○ンなんだよ! 
一回体内に入れて仕舞えば、吐き出すことも出来ない、もう二度と後戻り出来ない。
精一杯の予防は出来ても、吐き出すことは出来ない。
ワク○ンを2回接種しても、感染している!
それは何故なのか!

そうです。人間は誰一人として、同じ染色体で、出来ていないからです。
若い女性に副反応が多いのは、多分新鮮な女性ホルモンの影響だと思います。
何故、老人は副反応が少ないのか、それは細胞が、殆ど新鮮でないからです。グジャグジャだからです。
私はなんて、適当な見解を呟いているんだろう。

ついでにもう一つ、適当に呟かせて頂くと、気象庁から激怒されると思いますが
(※気象庁の人はこのブログ知らないと思います)
あのね、梅雨に入っていないと思います。
あのね、マスク生活で五感が劣化したのか?嗅いでも嗅いでも、
梅雨の匂いがしないのでございます。
これはただの普通の低気圧前線。

適当なことを呟くな!って、職業で無いから、責任を取らなくて良いからね。
適当に個人の見解を呟いて罪になるのなら、テラオのアニさんのてんご新聞は、
何十回も訴えられておりまーす。あれはある意味、紙面上での、文字のデモ行進でございます。
ウイルスとの闘いは、まだ始まりに過ぎない。
打つか?打たれるか?

YESかNOか。
あなたは自分自身か?
渦の中に入ってはならない。
時には俯瞰で物事を見るのが、勝ちになる時もある。

そんなある日。
このブログの主様との電話での会話。
『予約がスムーズに出来てなあ、ホッとしました〜』

主様、何よりでございました。

            草草
          
























































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菜菜子の気ままにエッセイ(食文化・熱く語りて・外は雨)

2021年05月19日 | Weblog
自粛生活が長引く今、
食の安全が注目されている。その中に於いて全国のユーザーから熱い視線を向けられているのが、
秘境祖谷地方で栽培されたこんにゃくである。

無農薬の畑で栽培されたと言うよりも、出荷を前提としない彼女の畑は、
昔からそのような科学肥料は使用しない、その存在さえ知らない彼女にすれば、
それはごく当たり前のことなのである。

収穫した蒟蒻芋を、鉄鍋で炊き、炊き上がったら小さく切り、ジューサーに入れる。
昔はすり鉢で練っていたのに、便利なものを友人に貰ったと、彼女は笑う。

さっきまで芋だったものが、数時間後には、粘りをもつ食材に変化し、
灰から取った天然の灰汁を時々足しながら、手の感覚で何度も混ぜていく。

私達が取材に訪れた時は、「初めての事で、緊張します。誰がこんなに、広めたんですか」
と彼女は恥ずかしそうに笑うが、70代後半とは思えない位、動作は機敏である。

彼女の作るこんにゃくを、2年前に帰省していた知人の息子さんが食べた。事の始まりは至ってシンプルである。
この息子さんは、東京で暮らしていて、こんにゃくを食べるのはコンビニのパックに入ったおでんの具のみ。
彼女にお土産を持参し、10年振りに訪ねた時の出来事である。

こんにゃくを手のひらで丸めながら、大鍋に入れ、沈んでいたこんにゃくが、浮きあがってくる。
浮きあがったこんにゃくの表面を、掬い網の木の面で突いている。暫くして一つを掬い上げ、ザルに入れる。
こんにゃくの色は灰色と赤錆色を僅かに足したような、何とも複雑な色合いだ。

『食べてみる?』
と聞かれ、彼は食べられるのか?と問い直した。
『さしみで食べたら、美味しいから』
と彼女に勧められるまま、少し冷ましたこんにゃくを手でちぎり、醤油をかけて一口、かじった。
口の中で広がる、歯応えのある食感と独特の芋の香り。滑らかでいて、舌に残る繊維質の風味。
一口目を食べて、醤油を少しかけて(手のひらの隙間から、醤油が流れていく)二口目。

こんにゃくって、こんな味だったのか!それまで彼は、スポンジを噛むような
こんにゃくの食感しか知らなかったから、そのこんにゃくの風味に、酷く感動した。
そして、ツイッターで呟いた。
祖谷のこんにゃく、絶品!
こんにゃくって、こんな味だった!
本物が、故郷で眠っていた!

その呟きが、瞬く間に拡散され、そして世界に発信された。
が、一年前から自粛生活となり、誰もがこの場所を、特定出来ないでいた。
祖谷地方と言っても、広い。
西祖谷を祖谷と呼ぶ人もいて、地元の人は蕎麦もこんにゃくも、自分で打ったり、作ったり出来る。

我々地方の取材人が、東京のテレビ局から依頼を受け、ようやく彼女に取材許可を得た。
徳島ナンバーの車だから、村の人の冷ややかな視線も受けずに済んだ。
他県のナンバーに神経質になっていると言う、情報もあった。

本物の味に行き着いた私達は、思案した。
この場所を特定されない様に、情報を届けたい。
そもそも、それを届けて何か良いことはあるのか?彼女の平穏な暮らしに、何かしらの、弊害が生じないか。
知りたい、見たい人がいるから、情報番組は成り立つ。スポンサーも付く。
思案しながらも、仕事と割り切り、今回の取材を終えた。

