秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷早春点描  暮らしの春

2011年02月27日 | Weblog
野生動物インタープリテーション、インタープリター研修
自然と人間、野生動物と人間のより良い関係を築き、自然と野生動物の環境保全の
持続可能な未来を構築して後に続く大人、子供たちにつなげてゆく行動、人を目指す。


伝えたいことをダイレクトに扱うのではなく、聞き手の理解の段階に応じて
コミュニケーションをしながら、次の段階へと導き、野生動物が直接見えなくても
参加者を楽しませ、野生動物の生活環境、自然を理解させて自然保護の大切さを
共有できるように、プログラムをデザインし運営できるようになること。

フィールド体験は野生動物が残した生活の痕跡、野外に残したフィールドサインを観察して
その動物の種類や行動を推測(判定)してどのような自然環境のもとで生活しているかを
観察して、その背景にある、生態系、自然保護、歴史、文化を理解する。

アニマルトラッキングは参加者が楽しみながら、フィールドサインを観察できるように
ゲーム感覚、道具などを使い、野生動物の痕跡を参加者自身が発見して、見る、物音を
聞く、匂いを嗅ぐなどしながら、何の野生動物であるかを考え、理解してゆく。
参加者自身が楽しく体験することでほんとに血となり、肉となって他からの押し付けでない
本物の自然観が身につき、森に入っても、山歩きしても自身が自然体でゴミ拾いなども
できるようになるだろう。

なによりも自然破壊、山の荒廃に加担するような行為には思い止まり優しい接し方を
するようになるだろうし、自分たちが生きている間だけ楽しめたら良いという考えに
組することなく持続可能な美しい自然にしようと努力する
そういう人たちや子供たちが沢山増えて多数派になることに期待したい

環境教育を受けていない我々は得てして、自然を人間中心に、自分の都合の良いように
利用しようとして自然破壊を招いてしまう、生産、享楽の消費物として省みないばかりか
後世のことなど考えもしない。

持続可能な社会、美しい自然を取り戻すためには小学校低学年からの環境教育の充実が
望ましい限りである。
小さい時からの家庭、学校の環境教育の必要をいま痛切に感じている。


野生生物の生息空間、森林、湖沼、草地、河川、湿地、干潟などがあり
その地域に住むさまざまな生物 地域固有の自然生態系の構築。

このようなことを人々と共有して、行動してゆくことは大切なことであり
自然破壊、山の荒廃を嘆いているばかりでは何事も前に進まない。



















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奥祖谷早春点描  暮らしの春

2011年02月24日 | Weblog
ゲームをしてみる、判り易くするため、外的要素は考慮せずにやってみる
25人の研修生の5人を鹿さんの役目、もう一方の20人をそれぞれ自分が
なりたい鹿さんの食物、水、隠れ家になってもらい15m離れて後ろ向きに並んで
合図で一斉に前向きになり鹿さんは自分の欲しいものを連れて
元の位置に帰る、そして鹿さんになるというなんとも簡単なゲーム。

これを何回か繰り返していくと段々鹿さんが増えてくるのだが、鹿さんの中には
食物、水、隠れ家を手に入れずにアウト、即ち死に至ることになり絶滅する



なかなかバランスが採れない、そこで誰かが狼を入れてみてはと提案
それで、2人を狼にして真ん中に入れてゲーム再開するが暫くはバランスが
採れていたのがある回を境に狼が増えすぎて他の動物や家畜に危害を加える。


これはアメリカで現在進行している現実である,
ある一定の年月は成功している、1万6千頭いた鹿は現在7千頭まで減っているが
オオカミは増えて家畜を襲うようになり、裁判にまで持ち込まれているようだ。











































































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菜菜子の気ままにエッセイ(筆箱に飴とお守りキュキュッと)

2011年02月21日 | Weblog
三週間前の、介護福祉士お受験前の事…

〈秘境でまいにちいろいろ〉と頑張っている
ツルンツルンのゆで卵のような、Nちゃんから頂いていた、伊勢神宮のお守り。
社会福祉士イケイケギャルのAちゃんから、頂いた、
〈成績があがる飴〉

その二つを、奈良に出稼ぎ中の、C子ちゃんから、お土産に頂いたペンケースに入れ、
試験に臨んだ!

試験前日には、
アルコール体内洗浄の、悪友?と、
共に華麗なる未亡人に、なってしまった、
天然キャラの優しいMちゃんが、
電話をかけてくれた。
悪友は、ワタシの試験より、雪の猪鼻峠が関所で、無事に試験開始までに、着く事が出来るのか!
朝、どのくらい、時間に余裕を持っているのか!
そればかりを、親のように、心配していた。他、メールでの激励…
……

肝心の家族…
娘達は……

うし女の長女は、
時々、電話をかけてきてくれた…

『勉強し・よ・ん・?』

「それが、覚えた事、2、3日過ぎたら、忘れとるんよ~」
と母が答えれば、
長女は、ゆっくりと言い返す…

『正念いれて、勉強してないけんじゃな!』
母は何も、言い返せない…※当たり~~~!

