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松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

2「アクティブ・ラーニング」どう進めるか(その1)

2017-01-28 08:16:09 | Weblog
                     【子どもの集中した学びの姿は美しい】


どう進めるか
1 まずは、学習の基本をしっかり身に付けさせること
・先生や友だちの話をしっかり聴くことができること
・先生や友だちの意見に反応したり、対応したりできること
・何でも話せる学級をつくること
・分からないことが「分からない」と言えること
・間違っても許されること
・授業は、先生と友だち全員ですること
2 教師の授業づくり
・どうしても集中したくなるような授業
・どうしても意見を言わなければならないような必然性のある授業
・どうしても友だちの意見や助けがほしくなるような授業
・子どもたちで問題づくり(学習課題)ができること
・どうしてもAかBか選択をせまられるような授業

◎ 本当のアクティブ・ラーニングを進めるためには、これらのことが下地にならなければならないであろう。次回はさらに具体的に事例を示していく。


※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。

1「アクティブ・ラーニング」実施上の問題点 

2017-01-23 12:53:16 | Weblog
                     【休み時間になっても議論する】

問題点
1 教える内容を減らさない、もしくは増やすなかで転換しなければならない。
2 どのように授業を組み立てたらよいか現場教師は戸惑っている。
3 負担度の強い教育現場にさらに負担を強いられる。
4 中教審答申では、導入したい有効な方法として、グループ・ディスカッション・ディベート・ダイアローグ(対話)・等で発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習もこれに含まれると指摘しているが、これらの学びは従来から行われてきていることである。しかし、あまり効果は上がっていない。つまり、このような授業形態を導入すればおのずとアクティブ・ラーニングが生まれるものではないということである。
5 アクティブ・ラーニングは手段であり、目的であるということが理解されていない。

 次回は、どう進めたらよいか具体的に考えてみる。



※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。

第69回「浜松授業研究の会」の研修報告

2017-01-16 10:05:27 | Weblog
                【会員の指導による図工=1年生「おおきなかぶ」】

○研修テーマ

~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

○開催日時、場所
2017年 1月13日(土)9:00~12:00
天竜壬生ホール 第1会議室           

○研修内容
1理論研修
授業研究の会「冬の公開研究集会」の報告
・教材解釈に挑戦=「ごんぎつね」の授業づくり
・学級づくりの原則、法則

2国語1年下光村「たぬきの糸車」教材解釈、授業づくり
2の場面を中心に話し合った。
課題=おかみさんがたぬきをにがしたのはどうしてか
・まいばんのように
・おもわず ふき出しそうに
・だまって
・まいばん まいばん
・「いたずらもんだが、かわいいな。」
・いつもの たむきが
・かわいそうに。
などの文や言葉から考えた。また、おかみさんは、いつからたぬきをかわいいと
おもうようになったか、も考えた。

3国語6年下「海の命」教材解釈、授業づくり
3,4の場面を中心に
・おまえは村一番の漁師だよ
・海で生きられます
・自然な気持ちで
・おまえの心の中
・母の悲しみさえも
・自由な世界
などの文を手がかりとして読み取っていった。

4図工1年生描画「おおきな かぶ」
・国語の学習、柔軟運動、表現活動の学習を経てから「おおきな かぶ」の絵に挑戦させた。
・かぶの大きさ、おじいさんの力の入れ方、おじいさんの体の向きや顔など十分に体験させた。
・しっかりと塗り込んである。
・一部の子どもだけでなく、全員の子どもが力を発揮した絵に完成している。

5図工5,6年生版画
・彫りをどうするか
・光と影
・バックの表し方、彫りについて
・彫刻刀の選び方
・その他



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第69回「浜松授業研究の会」の御案内

2017-01-09 09:31:44 | Weblog
                       【会員の指導による体育】
   

          ~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想的な教育はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時   
2017年 1月14日(土)8:30~12:00
          
2 開催場所   天竜区壬生ホール 第1会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物  
○ 実践したもの(ある人)
○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
○ 筆記用具
○ 国語辞典
○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○ 浜松授業研究の会
○ totoroの小道
○ 藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○ 松明光明



※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。