松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

先生方、夏季休業中に読書を!

2014-07-26 07:46:56 | Weblog


 夏季休業中も忙しいだろうが、教師は読書をしてもらいたい。普段はなかなか読めないからである。
 ここでは、日本の教育者の実践にふれてほしい。文科省や教育委員会からくる、ややもすると末梢的で対症療法的な教育ではなく、子どもや教師が真に育つ実践を示唆してくれるからである。
 佐藤 学、大村はま、森 信三、斎藤喜博、東井義雄、吉田松陰などの実践者は時代を超えて、教育の大切なものを教えてくれている。是非お薦めする。
 特に小学校教師は、斎藤喜博の著書を読んでほしい。それは、ある教科だけに偏るのでなく授業と行事を中心にして、子どもを育て、教師を育てたからである。それも今までになかったような、また、今後もあらわれることのないよな質の高い実践をつくりだした教育者だからである。

 斎藤喜博の本

  「授業入門」「授業」「授業の展開」「教育学のすすめ」「教師の仕事と技術」「一つの教師論」他多数あります。
   これらのどの本も素晴らしく、感銘を受けた。私の教育実践に大きく影響を与えてくれた。

 ※ 斎藤喜博の経歴等を知りたい方はインターネット『ウィキペディア
(Wikipedia)』で調べてみてください。


※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。

子どもが生きる学校を求めて・・・・4教員のゆとり→仕事の充実

2014-07-22 11:49:44 | Weblog
 

 
 先日新聞等で公表された経済協力開発機構(OECD)教員を対象にした指導状況や勤務環境に関する調査結果では、34カ国中「日本の教員最も多忙」「教員自身の指導に関する自己評価の低さ」などの見出しがおどったが、現状を考えるとこうなるのも火を見るより明らかでる。
 では、どうするか、文科省、教育委員会はこのような結果が出てもあまり改善しないであろう。だからそれぞれの学校で改善、改革するしかない。
  学校や先生方は、まず、ずるいことはしない。実に真面目である。文科省も教育委員会ももっと学校の自由を認めるべきである。そのことが、学校を生き生きさせることである。子どもを生き生きさせることである。


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日本一、学びが深まる研究会です。ぜひご参加を!

2014-07-17 09:40:14 | Weblog
                  斎藤喜博 写真集「いのち、この美しきもの」より


授業研究の会 第18回「公開研究集会」(2014年度)
 
~ 授業で子どもが変わる事実がここにある!~

 「質の高い授業をしたい」「子どもの力を最大限に引き出したい」とお考えの先生方!
 私たち「授業研究の会」といっしょに学びませんか。斎藤喜博の授業論を土台にしたユニークな方法論は、授業力を高めるために、とても大きな力となっています。
 理論研究・実習・実践報告を通して新たな学びをつかみとりましょう。
 ぜひ、この夏は名古屋の地に足をお運びください!お待ちしています!

1 日時 2014年8月2日(土)13:00~8月3日(日)16:00
2 会場 タナベ名古屋研修センター
      〒481-0041 愛知県北名古屋市九之坪山73-1
      TEL (0568)25-2721  FAX(0568)25-2723
3 アクセス JR名古屋駅から名鉄名古屋駅-名鉄犬山線・西春駅下車 徒歩10分で会場
4 内容 国語の授業研究・学級づくり・体育・図工・音楽・表現・算数・理科・社会など
5 参加定員 80名(先着順)
6 参加費  4000円(宿泊費・食事代は別)
7 申込み  メールまたはFAXで事務局の石井までお申し込み下さい。
     ①氏名 ②性別 ③郵便番号・住所 ④電話・FAX番号 ⑤メールアドレス
     ⑥勤務校名   ⑦担当学年または担当教科 ⑧参加回数

事務局   石井俊樹  Eメール toshikiishii-dojiki@tg.commufa.jp
        FAX (0561) 58-5599
しめ切り  7月24日(木)
申込みを受理した後、参加確認のメールまたはハガキをお送りします。

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第44回 「浜松授業研究の会」研修報告

2014-07-14 07:00:07 | Weblog
                    合唱の指揮の練習をする教師たち



研究会テーマ:~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」~

1開催場所 天竜壬生ホール第2会議室

2開催日時
平成26年 7月12日(土)9:00~12:00

3研修内容
(1)自己紹介及び近況報告

(2)理論研修
○子どもたちが「考えない」ようにしてしまう。現在の学校、授業、教師
○経済協力開発機構(OECD)教員調査より見えるもの
○安倍教育再生会議は、順風か逆風か
○固い真面目さから脱出したい教師(佐藤 学)
○斎藤喜博、向山洋一、宮坂義彦の授業比較
○その他