コタツ根ハエ症候群の次女は、
魚釣り…競艇観戦…その他モロモロ…
誰に似たのか…?なぜか多趣味だが、
スキーにスノボーが、1番好きである…


そんな、次女から
何気なく、試験の前々日に、メールが届いた…


『明日から大山で
滑ってきま~す~』

滑る…?
スベル…?

なんと言う~!
縁起の悪い メール!
なんちゅう メール!

で……挑んだ
試験当日。

教室の中に、時計がない~
時刻が、ワカラナイ~!

が……
ワタシには、超精巧な、
《腹時計》
がある~

机の上には、鉛筆と消しゴム以外、置かせてはくれない…

《はじめて下さい!》の合図がかかるまで、餌を前にした、犬の
《待てっ!》
みたいに、閉じられた問題用紙の表紙をみつめ、じっとしていなければ、ならないっ!

スーツ姿の、お姉さんが2名…
試験の注意事項を、読むように、説明していたが、
ワタシは、全く聞いて、いなかった…

早い話しが、ずっと、頭の中で、ぐじゃぐじゃになり続けた、専門用語があり、何回覚えても、混ざってしまう…
だから、試験開始まで、頭の中で、繰り返していた…

『はじめて下さい!』の掛け声と共に、一斉に問題用紙の、一枚目をめくる音が、教室に響く!

が…

ワタシは、1番最初に、問題用紙の表紙に、一瞬で忘れそうな、専門用語を、いくつか書いていった…

それから、
一息ついて、じわっと試験を、始めた…

やっぱり…
ヤッパリ…

なんか、うさん臭い、問題の出し方!

問題を考えたのは、どんなオッサンだ…?
ハゲているの…?メタボなのか…?

こんな、嫌~な
問題を考えるのが、1年で一度の愉しみなんだろうな~?
おそるべし オッサン!

で…
三週間が経ち。

まぐれ、まぐれ~な
結果~!

筆記試験、合格となりました!
《まぐれ》とは…
こんな時に、使う言葉なのですね…

温かい、頑張っての、お言葉~
ありがとうございました。

で…
実技試験が、二週間後に、待ってます!

がんばります。
暫く、また、無口に?なります。

《まぐれ》な
気ままな、ご報告でした♪

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菜菜子の気ままにエッセイ(タオルと帽子と大好きと)

2011年02月19日 | Weblog
何ごとも…?なかったかのように…
道路の雪も、ホウキで撫でたように失くなり…
いつものように、バンバン走る!

今週になって、3回も叔母さんに呼びだされた…
思いついたら、メモをとるのではなく…
思いついたら、
ワタシに電話を、かけてくる…
自宅の電話が、繋がらなかったら、携帯にかかる。
ワタシの携帯の番号は、なぜか叔母さんの、コタツの上の、テイッシュBOXの横に、書いてある。
テイッシュが空になって、捨てる際に、新しい箱に、長い番号を、書き写す…?
筆ペンで、書き写す…
あれは、何らかのコダワリか…?
ただの習性か…?
家の中に、ボールペンは見当たらないっ!
お葬式のお返しの、筆ペンが、ゴロゴロしてる。

『あれよ~!あれないんじゃわ~!』

「何がないん~?」
いつも、優しく問い掛ける、ワタシって、エエ奴!

『何だっとろ~!今、思いよったのにぃ~早、忘れたわ~!』

「……?」

『洗剤よ~!洗剤ないんじゃわ~服洗う、洗剤、ひとっちゃあ~ないんじゃわ~!』

「うんっ、わかった~!持っていくわな」

『まだ、なんぞあったんじゃわ~思いださんわ~!』

「エエよ~またゆっくり思いだしたら、電話してな~」

気長に応える、
ワタシって、めちゃくちゃ、エエ奴っ!


が…が…
心の中の、ワタシの悪魔が、
心の中で、つぶやく…

※なんで、全部、バラバラで思いだす~?
車で、一分の距離ではないぞ~!
車で、20分は、かかるぞ~!
洗剤~???
この前、高知で大量にお買い物、しとったのにぃ~!洗剤買ってないって~?
すすいだ瞬間キュキュットの時に、一緒に思いついてよ~~~!

と、心の中で、叫び、とりあえず、安否確認終了~!

お友達が、遊びに来てくれていた。
お友達は皆様、コタツから立ち上がる際、同じ言葉を、発する…

『アッ!痛イタ~』
『あ~痛い~』
『あ~痛い~痛い~』
逢いたい!
逢いたい!
ではないよ!
膝が、痛いんだよ!
脚が、痛いんだよ!


コワイ…?
コワイ…!
歳をとるのが、
オソロシイ…!

家の中で、頭にタオルを被っている
※防寒対策…?

家の中で、
毛糸の帽子を、被っている…

服の色も、統一されていない…?
髪も、くしゃくしゃに近い…?

この方々にも
昔~昔~
遠い昔~
『愛してる~!』
『私はあなたが1番、大好きよ~!』

などと、言って…
ハグなんか、したりした日々があったのか…?

………?

………?

