秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

暮らしの初冬 里に初雪が舞う

2013年11月28日 | Weblog

今朝から里では粉雪が降ったり止んだりの一日でした、あまり寒くない気温でした

山のほうは前々から降ったりしていましたが、里では今季初雪となりました

毎年この頃になりますと雪が降りますが、道路などは気温が高いので積もることは無い

これからは降ったり止んだりを繰り返して本格的な積雪になることでしょう























































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菜菜子の気ままにエッセイ(ジャガ芋とあんドーナツと冬布団)

2013年11月22日 | Weblog
高知の従姉妹から、電話がかかった。
『母ちゃんの冬の布団、家にあるがを、すまんけんど、持ってきて~
母ちゃん、家にあった布団がよかったって、言うがで~
また今度来る時で、ええきにね~ほなね~』

…で
予定のなかった本日休日。
久しぶりの非日常~
山の上のヴヴヴ星人の空き家を目指す
お墓の掃除も兼ねて、あんドーナツ(※賞味期限印字なし)と、缶コーヒーを必須して
現地着
とりあえず、景色を見ながら、しばしボーとくつろぐ。
ワタシ…ヴヴヴのお家の庭から見える風景が、1番落ち着く
こんな場所で、毎日畑で遊び?ながら、のんびりと暮らしていけたら、なんて幸福なんだろう…
※病気にならなければの 話

…で
全ての用事を済ませ、次に向かった先は、ヴヴヴのお友達のおばあちゃん宅
お土産の軟らかいお菓子を持参して、お顔を見に行きました

『おばちゃん~おるで~~』
おばちゃんは、昼間の幽霊のように、納屋からスーッと 現れた

「まあ~菜菜子さんか~~なんぞ車の音みたいなのしたと、おもたんじゃわ~~
わたしゃ今、芋、よりよったんじゃわ~」

『おばちゃん、腰はましになったん?』

「まし・まし、ちぃと使いすぎたんじゃわ」
『あんまり、無理したらいかんよ~これ、お菓子食べなよ~』

「まあ~こんがにせんと、ただ来てくれたらええのにのうや~」

ココロ良く 受け取る おばちゃん
久しぶりのお菓子か?
『まこと、芋いるか?』
「え~~!芋いけるん~?」
※注※ここは 大きく声を張り上げる
思いっ切り口角を 伸ばすように、歓声をあげる

『きてみ~今納屋で、よりよったんじゃわ』
おばちゃんは、畑仕事を一人で全部、こなす。広い広~い畑。
おばちゃんは、野良仕事に於いては、プロフェッショナルだけど
それ以外のことになると、
『ダイジョウブ?????』
と ワタシは、めちゃくちゃ心配してみる

前に こんな事があった

東京で暮らす息子さんから、宅急便が届いて、中にケースに入った
〈コロコロローラー〉のハンディが入っていた。
あの 白いプラスチックケースに、入ったコロコロね。

…で
おばちゃんは ワタシに聞いてきた。
ずっと 解らないで、取り出せていないのだと 言う

『菜菜子さんよ~これの出し方が、解らんのじゃわ~中は見えるんじゃけど
なんぼにも、うまいこと、外せんのじゃわ~』

斯く斯く然々
早い話
プラスチックケースは、一本の輪ゴムで、固定されていた。
ケースの蓋は開けているのだけど、輪ゴムがかかっているから
本体のローラーが、取り出せない…

『お・おばちゃん…この輪ゴム、外したらいけるんよぉ…』
輪ゴムを外した ワタシ

「まあ~よかった、よかった、わたしゃ、どんがにしたら、使えるんかとおもうて
ず~とあずりよったんじゃわ~」

輪ゴムも 商品の一部だと、信じて疑がわなかった 老婆
標高800メートルの、非日常…

で 二人で
畑に 出て
大根を抜きながら
しばし…ヴヴヴ星人の 思い出話…に花が咲く

土佐で生きているのに
まるで、
仏様に なった人を
偲ぶような
二人の会話
ヴヴヴよ ゴメンナサイ~

皺くちゃな 小さな手で
祖谷の食文化の一端を担うおばあちゃん達
まさに
祖谷マジックッの
スペシャリスト達
みんな、死なないで
なるべく 死なないでっ!
と 天を仰ぐ
わたくしで 在りました。