確かに、あの酷道の先に、山々に隠れた集落に、本物の味が在ることを実感出来た。
たかがこんにゃく。されど、こんにゃく。
秘境、祖谷。
未知なる魅力の詰まった山里。

深い山々の渓谷から、霧が駆け上がっていくその一瞬、一瞬で変わる景色は、
モノクロ画のように聡明で、自然界が無言のままで、地響きを起こしている様に見えた。
流れる風は、静かに空に続いていく。風が呼吸している。
再び、この村が、県外客を笑って迎える事が出来る日が、
1日も早く訪れることを祈りながら、今回の取材後記とする。


オールフィクションでお届け致しました、祖谷こんにゃく宣伝?バージョンでございました。
本当に、美味しかったです。
彼女の作ったこんにゃく。
やっぱり、本物は在ります。

            草草






























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初夏の装いに樹林たちも元気に

2021年05月10日 | Weblog



































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菜菜子の気ままにエッセイ(雪とマスクと私とワタシ)

2021年05月05日 | Weblog
前略
先日は剣山に雪が降り、もう本当に
『おっとろっしゃあ!』で御座います。※祖谷出身地の皆様、祖谷弁忘れていませんか?
大切な方言は、忘れてはダメだよ。
ゴールデンウィークも無事に終わり、大歩危、かずら橋は本当に凄い数の、県外ナンバー。

関西関東方面のナンバーも目立ち、愛媛、香川なんて、お散歩みたいに訪れてくれてます。
有難いような、有り難く無いような?
でも、自粛自粛が一年以上も続けば、無理ないよね、と思います。
私はこの一年以上、毎日のマスク生活において、マスクをしての入浴介助とか、生活援助とか
訪問入浴車の道具の運搬で、酷く体力を確実に消耗しました。

何故か?マスクによる何らかの要因なのか、喉を痛めております。
マスクを外した休日は楽なのですが、マスクを付けてお仕事を始めると、日中には喉が痛くなります。
去年の夏、感染予防の割烹着を着て、マスクをつけて炎天下、仕事をしていた時
一瞬頭が別の空間に飛び、足が浮いたみたいになりました。
息を吸い直し、再びマスクを付け、入浴介助しました。あの時は辛かった。

この一年、面会出来ない今の状況下で、自宅でターミナルを迎えたいと希望する方々も、増えました。
家族様が希望するのです。産まれて初めて産湯に浸かり、その人の人生で最後のお風呂になるのかも知れない……
そう思った時に、必然と介助する時は、いつも以上に神経を遣います。
ターミナルの方は、援助中で何が起こるか判りません。

私は最近では、その利用者があと何日で亡くなってしまうのか、判るようになりました。
死臭といいますか、何十人もの利用者とお別れしてきて、自然と判るようになりました。
※何の自慢にもなりませんが。

在宅介護をしながら、精神的にも、体力的にも病んでいく介護者もおります。
それが在宅介護の今の現状です。
ステイホーム、ステイホーム、自粛、自粛と言われなくても、私達は皆、やがては嫌でも動けなくなり
ひきこもらなくてはいけない現実に直面します。それが、老いていく現実です。

高齢者は、日本の国を築いてきた大切な方々です!大切にしましょう!
なんて言うのは、綺麗事だと私は思います。みんな、唯、自分自身の毎日を生きただけなのです。
毎日を生きてきた延長線上に、高齢者と言う枠があり、それを支えているのが、現役世代です。
私達は昔に比べたら2倍近い社会保険料等を、給料から引かれています。
労働条件も悪く、某国に従うように、非正規労働者で溢れています。
働いて働いて、体も壊していき、先延ばしにされていく年金の、金額も更に更に削られて。
抵抗力のない高齢者を優先し、ワクチ○接種を進める。

施設の高齢者が、優先的にワクチ○を打っている。貴重なワクチ○なら、現役世代が先ではないだろうか?
大切なのは、これからの社会を継続させていく、若者ではないか?
面会出来ないのに、外部からウイルスは入れないのに、入所者より職員が優先ではないか。
職員が感染しなければ、入所者に感染させない筈。

感染しない為のワクチ○?感染させない為のワクチ○?感染しても大丈夫!なワクチ○?
インフルエンザ接種は有料なのに、国を挙げて無料!って、無料と付く始まりは、
大体何かしらに操られる仕掛けになっていることに、何人が気づいているんだろう。

今、外で猿の群れが、頑張っている。
家の外のバケツを?蹴ったか?
昨夜はベー軍の飛行機も、頑張っていた。
私達は、多分、みんな、奴隷です。
銀行のマイナンバー義務化。会社には、マイナンバーの提出。
全ての個人情報は晒される。

でも、唯一の救いは、私のココロの中は誰にも見られない事!
このことだけは、唯一の救い!
わたし、ワタシ、私しか知らない!
そんな、私はスーパーでお刺身を買い、2個余分に醤油とワサビを取りました。
銀行のATMでは、相変わらず袋を余分に、頂いております。

無料で撮れる、祖谷の生まれたばかりの新緑は、本当に素敵で、
もう、ありがとう!って何回雄叫びを挙げたことか。
祖谷出身の皆様に、この空気を感じて頂ける日が、1日も早く来ますように。
とりあえず、今回も同じ言葉で〆ますっ!
  まっこと!うつるなよー
             草草。














































































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新緑の山を誘いて

2021年05月04日 | Weblog






















































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