(3)実践研修
国 語
○3年生  物語文「ちいちゃんのかげおくり」の解釈、授業展開
・「けれど」「でも」「しかし」など逆説の言葉に要注意
・「やっとこらえて」とは、どういうことか。「深くうなずきました」とは、どういうことか
・「食べました」「かじりました」の違い
・「暑いような寒いような」とは、どういうことか
・ちいちゃんは、防空ごうに何日いたのか
・その他
○3年生 物語文「海をかっとばせ」授業報告
・ あらすじを考える
・主人公の言動を拾い出す
・変だおかしいをみつける
・「問題づくり」を子どもがする。
・大問題をつくり読み取る

図 工
○3年生 描画「運動会」
・全ての子どもが力を発揮している。
・手、顔を丁寧に指導、これが全体を描くのに生かされている。
・種目をしぼって描かせたのがよかった。
・この絵の制作により、全ての面で子どもの技術と心が育っている。
・その他

音 楽
○4年生 合唱「大切なもの」
・子どもがよい。多くの子どもが歌の世界に入っている。
・かなりでき上がってきているが、全体をさらに引き上げたい。
・歌にメリハリをつけたい。頭声的な歌声にしたい。
・歌詞の解釈が大切である。子どもにもっと豊かなイメージをつくらせたい。
・教師の指揮の仕方に工夫がほしい。
○指揮の実技練習
・参加者全員で指揮の練習をする。

第45回 浜松授業研究の会の開催
平成26年 9月6日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

5その他
この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○浜松授業研究の会(ホームページ)・・・参加方法や日時、研修の様子、各教科等の実践が掲載されています。
○totoroの小道
○松明光明


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第44回 「浜松授業研究の会」の御案

2014-07-08 10:51:37 | Weblog

                  「斎藤喜博と美術教育」(一莖書房)より


~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時
  平成2014年 7月12日(土)9:00~12:00

2 開催場所
  浜松市天竜壬生ホール第2会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物
 ○ 実践したもの(ある人)
 ○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
 ○ 筆記用具
 ○ 国語辞典
 ○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
 ○ 浜松授業研究の会
 ○ totoroの小道
 ○ 藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
 ○ 松明光明

6 次回の予定
第45回 2014年 9月6日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室


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田原小学校で手品をしてきました

2014-07-08 07:00:19 | Weblog


平成26年7月4日「田原小学校」で手品をしてきました。
田原公民館からの依頼があり、田原小学校1年~3年生と幼稚園児、託児ボランティアの皆さん86人と楽しい一時を過ごしました。

演 目  
1 シルクからステッキ → 手に吸い付くステッキ

2 バランス芸(ステッキ、新聞)

3 マジック
ア マジックインキ
イ 耳を通るハンカチ    
ウ シルクの賭
エ 不思議なスケッチブック
オトランプ飛ばし、手のひらに現れるトランプ
カ糸の付いたトランプ
キガリガリ君のトランプ当て
ク3本ロープ(輪)
ケコーラが消える、そして玉の出現
コ体を使った手品(組んだ親指が上に)

4ジャグリング
ボールのジャグリング
クラブ
皿回しを数人にやってもらう

5クイズ
アひでちゃんとイチローと100メートル走
イあんパンとメロンパンとショッパン
ウ他

田原の皆さんありがとうございました。とても楽しかったです。




子どもが生きる学校を求めて・・・・3ここにも問題がある

2014-07-03 07:29:19 | Weblog



 新聞を見ると○○小学校で「座禅教室」やれ「お料理教室」やれ「茶道教室」やれ「餅つき大会」やれ「俳句のつくり方」やれ「○○祭に参加」やれ「○○と交流」やれ「バイオリンの演奏を聴こう」やれ「ヒップホップダンス」やれ「シェフを招いての洋食」やれ「Jリーグの選手を招いて」・・・・などなどなどを目にする。
 これらは、子どもの体験学習として、意義あるものだし、楽しい学びにもなる。また学校教育に変化を与え、色を添えるものでもある。しかし、これらといえども教科指導の二の次のものである。
 学校が忙しい忙しいと言いながら、これらの多くを取り込んではいないだろうか。
 学校は本来教科指導をするところである。この教科指導が疎かになってしまえば、学校である意味がなくなる。
 学校は教科指導が充実していれば、子どもはよくなる。一般に言われている以上によくなる。私の経験からも言える。
前回のブログにも記したが、ここでも学校は何から何までもやればよい子どもが育つという誤った考えがある。


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