本日の路面と同じ。
雪が降ったと、思えない…路面と同じ…

想像が尽きませんっ!
ごめんなさいっ!

明日から、
少し、小綺麗にしよう~
綺麗な、婆さんになりたい~

綺麗な婆さんに、なって、
男前の爺さんの、
遺産を狙おう~!

がんばりますっ!

『あ~イタい~!』
『主人に!あ~いたい!』

草々



















































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奥祖谷早春点描  暮らしの春

2011年02月17日 | Weblog
早春のフィールド














まだまだ寒い日が続いて、出不精になった気持ちを切り替えて近くの里山に。

ゆっくり歩いていると、まつぼっくりのエビフライを見つけた。
あ~このあたりはニホンリスがいるのだな~。

周辺を探してみる、一箇所にたくさん出てきた、周囲の木々はアカマツの木が
かなりある、リスはアカマツの松の実を好んで食べるようだ。

食物としては、樹木の芽や花(ヤマザクラ、コナラ、オニグルミ、クリなどの若芽や若葉)、
草木の花や葉、茎、きのこ、昆虫、マツの種子(アカマツ、カラマツ、ゴヨウマツ、クルミ
どんぐり(ナラ、カシ)、ヤマモモの種子、ヤマグリ、ヤマブドウなど。















見上げるとアカマツの枝元に何かもじゃもじゃとした丸い巣らしきものがみえたが














あたりの樹上を注意深く観察するが、姿は見えない、リスの姿を見るのは容易ではないようだ。

ジッと聞き耳をたてる、バサッと枝から枝へ飛ぶ音やボツッボツッボツッとマツカサの麟片が
落ちる音を聞いてみる。

痕跡を探してみる、エビフライ、スギ木の皮を剥いだ跡(皮を細かく裂いて巣を作る)
木の幹に付けられた爪跡、牙のこすり跡、けものの掘った跡、糞など。
雪上の足跡(少し大きめの足(後足)とそのすぐ後に小さめの手(前足)の跡が
ちょうど感嘆符!!が二つ並んだように残る、木の根元から次の木まで続いている痕跡。

野生動物の生活空間の気配、生活の痕跡に想いを馳せることは楽しいトレッキングであり
ひとつの生命体を知ることはその背後にある自然を知ることに尽きるようだ。


環境省のレッドデータブックに、絶滅のおそれのある地域個体群
地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いものとして、ニホンリス指定。
減少の原因、もともと生息密度が低いと考えられており、スギ・ヒノキなどの造林による
採食樹の減少、道路による生息地の分断。

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菜菜子の気ままにエッセイ(雪とシップとキラキラと)

2011年02月15日 | Weblog
『開き直る』…
『腹をくくる』…
いずれの態度も、人間が追い詰められた時の、最終的手段なのかも…しれない…

まさしく、久しぶりのマジメな積雪!
昔のような…
堂々とした、積雪!

勝負してあげる!
どんなに、
《どっか~ん》
と降ってきても、こっちは、生活しなければいけないのだっ!
郵便屋さん…
宅配便…
金融関係…
患者の通院…
訪問介護…
訪問看護…

絶対に、避けて通れない、現実があるっ!
まさに、ハンドルをそれぞれが、
《命》がけで、握っている~!

腹をくくるしか、ないっ!
開き直るしか、ないっ!

ただでさえ、捻れた性格に、勝負をかけられたら、
ますます、根性がつき…
根性…忍耐…腹黒い…
ヤヤコシイ、女に成長してます…?
まだまだ…止まりません…

本日、雪道の農道を、往復1時間半…
歩きました。
途中まで、ガンガン車で、走ってみたのですが、
さすがに、途中でリタイヤしている、軽トラックがあり、
嫌~な予感を、感じながら、止まってしまっては、前にも後ろにも動けなくなるので、
イノシシのように、ガンガン、前進しました!

ガンガン!
ガン・ガン…!
ガンガ~ア・ン…ん?
無理だ…
雪に、車体が乗る感じ…?
このまま、行けば、絶対にあの先の、カーブでリタイヤしてしまう…
通りがかる、高齢者に迷惑をかけてしまう!
勝負を、諦め、
車を広い、他人の敷地に置き、
歩いた…!

手には、軽ーい薬とシップの入った袋…

目的地は
あそこしか ないっ!

88星人宅!

『言うの、忘れとったわ~膝のクスリと、シップもろてきてくれえや~~』

二日連続で、電話がかかる!
二日連続で、同じ事を、初めて頼むように、話す…

初めて、聞いたように、返事をするワタシ…
ワタシって、ええ奴!
農道の雪道は、楽しい。
この前の、水しかけの杉林の中みたいに、
無数の杉芝や、
無数の間伐したままの、木がないから、
めちゃくちゃ、歩きやすい~!

空気ウマシっ!
風は、なしっ!
時々、杉の木に、溜まった雪の固まりが、
バサッと、降ってくる。
前方から、軽トラックが、来る!

道路の1番端に、避けてあげる ワタシ!

側溝の上に 避けてた…ワタシ!

ゆっくりと、滑るワタシ!
ゆっくりと、転んだワタシ!

