秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

膳棚の山容

2005年06月17日 | Weblog
霧谷の奥にふしぎな山があるそうだ
山容がお膳を積み重ねた様になっている
ことから膳棚の山、、また、、いらずの山
と呼ばれている。

山すそに岩穴があり、、その昔獣の骨が
沢山あって何人もの人が刀を持って穴に
入ったが、、誰一人とて帰ってきた者は
いなかった。
人々は膳棚の山へは入っては為らぬと
恐れて、何時の頃からか、、いらずの山と
呼ぶようになったそうである。

近年、、いやずの穴から硫黄が出ており
穴に入った者は窒息死したのではないかと
云われている。

写真は黒笠山山頂から展望したいらずの山付近
と思われる場所。
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家庭の温泉

2005年06月07日 | Weblog
土地の人たちが「今日は家庭温泉に入ろうか、
ちょっくら汲んでくるわ」と耳にするが
どういう事だろうと思っていた。
で何のことは無い、、湧水だ。。

龍宮トンネルを出たところに湧水がある
ポリタンクに入れて車で持って帰っている
のを見かける。

説明書きに、、、硫黄の含有量が多くて
家庭浴用に適している。
7倍程度に薄めて使用してください、、と
なかなか 洒落たことをする。
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かやぶき民家

2005年06月04日 | Weblog
この地でもかやぶき民家は
殆どトタンを被せている
もうかやぶきが出来ないからだ。
職人さんはいないし、目が飛び出るほど
お金がかかる。
第一茅場が無くなっている、
昔は各集落に茅場があり順番に結いで
茅を葺いていた。残っているのは
京柱峠の近くの茅場だけである。

自分が居る近所に棟梁の手子をしたという
78歳のお年寄りがいる。
死にみやげに最後のご奉公がしたと話していた

2,3年前から京柱峠の茅場で茅を集めているが、
今年の秋で一棟分の茅が集まる。
早ければ来春にも一大イベントが始まるかも、
アレックス カーの茅葺屋敷「ちいおり」の
葺き替えが予定されているから。

78歳のお年寄りにうでを振るって貰いたいものだ。

コメント (2)
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電線のある風景

2005年06月03日 | Weblog
日本独特の風景 窓を開ければ見える電線
素晴らしい風景を台無しにする電線
日本に居ることを実感させる電線の風景
誰もが空気と同じように在るのを
当たり前と思っている電線

腹立たしい電線のある風景
美的感覚を大事にした日本人はいま何処に?

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