松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

光明小の「朝のスケッチ」その2

2007-11-27 20:55:33 | Weblog
 登校した子どもたちは、教室で体育着に着替えて、校庭に三々五々集まってくる。校庭の子どもの数がどんどん増えてくる。グランドを走る子ども、縄跳びをする子ども、ドッジボールをする子ども、鉄棒遊びをする子ども、サッカーをする子ども、その中に混じって子どもたちと一緒に運動する教師の姿も見られる。
8時近くになると校庭は子どもたちでいっぱいになる。これが春夏秋冬の本校の始業前の光景である。
私も出張以外の日は、毎日校庭のトラックを走る。子どもたちに声を掛けながら、また、子どもたちに元気をもらいながら、体づくりとストレスの解消をしている。
こんなことができるのは、学校以外にはないだろう。仕事で大変な時もあるが、子どもたちの弾むような心身と笑顔に囲まれて毎日が楽しい。

森林公園の散歩(その2)

2007-11-23 14:02:58 | Weblog
 前回は、9月に森林公園に行ったときの様子を書いた。まだ、その頃は残暑があり、緑の木々の間を縫う小径を歩くのは気分がよかった。しかし、今日(11月23日)の朝は冷え込み、長袖シャツとウインドブレカーでも少し寒かった。季節の移り変わりのはやさを感じた。
 紅葉がすすみ、モミジバフウ(北米産)は、落ち葉になったものが多く、枝には残った黄葉が冷たい風に吹かれていた。イロハモミジは、今が紅葉の盛りで、真っ赤に色づき、周りの緑の中で一層美しさを増していた。トチノキは、大きい黄葉をいっぱいに広げて、キラキラと太陽の光を気持ちよく受けていた。本校にもあるナンキンハゼは、大半が落葉し白い実が青空に輝いていた。冷たい空気の中で紅葉を楽しみながら歩くことができた。
 公園に訪れる人は、ウォーキングする中高年、クロスカントリーする若者、犬の散歩、動植物を撮影するカメラ愛好家、バードウォッチング教室の子どもと親たちであった。私は、その中のひとり人であったが、私と同じくらいの年齢の人が、背を丸めて、元気なく歩いているのを見ると、自分を見るようであり、思わず背をシャンと伸ばしたりもした。
 今度は、クリスマスの頃、公園を歩いてみようと思う。また、季節が進み景色がずいぶん変わっていると思う。つやつやしたマンリョウやセンリョウの赤い実も見ることができるかもしれない。

光明小の朝の活動スケッチ

2007-11-20 18:46:08 | Weblog
 朝7時25分頃になると、私はいつも校門に立って、子どもたの登校を迎える。子どもたちの「おはようございます」の挨拶は、総じて元気であり、笑顔も多い。 よく、地域の人や警察、安全ボランティアの方から褒められる。「校長先生、光明小の子どもたちは、どこの学校よりも挨拶がいいね」と、私はほんとうにそう思う。嬉しいことである。
 体調の優れない子どももいるだろう。家庭の中でいろいろ困った出来事もあるはずだ。それでも多くの子どもが学校に足を向けてくれる。ありがたいことである。 せっかく登校してくれるのだから、子どもたちの学校生活を有意義に楽しくさせてやりたいと思う。私以外の多くの職員も同じように考えているはずだ。
 朝の活動、授業、休み時間など、まだまだ子どもたちのすこやかな育ちのために努力していかなければならない。

紅葉するナンキンハゼ

2007-11-05 20:43:12 | Weblog
 今、校庭のナンキンハゼの木の紅葉が見事です。葉の全体が真っ赤なもの、一部が黄色く斑なもの、全体が黄色いもとさまざまです。どれも美しいです。落ち葉を掃くのは面倒なことですが、紅葉した木を眺めるとそのことも忘れさせてくれます。一枚二枚と落ち葉を拾って校長室の机の上に置きます。心がほっと和みます。
 ナンキンハゼの紅葉もいいですが、葉の落ちた後の白い実がまた美しいです。きりっとした澄んだ空気、真っ青な空、白い実、清々しい気持ちになります。
 保護者の皆様、地域の皆様、来校してご覧下さい。