松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

木の実

2007-10-20 14:01:52 | Weblog
 この季節になると、低学年の教室や廊下には、生活科「秋を見つけたよ」で集めてきた木の実などが並べられる。ドングリ、クリ、ススキ、ギンナン、ムカゴ、シイ、ミカン、マツボックリ、カラスウリ等である。教室はすっかり秋の装いになる。
 木の実といえば、私は子どもの頃よくシイの実を食べた。学校の近くの森で採ってきたものである。これは炒ってもよいし、生でも食べられる。いつもポケットに忍ばせて授業中にこっそり食べたこともある。(子どもたちには内緒)。クリやアケビも同様である。
 カラスウリは、中の種を洗って干すと、金色の大黒様になる。それを財布に入れたりもした。お金が貯まるということを聞いたからである。

    椎の実を拾いに来るや隣の子
                  子規

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
つるで遊ぼう (totoro)
2007-10-21 15:33:50
以前、生活科で「つるで遊ぼう」という単元を作ってみたことがあります。
つるだけでも、縄跳び(葛)やターザンで遊べるし(藤)、葛はあんだりリースにできます。
家の人や、図鑑などで調べると、葛布や葛の筆、和紙など葛が人の役に立っていたことや、この近くに葛のつく地名があることなども分かりました。(調べ学習にも適していました。)
また、ツルになる植物は生命力があり、食用になります。葛の根をほってデンプンをとって葛湯にしたら、本当に葛湯の風合いがありました。あけびやムカゴは手軽に食べられます。山芋を子供たちと掘ったときは、水道管を掘り当て噴水のように吹き出したので大あわてでした。
最後におうちの方に来ていただいて、山芋をすっていただき、みんなでとろろご飯を楽しみました。
返信する

コメントを投稿