冴えかえる

１８０６峰　一夜の雪で　冴えかえる

福寿草の小道散策から帰り我が家の庭から眺める
夜半からの小雪が山では積もったのであろう。

冴えかえる

雪かぶる　茅葺き屋敷　冴えかえる

大枝の茅葺き武家屋敷も軽く雪をかぶっている
「強者どもが夢の跡」も静まり返っていた。

冴えかえる

上和田の尾本のおばあちゃんに挨拶
標高約８５０のお家に一人住まいだが元気である。

先達は市岡さん、土地の孝光さんと我が夫婦の４名
おばあちゃん「雪舞い寒いのにご苦労じゃあのう、気をつけて
ゆきんしゃいよ」。

冴えかえる

春寒に　一夜の雪や　福寿草

和田ー上和田ー大枝と結ぶ赤道は福寿草の小道でもある
夜半からの小雪が少し積もり、曇りがちの空からは小雪が
舞う今日は生憎福寿草の開きが鈍い。

しかし雪の福寿草、風景を堪能する。

気配

ふきのとう　土にへばりて　春景色

畦にへばり付くように頭を出したふきのとうは春色
まだはしりであろうか。

五、六個ほど見つけて摘む、明日の弁当のおかずにてんぷら。

気配

福寿草　畦にひっそり　五六本

このところの暖かさで春の気配が迫ってきた祖谷は
福寿草の花咲く里、集落の彼方此方で咲き始めている。

我が家の畦にもひっそりと咲いて春の気配を運んでくれた
明日は連れ合いと和田集落から上和田ー大枝と福寿草の小道を訪ね歩くことに。