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廊下を歩いていて、ほとんど聞こえないほどの声で授業をしているということは、それだけ教室が充実しているということを意味しています。低い声で話をしても、子どもに浸透しているということは、すでに子どもの耕しが終わったということを表します。
耕しの段階では、大きな声で叫ぶように授業をしなければならない時もあります。私などは子どもと格闘するような場面もありました。子どもに学習の躾をするときや学習の手順を指導するときなどです。そんなときは、教室は修羅場のようになります。
きれいごとを並べて「声の低い」授業などできるようになるものではありません。
しかし、一般的には、授業のうまい人は大きな声を出していません。授業がうまくないから、また、授業が具体的でなく、子どもにしみ込んでいかないから先生が大きな声を出してしまうのです。
大きな声を出すから、いっそう子どもが聞かないので、先生はさらに大きな声を出してしまう。悪循環になっているのです。気をつけたいことですね。
教師は自分の声を自分で聞き、考えながら子どもに話しかけ、いっしょに考えていくようにしなければいけないですね。
授業研究の会(浜松の会)のお知らせ
1 日時 平成23年7月9日(土)9:00~12:00
2 会場 浜松市天竜区「天竜壬生ホール第1会議室」
※ 会の様子内容を知りたい方は次のブログを検索し、ご覧ください。
○「totoroの小道」
○「松明光明」
どなたでも結構です。多数の皆さんの参加を願っています。