チラッと気にしながら、走り去る、
やっぱり高齢者の、オッチャン…

車庫で眠る、軽トラックの、冬タイヤの溝さえ、あれば…あのオッチャンみたいに
この農道の、魔のヘアピンだって、ガンガン上がれたのに~

やっぱり、勝負魂に、火が点く~


叔母さんに、クスリを届け、再びテクテク歩いた…

昔は、みんな
歩いていたんだ…
歩かなければ、どこにも行けなかった…

ハンドルを、握って、時間だけは、短縮できたけど…
短縮した、時間以上に、満たされたものは、あるんだろうか?

便利と、楽と、短縮を求めすぎたから、
昭和の柔らかな、温もりから、どんどん、遠ざかって、行るのではないだろうか…

木々の匂い…
眠る土の匂い…
それを 撫でる 風の匂い…
雪の匂い…
日差しの匂い…

全てを身体で、感じながら、育った日々が、あの時代には、存在した…

時代遅れの、女で在りたい…
時代遅れの、人間で在りたい…

真っさらな、雪の
キラキラをみつめながら、強く想った、ワタシでした…

キラキラを
感じてみませんか…?
優しくなれる
冬の空からの…
贈り物です…


※カッチョエエ~♪







































































































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菜菜子の気ままにエッセイ(ココロのボーナス)

2011年02月13日 | Weblog
先月、大量の雪の洗礼を浴びた、こちらの主様は、
《多忙》の為に、入山できない?みたいなので、宿借りのわたくしの拙い
エッセイで冬の時間のお暇つぶしをして下されば、
幸いかと存じます…!
ヤッパ、敬語は
エエなあ~
品格がさりげなく…出てしまいますぅ~
ごめんなさいね。

明日は、
バレンタイン~!
《プラチナバレンタイン》とかなんとか言って、コマーシャルが流れている…

リビングのソファーに、座り、妻から頭の上に、チョコレートを乗せられ、
照れる 夫…
優しく話しかける、妻……

ワタシの ココロの声…

《アホ…ッ》
《せえだして、仲良くせえよ…》
《今にどっちかが先に死ぬわ…》
《死んだわ、わかるわ…》
《あっかんべー!》


ベランダに、
ヒマワリの種を、食べに、ヤマガラが来る

ミカンを食べに、山鳩が 来る

夕べ降った、雪が少しずつ溶けている…
ほんの少しの、青空。
静かな日曜日…

なんという静けさ…

部屋の中には、ファンヒーターの振動音のみ…
ケヤキの老木に、とまる、小鳥の声…
上空のカラスの雌か雄か?の泣き声!
〈カァ!カァ!〉
正午に 鳴る
キンコンカンコン~

テレビでは
八百長問題のインタビュー…
ヤッパりね!
銭なんだ…
銭の魔力なんだよね…
銭の為に
《自分自身》を売る!
ワタシには
出来ない!


丸亀に、出稼ぎに行った?
プチ糖尿病の、バツイチお友達と、夕べお食事を、した。

地元の人に会ったら、愛想をするのが、面倒くさい、ワタシの希望に合わせてくれて、
わざわざ、
《サンリバー大〇危》
まで、出掛けて行ったのに、
見事に、なぜか、
地元の方が、四人もいた…

ワタシは、コマシな格好をして、完全に
《しもの人》
に化けて、出掛けたのに…?
レストランで、先に食事を済ませ、帰ろうとする、地元のオバチャンが
レストランの中に、響くお声で、ご挨拶をして、帰った…

『今日、泊まるん?!』

『雪、振りよろ!?』
『気いつけて、帰れよ!雪、コワイゾ!』

『ほんなら、先にいぬわ~』

なんちゅう…?
偶然…?

わざわざ、秘境の湯をパスして、足を延ばしたのに…

今朝も、
バツイチお友達と、
電話で1時間の長話!熱く、熱く、
人生論議を、同時に話す!
同時に話すから、何度も中断する!
女の長話は…ヤヤコシイ~!

『ワタシは、ボーナスが、貰える仕事を、探しているのよ!』と言うと、

彼女は、何気なく、言い返した…

『何ゆうとん~、毎日ココロのボーナス貰っとるやない~!』

なんか、名言…!

でも ワタシは
銭が いい…
ココロは、満タンだから…

プチ糖尿病のバツイチ女子よ!
唐揚げ定食は
カロリー高いよ~!


祖谷の風は
祖谷の匂いは
ここにしか、ないよ!
また・もんてこいよ~
大好きな
故郷に…
もんてこいよ♪
































ブログの主様の多忙の正体は至極まじめにテラオの兄さん、ちいおりのスタッフと
三好観光課の何某と松山の某所で三日間朝から晩10時まで何某エコツーリズムの
野生動物の講習のため缶詰状態にされ脳みそを搾り取られてふらふら、松山の空気
水は身体に悪い早く祖谷に帰りたいとわめいていたらしい。













































































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菜菜子の気ままにエッセイ(お帰りなさいとキュキュッと!)

