前号6にひき続いて「幼稚園とはどんなところなのか」私なりにまとめてみました。保護者の皆様にもそれを紹介していこうと思います。このことにより幼稚園の理解をいっそう深めていただければと思います。読んでいただき、感想や御意見などありましたらお寄せください。
7 幼稚園の秋の運動会とは
先日の運動会には、多数の保護者や地域の方に応援をしていただきました。また、PTA役員の方には、各種目のお手伝いをしていただきました。お陰様で大変意義のあるよい運動会ができました。ほんとうにありがとうございました。
さて、稚園の運動会について書いてみます。幼稚園では、1学期の後半には、運動会の種目を決めます。そして2学期には各クラスごとに練習を始めます。たとえば、年長のクラスは組体操やリレー、楽隊など、年中や年少ではダンスや障害物競走などです。先生たちは、子どもたちが楽しんでできるようにキャラクターを考えたり、物語風に趣向を凝らしたりします。障害物競走のゴールタッチには、トトロの絵を描いたり、ダンスでは、魔法使いの服装やお面を付けたりします。9月の保育は、運動会で使うものを作るか、組体操、楽隊、ダンス、障害物競走などの練習をすることになります。
先生たちは、子どもたちが降園した後、入退場門、看板、プラカード、ポスター、会場の飾り付けなどを作ります。
競技の練習では、並び方、入場や退場のし方、障害物のクリヤーの方法、リレーバトンの渡し方などを教えます。
運動会の当日は、先生たちは、役割分担をして休む暇もなく走り回ります。司会、進行、用具の準備、子どもの面倒などで大忙しです。先生たちは、前日の夜遅くまでと当日の朝早くから準備し、係の仕事で走り回って、自分のクラスの競技を応援します。閉会後に会場の片付けをして・・・・・と、くたくたに疲れる1日になります。そういう意味でもPTAの皆さんの御協力にはほんとうに助かるのです。ありがたいのです。