この季節になると、低学年の教室や廊下には、生活科「秋を見つけたよ」で集めてきた木の実などが並べられる。ドングリ、クリ、ススキ、ギンナン、ムカゴ、シイ、ミカン、マツボックリ、カラスウリ等である。教室はすっかり秋の装いになる。
木の実といえば、私は子どもの頃よくシイの実を食べた。学校の近くの森で採ってきたものである。これは炒ってもよいし、生でも食べられる。いつもポケットに忍ばせて授業中にこっそり食べたこともある。(子どもたちには内緒)。クリやアケビも同様である。
カラスウリは、中の種を洗って干すと、金色の大黒様になる。それを財布に入れたりもした。お金が貯まるということを聞いたからである。
椎の実を拾いに来るや隣の子
子規
木の実といえば、私は子どもの頃よくシイの実を食べた。学校の近くの森で採ってきたものである。これは炒ってもよいし、生でも食べられる。いつもポケットに忍ばせて授業中にこっそり食べたこともある。(子どもたちには内緒)。クリやアケビも同様である。
カラスウリは、中の種を洗って干すと、金色の大黒様になる。それを財布に入れたりもした。お金が貯まるということを聞いたからである。
椎の実を拾いに来るや隣の子
子規
つるだけでも、縄跳び(葛)やターザンで遊べるし(藤)、葛はあんだりリースにできます。
家の人や、図鑑などで調べると、葛布や葛の筆、和紙など葛が人の役に立っていたことや、この近くに葛のつく地名があることなども分かりました。(調べ学習にも適していました。)
また、ツルになる植物は生命力があり、食用になります。葛の根をほってデンプンをとって葛湯にしたら、本当に葛湯の風合いがありました。あけびやムカゴは手軽に食べられます。山芋を子供たちと掘ったときは、水道管を掘り当て噴水のように吹き出したので大あわてでした。
最後におうちの方に来ていただいて、山芋をすっていただき、みんなでとろろご飯を楽しみました。