2011年02月11日 | Weblog
「まだまだ、帰らんほうがエエよぉ~寒いと言うか、祖谷は痛いんでよぉ~」

『……』

「高知に、おったらエエのにぃ~!」

『ようえ…?ことなかろぅ?』

「知らんよ!寒いんじゃけんな!」

『まっこと、雪降っとるんかえ…?』

「帰ったら、わかるわ~!」


本日、
叔母さんを、祖谷に連れて帰った。
50日ぶり…か。

今朝も、一晩で
ほどほどの積雪…

気温マイナス1度!

迎えに行った、高知の空は、少しだけ青かった。

イザッ、
昼食を済ませ、油断大敵!
雪国へ、帰るぜよ!


車中…
片道2時間…
余り、話しかけないワタシ!
※後部座席に向かって、叫びながらの運転は、ノドに悪い…

叔母さんの会話のみ、お届けします。
ワタシは、殆ど、
相槌を打つ程度…安否確認を…する程度…。


『あげ膳、据え膳だったわ~気の毒かけたわ~』

「そうなん~」

『洗濯物は、畳んだんぞ~』

「へぇ~」

『まっこと、上の山は、降っとるの~』

「そうじゃなぁ~」

『ここは、銭いるくじゃの~』

※高速道路の料金所で、千円札をワタシに、渡す。

「いらんよ~かんまんよ~」

『銭払らわな、通してもらえんわの~』

料金所を、把握している…
視覚には、問題なしか…?

午後3時過ぎ、祖谷に 入る…

「なっ、マイナス1度でよっ!」

『雪か?』

※言うんじゃなかった…

久保集落着!

叔母さん宅・庭着!

『まっこと、降ったんじゃのうや~いつの雪ぞ~?』

後部座席から、落ちるように?降り、家に 入る

夜逃げの荷物くらいの、大量のお買い物品を、運ぶワタシ!

お茶を、沸かす、老婆…

荷物、薬、
整理する ワタシ

『菜菜子さんよ~茶、沸いたわ~飲もうや~』

座ろうとする 老婆…

「オバヤン~先にお茶、仏さんにあげないかんよ~!」

『あぁ~!そうじゃの~』

※仏様にお茶を、あげる為に、家に帰りたいって!言うたじゃないかぁ~?
座るな!まったりするな!忘れるなぁ-!


『こんがに 寒いんだったら 高知でおったらよかったわ!』

茶をすすり、
呟く 老婆…

『へぇへぇへ~』
と 小さく笑って、ごまかす老婆…

私は、老婆の 夕ご飯の、炊けているのを確認し、帰るわ!と立ち上がる!


何やら、買い物袋から、取り出しながら、
老婆が 呟く…

『これは、すすぎしてから、振りかけたら、エエんか…???』


「違うよぉ~!イカンよぉ~!これは、食器洗う、洗剤よぉ!!!」


老婆の手には、
一本の 食器洗い洗剤が、握られていた…

《すすいだ瞬間キュッと実感》
と書いてある…

イケるのか?
一人暮らし?
イケるのか?

どうなる!
超高齢化社会!
大手企業よ!
ラベルに、デッカク貼ってくれ~!

《これは皿を洗う、洗剤です!》

今 一度
日本を 洗濯するがじゃあ~~

ザブン♪






























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菜菜子の気ままにエッセイ(オッケイッ~♪)

2011年02月09日 | Weblog
我が家は岩盤絶壁の上に、建っている。
すり鉢の底の、祖谷川を眼下にした、絶壁!
余り、風情のある景色ではない…

そんな感じだから、
高い山々を見上げながらの、《朝の通勤お時間迂回路コース》は、朝から
気持ち良かった~!

空気が、違う!
風の匂いも、違う!
なんか、通勤コースが、少し違っただけで、なんかワクワクした…
プチ旅行みたい…

そんな、プチ旅行も、今日で終わる!
9日、夕方5時から、時間制限をしながら、県道32号和田を、通過できます!
2キロ分×2のガソリン代が、浮きます。

ガードマンのオッチャン、一週間!お疲れ様でした。
全面通行止めの、派手な看板の前で、ヒラヒラの旗を持ち、ひたすら、立っていた。

今朝、オッチャンに聞いてみた。

『オッチャン~!いつから通れるんですか?』

「あっ、明日な!あしたの5時なっ!朝じゃないでよ!ユウガタの5時なっ!オッケイッー!!!」

オッチャン、片手で5時を示す、パァ~をしながら、
オッケイッと、ワタシをじっと見て、答えた…

オッチャン…
なかなか…
カッチョエエ~

湯割りの焼酎一杯で
顔を真っ赤にして、
バタンキューしそうなそんなタイプ…

お風呂はコマメに入らない?のに…洗濯物は
超丁寧に小さく丸めて、バックに容れそうな…
そんなタイプ…?