草 々










































































































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暮らしの初冬 薄っすら雪の自然林は寒々として

2013年11月21日 | Weblog


ピューピューとこがらしの音に身体が冷え冷えと悴んでくる、薄っすらと雪が

あり、草木も白くなって、まさに、冬本番となってきた

寒冷期に向かっているとのことであるが、今年は事のほか寒さが厳しくなりそうな

ドカ雪や深雪に悩まされるのであろうか、冬の暮らしはお年寄りには苦労が多い




白雪の薄らと木々に咲きにけり暮らしの老の苦労偲びて

枯れ果つる芒に宿る白雪に透かして仰ぐ祖谷の山々

枯れ果つる柴の庵に降る雪は寒々とせし木枯らし吹きて

雪降れば野べの小径も埋もれて病ひし老は冬ごもりかな

久保の里ひとり住みける老婦をば深雪来ぬ間に訪ふ思ひかな

雪分けて山の小径を登りをり花の咲きける心地こそすれ

思へただ深雪となりし祖谷のさと暮らしの老の嘆きこそ知れ



柿落葉未だ掻く人なかりけり

快晴に風なかりけり木の葉散り

空青し旅出づるなり夕時雨

木枯らしや吹き疲れなり月出づる

刈りあとや竿を叩きて蕎麦実出づ



























































































































































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暮らしの初冬 冬枯れの山々に魅せられて

2013年11月20日 | Weblog

ふと、目線を転ずれば、透き通るように冬枯れの風景が緩やかなスロープを

なして、凛とした木枯らしになって通り過ぎていった




































































































18日のyahooニュース


太陽に元気なし…寒冷化予兆 11年周期の磁場転換起きず、黒点も最少

SankeiBiz 11月18日(月)10時58分配信

太陽に異変が起きている。今年は太陽の活動が強くなったり弱くなったりする11年周期の中で、活動がピークになる年(極大期)に当たり、通常なら、太陽の北極と南極の磁場が入れ替わる「極域磁場転換」が起きるはずなのだが、いまだに起きていない。さらに、活動ピーク年には増えるはずの“太陽の元気のバロメーター”とされる「黒点」も今年は異常に少ない。今後、太陽は活動の低調期に入り、併せて地球も寒冷化すると指摘する専門家もいる。「全く元気がなくパッとしない。明らかに異変が起きている」。米航空宇宙局(NASA)の研究者、ジョナサン・サーテイン氏は先週、今年の太陽の活動を評して米メディアにこう語った。
 観測史上、太陽は11年ごとに北極と南極の磁場が入れ替わることが分かっている。その詳しいメカニズムは不明だが、当該年は太陽の活動が最も活発になる年で、主に高緯度地帯に多数の黒点ができる。黒点は磁石のように強い磁場が起きている場所で、磁力によって太陽内部の熱が表面から放出されるのが抑えられているため、周囲より低温で黒く見える。黒点の地点は低温でも、その総面積は太陽のほんのごく一部であり、黒点が多発する時期は太陽全体のエネルギー放出量は増大する。

 太陽の活動ピーク年には、常時150~200の黒点が観測されるのが普通で、大量の電磁波や粒子が放出され、こうした太陽嵐によって地球上の電信施設が損傷を受けることがしばしば起きてきた。しかし、今年はこれまで、観測される黒点は概ね50~100ぐらいにとどまっており、ここ200年で最も少ないと言われている。

 また、NASAは今年8月5日、「黒点は少ないが、3~4カ月以内に極域磁場転換が起きるだろう」と予測したが、3カ月半が過ぎた今でも、明瞭な兆しは現れていない。2006年9月に打ち上げられた日本の太陽観測衛星「ひので」が集めたデータによると、太陽の北極はすでに昨年から磁場がS極(マイナス磁場)からN極(プラス磁場)に替わっているが、南極は依然としてN極のままの状態が続いている。その一方で低緯度地帯(赤道近辺)にS極が現れ、観測史上例がない「太陽の磁極の4極化」という異常現象さえ起きている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターで太陽磁場周期について研究するアンドレス・ハラミージョ氏は「生存している科学者で、これほど弱い太陽周期(活動)を目にしたことがある人はいない」と指摘する。

 かつて、今年と似た現象は17世紀にも起きている。その時は約70年間にわたって黒点がほとんど出現せず、地球は寒冷化した。記録によれば、当時、ロンドンのテムズ川では冬にスケートが楽しめたといい、日本でも京都のサクラの開花が極端に遅れていたことが文献によって分かっている。

 では、今後、地球は寒冷化に向かうのだろうか。太陽活動の低調化による波及効果は温室効果ガス排出量増加による温暖化現象を打ち消すには至らないとう見方がある一方で、「地球は間違いなく寒冷化に転じる」(大気海洋地球物理学者の中村元隆氏)と断言する専門家も決して少なくない。(SANKEI EXPRESS)

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菜菜子の気ままにエッセイ(氏神様とトンネルもしもし一直線~!)

