校長が提供している様々なサービスの中で、もっとも重要なものは何か、それは「質の高い授業」である。これこそが校長の最重要の役割である。責任といえる。
これまでのように、単なる授業時間数が確保しているだけではすまされない。
圧倒的多数の校長たちは「質の高い授業の提供」の必要性自体をまだ感じていなし、感じている校長も、どのように授業を見たらいいのかわからないし、見た後にどうしたらいいのかもわからない状況におかれている。
校長にとって、校長室や職員室が自分の仕事場と位置付けられる時代ではなくなりつつあることは確実である。
「授業が変わる学校が変わる」佐藤 学著より