ゴメンなさい…
勝手に想像して?
ゴメンなさいね。

2、3日。
暖かな日が、続いた。
暖かなと言っても、
お昼の気温は、7度位。
屋根の雪が、
バンバン、落ちる!
夜中に、凄い音をたてて、屋根の雪が落ちると…
正直、びっくりする!お巡りさんを見かけて、『ぬおっ!!!』
とビビるのでもなく、違う
『ぐおお~ぅ~!』
のびっくり感だ!
心臓に 悪い…


で、本日
何故か、半日早く
開通していた。

ふと、感じる。
人間が多く住む場所は、汚い。
便利だけど、
汚い。
空気なんて、思いっきり、吸えたものじゃない…。
次の人の事を、
考えない大人が、増えたから、
ゴミが普通に、捨てられる。

自分の事は、
健常者なら、誰でも出来る。
自分の作ったゴミに、責任を持たない、大人が、子供を育てる…!
自分のゴミに、責任を持てない人間が、
『人間を育む』事など、出来るわけがない。
『教育』とは、教えられながら、共に育つのだ。
誰かに、
『教育』出来る程、エライ人間なんて、
そんなに居る筈が、ない!
そんな、パーフェクトな人間に、ワタシは出会った事が、ない。

また、また、
話しが脱線した。

『キレイなココロ』を
育てよう。

将来に向けて、
未来に向けて、
『ココロ』を育てよう!
『生命』に対して、
向き合える、
『子供達』を育てようよ!

道端の溶けた雪の下から、
空き缶が、顔を出している。
犯人探しなんて、どうでもいい…
価値観なんて、そんなに変わるものではないから…

ただ、拾うのみ!
『ポイ捨て禁止』の看板に、銭をかける暇が、あったら、
まず、
拾えよ!
動けよ!

『机の前に座り、パソコンを眺めて、理論で観光を語るな!』

ワタシは、
ガードマンのオッチャンが、
めちゃくちゃ、人間臭くて、カッチョエエ!と思うよ!

心のゴミは、
笑いで燃やせ!
生活のゴミは
ポイ捨てしない!


オッケーイ♪























































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奥祖谷早春点描  暮らしの春

2011年02月08日 | Weblog
モノトーンも徐々に剥れし村の春

確かなる鍬の音する春のひと

雪解けも今日は此処まで決めてをり

蕗の薹とまどい気味に頭だし

浅き春陽だまり探し徘徊す







































































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菜菜子の気ままにエッセイ(水しかけのお時間です)

2011年02月05日 | Weblog
「ネエさんよ~いつもんてくるんぞえ~?」

『いだあ、いぬもいなんもないわ~!菜菜子が迎えに来てくれんけん、いねんわの~!』
「ふぅ~ん~?」


88星人と、近所のお友達の会話…
それを、電話の傍で聞いていた、娘は絶叫した…

『かあちゃん~!何ゆうが~!菜菜子のせいでないだろう~!家に水こんけん、帰れんのだろう~!』

「水はいけるわのぅ…」

『水こんかったら、どうやって生活するが~!井戸水もないがでェ~!』

「いけるんじゃ!」

『何がいけるが~?』
「家の下に〇〇の家のホースの水、落ちよるわの~それ、汲むわの~!」

『足いたいのに!行けるわけないだろう~!』

「……」


本日は、春の匂いがした。
春の匂いが、プンプンした。

88星人が、ワガママを言っているのは、予想がついたので、
イザッ、恒例の
《水しかけ》
に、参上!

カッパ、スコップ!
手袋!パイプレンチ!アイテムは揃った!

本日、ワタシは超機嫌が良い♪

夕べ、テレビで、
最愛なる竹野内豊様を、しっかりと見れた!見た!聞いた!頷いた!
身体中のアドレナリンを、使い果たした!

以下、水しかけの作業の途中の、オッサン化した、心の中の独り言です。

『雪のけな…話しにならんなあ~』

『やっぱ、ホース追いかけて、ヤブの中上がろう~』

竹やぶを、上がる。

『ホース…ホース…?』

『なんで、三本なん?』

『2本しかないはず…?なんで三本…?』

更に竹やぶを、上がる!

やっぱり、今年も
頭の上でカラスが
カアカア~!

『なんで、ホースに印、つけんの?ワケわからんじゃないかっ!』
『カラスちゃん、鳴いても何にも持ってないよ~!』

『雪の中って、歩きにくいなあ~なんで、冬山に登るん…?危ないだろ…?
歩きにくいだろ?ワタシは、冬山は、お金もらわな、絶対に登らんわぁ…』


『このジョイントにも水キテナイ!』

『やっぱり、まだ溶けんなあ~』



気配さえ、ない!
古いホースも、残っていて、本命のホースだと思っては、裏切られる!

『なんでェ、ワタシのこと、裏切ったの!!!信じていたのよ!絶対に信じていたの!』
などと、
ホースに向かって、叫んだところで、
ナンニモならない。
潔く、次のホースを、探す…


2時間半の
ボランティア!終了!日陰の竹やぶの
《氷》は手強い~!


敵は、
《氷》だけではない!
敵は、
把握できない、
88星人の、聴覚だ!

老いて、祖谷で、
暮らし続けるには
絶対に 欠かせない、ものがある!

《行動出来る、チカラ地域力・ボランティア魂》

それは、氷をも溶かす、熱いハートから、生まれるんだよ!