2013年11月16日 | Weblog
匂いのしない 冬が、今年も礼儀正しく、祖谷山を 包んでいく
人間界の ギトギトした流れの上空から、自然界は沈黙のもと 黙々と淡々と
ただそれを 繰り返して行く。

……
……
カッチョええ
なんか この書きだし
いかにも
あれよ なにやらよ
それよ あれか
そうじゃ そうじゃ
そのことよ
まっこと まっこと
そう 言よったわの~

久しぶりの
《祖谷弁》
で ございます。
高い山々は うっすらほうかぶり~
狛犬様も
デビュー前の
ほうかぶり~
気がつけば ワタシの在所の 氏神様が
新築に なっていた~!
……
一件 35000円
負担金
夫婦共稼ぎとか
そんなの 関係なく
一件一律 35000円 現金支出~キャッシュだ!
もってけ ドラえも~ん区長~~!お釣りはいらないよ~!

……で
いつ降っても
ダイジョウブ
タイヤ交換を済ませた本日は
『しゃぶい…』
寒いを 少し 通り越し
『シャブイ…』

また あの
アイスバーンな日々が始まるのだと思うと
正直 ぞっとします

ついでに
あの 昭和48年に造られた祖谷トンネルが、かなり かなり 老朽化していて
あちらこちらから 水が トンネル内部に 漏れているのだ…
この トンネルが 崩壊したら、国見山経由しか、ルートがない
※ルートの話 ここはテキトーに書いてみる

…で 斯く斯く然々と
西部総〇県民局に、いつもの パターンで、お電話してみた

忙しいのか?
5分ほど 電話が繋がらなかった。

『祖谷トンネルって、ダイジョウブなんですか?』

「時々、点検は、やっているんですが、なかなか予算がなくて…はい…」

『点検って、あれはかなり大掛かりなことをやらないと、大変なことになりませんか~?』

『は…い、まあ…予算が……』

『お願いします!あのトンネルが崩壊したら、大変なことになりますから』

『わかりました…』

…ココロの中で
叫んで いた
祖谷弁で 叫んでいた

『予算!予算!って祖谷に住むしらの命がかかっとんぞ!!!!
えぜえぜ言よる暇あったら、見にきてみ!!!水、流れよるわ!!!
机の上だけで、パソコンだけで 仕事せんと、たまには、体つこうて、現実みてみ~!!!
痛風になるぞ~!』

全ての言葉を飲み込んで、
「よろしくお願いします」
と言う 腹黒いわたくし

……でも
あのトンネルが 崩壊したら
ちょっとは、お仕事に行かなくてすむかも…迂回路はどんな事情か 知らないけれど?
二、三日は休めるかな?などと 予想してみる 無責任なワタシ

