私の知り合いのおじいちゃんが、お孫さんと公園に遊びに来ていた。
私は、まずそのおじいちゃんに挨拶をしてから、次にそのお孫さんに向かって「こんにちは」と挨拶をした。
私は、そのお孫さんが「こんにちは」と挨拶を返してくれるものとばかり思っていた。だがなんと無言であった。
その様子を見ていたおじいちゃんは、お孫さんに向かって、「あいさつは」と挨拶を促した。
そしたらどうだろうこんな返事が返ってきた。「学校では、知らない人には挨拶をしてはいけないと言われているから」と言うのである。
私は、まあそんなこともあるだろうとも思ったが、なんだかいやな気持ちにもなった。
だってそのおじいちゃんと私と挨拶を交わしたのをそばで見ていたにもかかわらず、そのお孫さんは挨拶をしてくれなかったからである。
そうかと思うとそのお孫さんと同じ学校の子どもの中には、私と面識がなくても、すすんで挨拶をしてくれる子どももいる。
そんなときは私も気持ちよくなり「よく挨拶ができるね」と声を掛けてやることにしている。すると子どもは必ず笑顔になる。
さて、子どものためにも、大人のためにもどちらがいいのだろうか。
・・・・いやな世の中になったなー。
※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。