松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

第100回「浜松授業研究の会」開催案内

2020-02-11 16:45:09 | Weblog
                       【 会員の指導による子どもの絵画作品 】


         ~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~   

一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想的な教育はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 今回は「浜松授業研究の会」開催100回になります。よくぞここまで続けることができたのか思わざる得ません。「愛知の会」も参加してくれるようです。是非、多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時   
2020年 2月22日(土)9:00~16:00
          
2 開催場所   天竜区壬生ホール 第1会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物  
○ 実践したもの(ある人)
○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
○ 筆記用具
○ 国語辞典
○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のホームページやブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思いますぜひ検索してください。
○ 浜松授業研究の会
○ totoroの小道
○ 松明光明



※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。






歌声指導について・・・歌詞の解釈が大切

2020-02-01 09:02:33 | Weblog

 
 今回は歌詞の指導を重点においたものです。歌声指導をする場合、歌詞のことをあまり話し合いません。それでは表情のある歌声にはなりません。
「ビリーブ」の指導を例に記す
○「たとえば君が 傷ついて」・・・君とはだれでしょう?友だち、家族というように具体化することにより、歌を自分のものにする。
○「くじけそうに なった時は かならず僕が そばにいて」・・・「かならず」は、ぜったいという意味ですね。「そばにいて」は、その友だちに近づくように、気持ち体も前に出してみよう。
○「ささえてあげるよ その肩を」・・・「ささえる」ってどういうこと?意味の理解をさせる。だれをささえるの?
○「世界中の 希望のせて」・・・世界は広いよ。今の歌声は、この運動場ぐらいしかないよ。世界は日本より広いよ。もっと大きく広げてください。きれいにね。体を使ってね。
○「いま未来の 扉を開けるとき」・・・みんなの歌は扉が開いていないよ。今度は半分ぐらい開いた。もっと風が気持ちよくとおるように広く開いて
○「悲しみや 苦しみが」と「いつの日か 喜びに変わるだろう」・・・歌詞の内容を対比させることにより、平板な歌い方にならないようにする。
○「Ibelieve in future」歌の題名であるみんなに投げかけるように歌いましょう。訴えましょう。

※教育としての歌声は、楽譜どおりに間違うことなく、はみ出すことなく、こわごわ歌うことではない。一人一人が歌に命を吹き込むように、自分をしっかり持って歌わせることが大切である。そうすることによって、はじめて歌う喜びを感じたり、歌う意義を感じたりするのである。また聞いている人に感動を与えたりするのである。そのためには、歌詞の理解、呼吸や発声の指導が重要になる。


※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。