頭上にだけは、落ちて来ませんように
とりあえず 35000円分氏神様?にお願いしてみる

紅葉真っ盛りです
祖谷トンネルに入る前は、叫びながら 全長1キロ直進してくださいね

『落ちな~~!こんがなくで、死にとうないわ~~!母ちゃん~!父ちゃん~!頼むぞよ~~!』

皆様のご無事を
心よりお祈りいたします

草 々































































































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暮らしの初冬 祖谷川の流れに身を任せて

2013年11月15日 | Weblog

祖谷山の木々は寂しき冬枯れ、祖谷川の水は透き通る哀しさを秘めて流れる様

はらはらと舞ひ落ちてゆく紅葉の行く末は如何ばかりや

風の気ままに翻弄されて好みを得ずして散り散りと分かれて落ちてゆく落ち葉を

侘しきことなりと思ふはやはり初冬の寂しき風景の為せることであろうか


散紅葉行く末告ぐることならじ

冬晴や気ままに雲を置きにけり

水音や押し寄せ来たり落葉かな

寂となり紅葉散る音苔の上

風に聞け大空舞ひし落葉かな


祖谷川の水底潜り散りもみじうき世のあわれ色に染めにし

落ち葉敷く野べの小径に分け入りし残り紅葉に時雨れてあわれ

こがらしに木の葉の散りし祖谷山に入りて染めにし心の色を



初冬の祖谷川のこころに映せし風景などを詠みけり、奥祖谷の冬の厳しさを思ひやると

老ひの身はこころ重たし

























































































































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暮らしの初冬 粉雪が舞う山々

2013年11月12日 | Weblog

北日本の寒波の余波を受けて祖谷の山々に薄っすらと粉雪が舞う一日でした

まだ積雪にはほど遠い感じですがまあ、寒くなりましたね

冬枯れの風景が一気にこくなることでしょうか



今日のYahooニュースに小泉元首相の脱原発に阿部首相が決断すべきと
会見していました

安倍首相は原発ゼロ決断を=「政治が方針示せ」―小泉氏

時事通信 11月12日(火)14時12分配信

小泉純一郎元首相は12日午後、日本記者クラブで会見し、「原発ゼロ」を改めて提唱した。
小泉氏は「首相が決断すればできる」と強調。「原発ゼロという方針を政治が出せば
必ず知恵ある人がいい案を作ってくれる。
専門家の知恵を借り、(その)結論を尊重して進めるべきだ」と述べ、
安倍晋三首相に決断を促した。
 小泉氏は、原発から出る放射性廃棄物の最終処分場が技術的には可能でも
受け入れ先がないことを指摘。自身の脱原発論に「無責任」との批判があることについて
「これから日本において核のごみの最終処分場のめどを付けられると思う方が楽観的で
無責任過ぎる」と主張した。 
































































































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暮らしの初冬 奥祖谷かずら橋になごりの秋色

2013年11月10日 | Weblog

山里はなごりの秋色が進んでいますが、あまりぱっとしない色合いのようです

とはいっても華麗でないだけですが、ちょっと物足りない感じですね

寒冷前線の通過で冬型の気圧配置になるそうですから、冷え込んで来ますでしょうね

そうなれば、少しは色づいて来るでしょうか、しかし、強風でも吹きますと瞬く間に

散り紅葉となり、暦どうりの初冬の装いが濃くなることでしょう

彼方此方の集落では、ソバの収穫に追われています、昔ながらのソバたたきでそばの実を

剥がして箕で以てからやごみを篩ってソバの実を収穫します、ソバの収穫が終わると

山里の暮らしも一段と冬を迎える装いに忙しい日々になります、来春に向けて畑の整備や

草木の残材の焼却など、彼方此方の畑で煙が初冬の空を飾る風景になりますね



初冬や祖谷人走り箕を篩ふ

奥山や山人の斧冬めけり

かずら橋揺り人影冬紅葉

散紅葉畑の老婦休みけり

冬耕や山日和かな三嶺見ゆ



などと、さとびとの暮らしの風景の一端を詠んでみました

はやくも朝晩はかなりの冷え込みになり暖が欲しくなります、電気こたつ、堀コタツや

だるまストーブに薪が入ったり、昔の囲炉裏に炭を入れたりといろいろな趣で暖をとります

十一月も中旬になり、寒波でも来ますと一気に雪が舞います、まだ、根雪になることは

少ないですが、車の運転に苦労しますね

日一日と冬が深まってきますと祖谷の暮らしも厳しさが増して来て苦労が多いですね












































































































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菜菜子の気ままにエッセイ(紅葉とまな板トントン水彩画)

2013年11月08日 | Weblog
『まな板の音だけ響く家の中』
『うし女このままやっぱり師走かな』
『低賃金アベノミクスは、なんちゃじゃない』
…芸術の秋に併せて、三句も、詠んでみました。
皆様、ご機嫌いかがお生きでしょうか?