《老い》と真剣に
向き合い、
手を差し延べる!
それは、未来の自分自身に、手を差し延べているんだ!

やっぱり、
《愛》は全てを救えるかも…

なんか、本日も
カッチョエエ~か~

カアカア♪




















































































































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菜菜子の気ままにエッセイ(エコとミカンとホトトギス)

2011年02月04日 | Weblog
日本が忍び足で、戦前の、もしくは、戦後の時代に向かっているような…
そんな予感がするワタシは、我が家の経済を、見直している…

《無駄》を見直している…
《ケチ》に拍車をかけている。
昔からワタシは、自分自身には、めちゃくちゃ、
《エコ》である。
我輩はエコである…

主人の形見として、意地でも手放さなかった《軽トラック》

早い話しが、
維持費がかかる!
冬タイヤ…
車検…
任意保険…
部品交換…

もったいない!
一人で一家に2台は、必要ない…

まずは、任意保険を解約する為に、
※12月に更新したばかりの、ホッカホカ~
某大手保険会社に、ご解約の電話をかけた…

数日して、本日、
代理店から、電話が入った。
手放す、軽トラの、次の所有者の、住所と名前がいるとの事!

以下、会話の後半、ノーカットです…

『なんで次の人の名前を、言わなくてはいけないんですか~?』

「キマリなんですよ~」

『私が保険を解約して、全部終わる問題じゃないんですか?!』

「廃棄とか、譲渡にしても、書類の手続きがいるんですよ~」

『私が次に、車をどのようにしようが、解約した保険と、何の関係があるんですか?!』
「まあ…ねぇ…」

『私が、スーパーでミカンを手にして、買うの辞めて、次に何を買うか、店員さんに言うんですか?!』
※自分でも、なんで、ミカンと比喩したのか?ワカリマセーン!

すかさず、代理店のオバサンが言った
「ミカンとは違うと、おもいます…」

まだ、二ヶ月しか、経っていないのに…
払い戻し金は、想像以上に、スクナイ!

ワタシの、オッサン化した魂に、
火が点いた!

『払い戻し金~!その金額って、間違ってません~?』

「決まってますからねぇ…」

『高い掛金、払わせて、タオルの一本も頂けなくて、払い戻し金は、少なくて!
それって、ボッタクリですねぇ!凄いわ!感心するわ!』

「……」


天国か…?
中間国か…?
墓にいるのか?
仏壇にいるのか?
どこにいるのか、ワカラナイ貴方~!

貴方が先に逝ってくれたお陰で、
ワタシは 超拍車をかけた、
《メンドイ》
オバサンになりました…
《決まり》
と言う言葉に
毛穴が、根こそぎ、反発する
《ワヤクなオバサン》に なりました。

後悔しています…

なぜ、ミカンだったのか…?
脳の視床下部が、一気に集結し、
午前中、お店でチラッと見た、ミカンを、
つい、例えてしまいました…

《軽トラック》は
お友達が、今、交渉中です。
それなのに、
『月曜日には、言いますっ!譲渡先は、決まってますからっ!』
と、大ぼらを言ったワタシ。

大丈夫!
ダイジョ~ブ♪
今、チラッとテラオの兄さんの顔と、管理人の顔が、浮かんだから…
何とかなるだろう…
何とかしよう…


鳴かぬなら
ワタシが鳴くわ
ホトトギス

立春!





















































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菜菜子の気ままにエッセイ(迂回路と巻き寿司2本とありがとう♪)

2011年02月04日 | Weblog
真面目に銭稼ぎに行き、暗くなりかけた山道を、バンバン帰る!
携帯電話が鳴る!

『もしも~し菜菜子さん~今どこ~?家~?』

「まだ~途中~!和田の道ツエタだろ、釣井の迂回路の途中よ~!」

『ほな、家に寄るわ~巻き寿司持って行くな~!』

「あ~っありがとう~ゴメンよ~いつも頂いてばっかりで~」

仲良しのMちゃんに
またまた、頂き物をした。

家に帰ると
またまた、別のお友達から、携帯電話

『ポストの中見た~?』

「うんっ見たよ~!あ~巻き寿司って、〇ィがくれたん~?」

『違うんよ~!私は別の用意したんよ~巻き寿司は、K本のネエちゃんから頼まれたんよ~』

「ありがとう~お礼のメールしとくわな~!」


クリスマスケーキ!
クリスマスのチキン!
年末のおそば…
お正月のお餅…
季節ごとの果物…
野菜…お供え物…
節分の巻き寿司まで…
厳寒の空の下。
野宿している方々には、申し訳ない位…

ワタシは、
頂き物で(*現金以外の)生きている!
有り難い!

何もお礼も、デキナイ…。
ご満悦の
《ありがとう》
を、高々と叫ぶだけ…
ご満悦の
気品のある?…スマイルを返すだけ…

ポストの中に
ある朝、
現金が入っていたら?なんか、ワクワクする…
誰にお礼を、言えばいいんだろう?
何を返せば、いいんだろう…?

