松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

「浜松授業研究の会」で学んでみてはどうですか

2020-03-25 07:50:02 | Weblog

○「浜松授業研究の会」の設立の目的
 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組むことができない。中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態であると思われる。そして、それらがあまり問題視されず、改善されていないようである。その理由は大きく2点あげることができる。

 その1つは、教師が、子どものほんとの力の凄さを知らないからである。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからである。だから子どもの力を見くびってしまい。「これでよし!」と思っているからであろう。また仮に子どもの力を認めていても、どうしたら子どもの真の力を引き出すような授業がつくれるのかその方法を知らないからである。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難である。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことである。私の今までの長い教職経験で感じている。

その2つは、あまりにも現場が忙しいからである。授業に関してだけ言えば、今まででさえ授業時間が満杯なのに、それに加えて新学習指導要領による英語の学習・プログラミングやAI教育・パソコン、タブレットの活用などが導入されてきている。また、すべての学びにアクティブ・ラーニングの授業の展開を求められている。そのために教師の教材研究や準備の時間が増えてきている。また、一方で教師の裁量が減り、工夫した授業ができにくくなってきている。これでは、子ども不在の授業にならざるをえない。子どものほんとうの力を引き出すような授業にはならない。


 「浜松授業研究の会」では『教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる』をテーマとして研修している。上記の2つの問題の解決を具体的に学ぶことができる。すでに多くの教師がここでの学びを生かし、他に影響を与えるような素晴らしい実践をしている。
 どなたでも自由に参加できる。是非覗いてみていただきたい。
 詳しくは、ホームページ「浜松授業研究の会」を検索してください。研究会のスケジュールや実践内容等が掲載されています。


 ※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。

第100回「浜松授業研究の会」の成果と課題

2020-03-02 07:20:08 | Weblog
                            【 研究会の様子】

1 豊富な実践の紹介がされた
○ 多くの先生方(24名)が参加してくれた。
○ 漢字学習の取り組み・プログラミングの学習・図工(自画像)・国語「モチモチの木」の実践・合唱、オペレッタ・学  級づくりなどの多くの実践発表があった。
○ 国語「モチモチの木」模擬授業・・・石井先生より

2 今後の「浜松授業研究の会」としての対応はどうするか。
・ 教材等の軽重をつけての指導をする。それは、新学習指導要領による英語の教科化、プログラミング教育、AI教育、パソコン、タブレット活用などの学びが導入され るため。
・ 主体的で対話的で深い学びの授業の展開をする。
・ 生活指導も主体的な行動ができるように指導する。
・ できるところから着実にやっていくことにより、子どもの小さな変化に気づくようになる。そうすることにより、教師は、よしやってみよう、続けてみようとなる。
・ 教材解釈を授業にあてはめていく研究を進める。子どもを前にしての課題や発問はどのようにしたらよいか。 
・ さらに、よりよいものから学ぶ姿勢が大切である。自分で自分を否定すること。そうしないと新しい世界に入っていかない、前進しないから。

3 「授業研究の会」を広げるには
・ 新しい先生方へ、会への参加を呼びかける。
・ 新聞社等により広く周知してもらう。今回も中日、静岡新聞が大きく掲載してくれたので、各方面から連絡があった。
・ 下阿多古小学校の取り組みは大きかった。学校を核にして広げる。


※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。