紅葉真っ盛りの祖谷街道は、しものしのナンバーで、てんてこ舞いでございます。
かずら橋を渡り、田楽を食べ
祖谷そばを食べ
blogにアップして
『ナイスっ!』
『いいねえ~!』
『ポチッ♪』
と コメントを頂く…平和なのね?日本っ?
紅葉の時期になると、思い出すのは、小学生の頃の写生大会
あれは文化祭の前の(10月3日だったと思う…多分)校内写生大会だったから、
紅葉は真っ盛りでは、なかった筈
校内の写生大会は、各自が学校の敷地周辺で、書きたい場所を選んで
一日をかけて、写生をする。

わたしは、誰と一緒だったかは、忘れてしまったけど、覚えているのは
運動場の上の原っぱに座り、祖谷川を隔てた正面の山々を、写生した。
自慢をして言うのだけど、ワタチ…
図工もお習字も、書けば特選か、準特選
お習字は、三段まで行かせて頂いた。
(自慢話って、キモチが良い~昔、公民館で自慢話ばっかりしていた
オバサンのキモチが今なら…わかる)

…で
そんな ワタチ
鉛筆で下書きを終え、水彩画の色付けの工程に入り、
見たまま、そのまま、色を塗った。
見たまま、
そのまま、
見たまま、
そのまま、

画用紙は……
……べったりと
……一面
……
みどり~~!!!
深緑色っ!!!

わたしは
目の前の杉の山々の色を 画用紙に必死で 真面目に複写し塗り
見事に 作品を完成させた

……
教室に入り
しぇんしぇいに
思い切り ダメ出しをされた

『葉っぱを色々な色で、塗らないとキレイでないだろう!』

キレイでないだろうと、叱られても、
「杉しか ない山だったから、正直に 杉を書いたのだよ~!
ウソの山を書くのなら、写生大会や、教室の中でやれや~!」
などと、当時お子ちゃまのわたしが、言える筈もなく、しぇんしぇいに言われるまま
後から色々な色を、イッパイ重ねて塗った。
あの時先生の顔は、ニコニコ笑っていた。
まてよ…
このパターン
低賃金に飼い馴らされている、非正規職員を見ながら、ニコニコしている
今の施設長のオッサンと、同じでは?ないか
ワタシは、小学生の頃は、学校の先生に飼い馴らされ、
おばさんになった今は、上司に飼い馴らされている?
『飼い馴らされ人生』なのか?

1番成りたくない 1番やりたくない 生き方に なっているでは、ないかいな…

結構 キツイ…毎日いろいろ、通勤疲れ

あれからも、杉は更に大きくなり
祖谷山は
ほったらかしに
なっている
全てをほったらかしにしたまま、
雄弁を並べる、政治家達
庶民が 選んだ
政治家によって、今日も庶民は飼い馴らされている
話、それ過ぎたか?

以上
うし女達の 幸福だけを 節に願う
菜菜子の秋の呟きでした

草 々



































































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暮らしの初冬  名残の秋色となりて

2013年11月07日 | Weblog

自然の移ろいは何時の間にやら、晩秋は僅かな色をなごりとして、人々に惜しまれつつ

はや、冬立つ日を迎えて初冬の季節へと移ろいはじめた

目に触れる木々の色合いや落ち葉、山里のひとたちの暮らしの諸々なものなど冬らしくなり

川の姿、畑の色、雨の音、垣根の末枯れ、何を見てもしずかに澄んだ空気の寂しげな

初冬の気が漂いだしたようである


祖谷すでに十一月の木々の精

冬に入り病の老は淋しがり

柴の庵冬立つ日より色褪せし


しぐるるを寝覚めて外に佇むは落ち葉転がすこがらしの音

もみじ散る初冬の野べに分け入りてこころの色を染めむと思ふ

初時雨かなしき音を知らせなり野べのもみじは散り果つりけり


と詠みたる心境なりや





















































































































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暮らしの晩秋 末枯れの山を惜しんで

2013年11月04日 | Weblog

秋色も過ぎ去ろうとしていく晩秋の山々は山野を彩りながら、下へ下へにくだり

一時の輝きも色あせて、やがて人知れず消え去ってゆくのであろう


夢うつつ奈落に沈み暮れの秋

秋惜しみ語りし山を惜しみ発つ

末枯れの落日となり影絵踏む

柴の庵紅葉且つ散り旅に発つ

赤道に人生語り行く秋ぞ


山里は秋色になってきましたが、なかなか揃って色づきません、そのうちに末枯れに

なって、数日後には初冬(暦の上では)を迎えて徐々に消えてゆくのでしょう

寒波でも来れば雪が舞います、消えては降りして厳しい冬になります





















































































































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奥祖谷暮らしの晩秋 一の森ー祖谷八景に酒旅 シルバートリオ