今のワタシの
あげられるような物が、あるとしたら?

ゴンの犬小屋か?
ゴンの餌入れか?
ゴンの散歩のヒモか?

と言う事で…
県道32号線の小島橋の奥で、土砂崩れがあり、釣井経由で、迂回路があります。
対向車が 来ます!
待避場所、余りありません…
火葬場の下を、通ります!
幽霊は 余り出ません!
多分…?


明日は立春!
心は年中 ホッカホカ!
友達は 永遠なる
カイロだ!!!

みんなは、
迂カイロ!!!
気をつけてね~

本日の一句!

《わが妻の雪と戯る色気かな》

間違えました!
ゴメンなさい!

《節分の寿司食うワタシの食い気かな》

ごちそうさま♪

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奥祖谷冬点描  暮らしの雪風景

2011年02月03日 | Weblog
憂き夜や葉牡丹愛でてひとり居り

寒牡丹蓑の姿や安堵せり

山林にひそかに住みし薮柑子

寒木瓜や身近の春を告げてをり

推敲を休みて愛し室の花






































































































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菜菜子の気ままにエッセイ(脱出物語)

2011年02月01日 | Weblog
結構な積雪日和…。
南国土佐では、想像できないような、
大量の雪と、体に痛い位の、寒波さん。
今年の冬。
祖谷に住む、村人は、1番ツライ、現実に直面している。

『生活水の凍結』

毎日、続く寒波。
谷の水が、元から凍りつく。
何十メートルも引いている、ホースの水がバリバリに凍り、
何箇所かで繋いでいる、ジョイントが途中で外れたり、
水道管が破裂したり…
修理を依頼された、業者の方々も、部品が足りなくて、確保できない!
どんなに頭を下げられても、どうにもならない!
夫婦で、雪合戦をチラッと見に来て、
『ちょっとメンバーたらんけん、一緒にやって~!』
と頼まれて、いきなり選手になる…?
そんな内容とは、ちと違う…?
部品が、不足しているのだ…
頼まれても、どうにもならない…。


高知から、電話がかかる…。
『いにたい~』
『祖谷の家にいにたい~』
※注 いにたいとは、標準語に訳すと帰りたい と言う意味です。

と、88星人が言っているらしい。

『試験が終わったらな!』
と言い続け、
納得させてきたけれど…
早い話しが、叔母さん宅の生活水が、見事に凍結したまま、一向に溶ける気配がない…

それでも、帰りたいみたいなので、今日夕方、数回目の視察に言ってみた。
《水》の気配を、探しに行ってみた。

山の上の、中腹に位置する、88星人宅!
私道には、想像通りの結構な積雪!
誰も、降りた気配なし。あるのは、郵便屋さんの足跡位。

距離にして、150メートル位の私道。
車一台は、通れる、私道。

『とりあえず、降りてみよう…!タイヤで踏んだら、道の雪、溶けるのも早いかも~!』
これが、大きな勘違い!
警察のパトカーと、オービス以外には、恐れないワタシは、
つい、降りて行った。

叔母さん宅の廻りを、暫し、徘徊!
ホースバリバリ!
見事な雪景色!
井戸水さえ、出ていない!

『話しにならん~』
オッサン化した、独り言。
畑には、ネギを食べた?鹿ちゃんの足跡…。
視察を終え、
証拠の写メをとり、
エンジン前回~!
チェンジを、セコにして、一気に積雪の坂道を、駆け上がる~~~!!!
以下、心の声です。

『お~っイケるじゃん♪』
『ウマイなあ~なんでこんなにワタシ、運転上手なのぉ~♪』
『イケ~!ここ難所~!』
『ガンバレ~!エンジン~!』


ゴト ゴト

ストン

再度 発信!

ウィーン
ウィーン
ヴィーイン
ヴィーイン

タイヤが 空回り。
車体は、雪の上に乗るような形…。

降りて、叔母さんの家まで、スコップを取りに歩いた。

プレハブ倉庫の、引き戸が雪と凍結で、開かない!

スコップを諦めて、
代わりの物を、探す。
プラスチックの『テミ』を見つけた。
『テミ』には、なぜか、購入した年度と、日付がマジックで書いてある。
なんちゅう、癖…。
電化用品なら解るけど、
『テミ』…?

それを、一つ提げて、愛車の元に戻り、廻りの雪と、車体の前方の雪を取り、
タイヤの下は、小石が見えるまで、除雪し、十分に身体は温まり、イザッ 再度 発進準備!

ユックリとタイヤを、小石の場所に乗せ、ジワッと発進…
一気にハンドルを、左右に無駄に切って、
ガンガン上がる!

上がる!上がる!

脱出成功!

スリル満点!

今夜、電話しよう…
『頼むから、高知で待機して~!』

叔母さんが、帰りたいのは、
『我が家』だからではない。
叔母さんが、帰りたいのは、
『お友達』の住む、
『祖谷』なのだ…。
『お友達と住む祖谷』
なのだ…
きっと…。
脱出の跡、差し掛かった日の光りに、
ふと感じた、ワタシでした…。

※カッチョエエ~






































































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