松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

言葉は考えて発したい

2018-02-26 09:39:04 | Weblog

言葉は考えて発したい。〈中日新聞(中日春秋)によれば、脚本家の山田太一さんがスマートフォンを使う若者の指の速さについて書いている。「言葉というものは、あんなに速く打たなければいけないものでしょうか」・・・・。若者の指遣いは魔術師のようであるが、これが心配だと言葉のプロフェッショナルの山田さんはやんわりと警告する。あのスピードで書けば、ありきたりの言葉しか出てこないはずだし、「キライ」「死ね」「マジ」とドンドン短くなっていく。「決まり文句だけになって、お互いの内面の本当は、枠の外に取り残されるのではないか」という指摘である。〉
  
 多少言葉について関心を持っている私も同じようなことを感じる。みなさんはどうでしょうか。パソコンの苦手な私の僻みでしょうかね。
 ああ!私としては、なんとマジでかしこーな文章を書いてしまったのか、チョッパズです。自分はオラオラ系ですのでみなさんイラオコしないでね。ゆるしてニャン。この文章わけわかめでしょう。・・・この文章わかりますか。よほどの若者で、とんでるものでしかわからないですよね。

人間は、言葉を元に思考していくのだから、言葉が育てば心が育つ、人が育つ    
                                          菊池省三


※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。

「わかる」とはどういうことか

2018-02-18 15:30:11 | Weblog


 ノーベル物理学賞を受けた益川敏英さんがたびたび批判しているのは、採点の効率化からテストに選択式の多いこと。候補から正当を選ぶのと、一から答えを紡ぎ出すのとでは本質的に異なる。候補から正当を選ぶのは「考えない人間を一生懸命つくっている」と手厳しい。
 そのことで連想したのは、国語学者の大野晋さんが書いていたこと。この碩学は理解するという意味の「わかる」とは語源的に、ものを切り「分ける」ことではないかと考えていた。(日本語の教室)
 ここでの2人の教えは、全体から正当を選び出し、それをさらに分けて「わかる」に至ることなのか・・・国語の授業に似たりである。


※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。


第80回「浜松授業研究の会」の御案内

2018-02-10 11:59:42 | Weblog
                        【 会員の指導による図工 】
   

           ~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~  

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想的な教育はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時   
2018年 2月17日(土)9:00~12:00
          
2 開催場所   天竜区壬生ホール 第2会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物  
○ 実践したもの(ある人)
○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
○ 筆記用具
○ 国語辞典
○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のホームページやブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思いますぜひ検索してください。
○ 浜松授業研究の会
○ totoroの小道
○ 松明光明



※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。