2013年11月01日 | Weblog

先だって9月の中旬すぎだったか、同期の山友S君から久しぶりに一の森に飲みに行こうやと
電話してきた、S君とは3回ぐらいであったと思うが一の森ヒュッテに泊まり飲み明かすのが
常であった、彼は山登りを口実に山で酒を飲むのが好きで、彼がまとめ役を買って出て
同期の山好き、酒好きを何人か集めてはよく、ぼくに相談を持ちかけてきたものである

そのようなわけで祖谷の山にも3,4回ほど山歩きに10人ほどで来たことがある
宿泊して旧交を温め、大いに飲むことが主目的で山歩きは付け足しの感がしないでもない

毎日の酒付けに、ヘビースモーカーの彼は、軽い肺気腫の気があるが、精密検査の
必要はないと医者のお墨付けの書類を出して自慢するほど元気である
先日今度の一の森ー祖谷八景酒旅の打ち合わせのときに、もう、先うにくたばっても
良いころなのに、なんでそんなに元気かと問うてみると、S君曰くところによると
一年に一回、もう、何十年にもなるが、7月に2週間ほど静岡にある断食道場に通って
身体の毒を全部出してしまうのが、良いらしいと云うのである

初めの頃はそんなアホな、と聞き流していたが、いまのまあまあの健康状態を見るに
まんざらでもなく、効き目があるのかなと思ったりするのである

今回の山旅、酒旅はもうひとり同級のIさんが行くことになり、シルバートリオの復活となった

以前、ぼくが久保に居たころシルバートリオで度々祖谷の山歩き、酒旅を楽しんだものだが

途絶えて久しいから、懐かしいやら、面白いやらの思い出深い山旅、酒旅になるだろう

思えば2005年1月24日の雪煙上がり、地吹雪の剣山山行の折、山腹の西島でひとりの

若い快男子が下りてきた、話を聞いて見るとこれから上は凄い強風でトレースが

あっという間にかき消される地吹雪のようになっているから気をつけてくださいとのこと

3人の年寄りがよろよろしながら、上へ上へと進んだが後ろを振り向くといま付けた

トレースが無い、まったく跡形なしである、雲海荘目指して登るが、吹きさらしで

身体を飛ばされそうになり、あと少しで山頂というのに撤退したのでした

西島駅で会った若い快男子が当時、雪まみれで雪山を楽しんでいたyukigoniaさんで

そのyukigoniaさんにこの年寄りを格好よく、シルバートリオと名づけて貰ったのが

始まりで、あれからもう、9年近くになるのが、懐かしいかぎりである、その彼も

現在のブログタイトル TRIUMPH&OUTDOOR http//tr6triumph.exblog.jp でHNも 

yuki_triumph に改名されて活躍している

そして、ぼくらも今回復活したが、これ一回かぎりか、これからも続くか判らないが

とにかく出発して、行場経由で一の森ヒュッテに着いて、さあさあと担いできた酒と

アテを出して始まったのが午後4時前で延々と11時近くまでおしゃべりに酒とあまり

飲めないぼくも付き合わされたが同宿の福山のご夫婦、鹿除けのネット張りの作業を

している木屋平の若い作業員3人とで和気藹々と話が盛り上がり楽しい泊まりであった

翌日は二日酔いで疲れた二人の尻を叩きながらやっとのことで剣山山頂を経由して

下山する、見ノ越周辺は綺麗に黄葉していた

いつものことで、一泊では酒を満足できない彼らはぼくの行き着けの祖谷八景を

二日目の宿屋にして、ちと早いかなと云いつつ午後2時過ぎには我が家のように大きな顔を

して、上がりこみ、さあさあと酒盛りが始まったのである

祖谷八景のオーナーご夫婦は暖かい人柄でご主人は何時も明るく後光で光っているし

奥さんはにこにこして、少々の無理でも気持ちよく受けてくれるから、それを良いことに

して、横着を決め込む我々は許しがたい奴と思われはしないかと一瞬、頭の片隅をかすったが

後光で光っているオーナーも何時ものように鉄砲玉のようなしゃべりが続いて止まないし

奥さんもニコニコ顔だったので安心してじゃじゃん飲んだのである

何時もどおり、今度の一の森ー祖谷八景の山行、酒旅はいつにも増して盛況で楽しい酒旅でした










































































































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