松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

幼稚園とはどんなところか~7 幼稚園の秋の運動会とは~

2012-09-30 10:48:24 | Weblog


 前号6にひき続いて「幼稚園とはどんなところなのか」私なりにまとめてみました。保護者の皆様にもそれを紹介していこうと思います。このことにより幼稚園の理解をいっそう深めていただければと思います。読んでいただき、感想や御意見などありましたらお寄せください。
 
 7 幼稚園の秋の運動会とは

 先日の運動会には、多数の保護者や地域の方に応援をしていただきました。また、PTA役員の方には、各種目のお手伝いをしていただきました。お陰様で大変意義のあるよい運動会ができました。ほんとうにありがとうございました。
 さて、稚園の運動会について書いてみます。幼稚園では、1学期の後半には、運動会の種目を決めます。そして2学期には各クラスごとに練習を始めます。たとえば、年長のクラスは組体操やリレー、楽隊など、年中や年少ではダンスや障害物競走などです。先生たちは、子どもたちが楽しんでできるようにキャラクターを考えたり、物語風に趣向を凝らしたりします。障害物競走のゴールタッチには、トトロの絵を描いたり、ダンスでは、魔法使いの服装やお面を付けたりします。9月の保育は、運動会で使うものを作るか、組体操、楽隊、ダンス、障害物競走などの練習をすることになります。
 先生たちは、子どもたちが降園した後、入退場門、看板、プラカード、ポスター、会場の飾り付けなどを作ります。
 競技の練習では、並び方、入場や退場のし方、障害物のクリヤーの方法、リレーバトンの渡し方などを教えます。
 運動会の当日は、先生たちは、役割分担をして休む暇もなく走り回ります。司会、進行、用具の準備、子どもの面倒などで大忙しです。先生たちは、前日の夜遅くまでと当日の朝早くから準備し、係の仕事で走り回って、自分のクラスの競技を応援します。閉会後に会場の片付けをして・・・・・と、くたくたに疲れる1日になります。そういう意味でもPTAの皆さんの御協力にはほんとうに助かるのです。ありがたいのです。

授業の見える教師

2012-09-23 14:44:04 | Weblog


だれが書いたのか忘れてしまったが、次のような文を読んだ

 教師は、手で見る、足で見る、目で見ることの「見習い」ができなければばらない。子どもの見方ができなければ、子どもを生かす学習指導はできない。 

 人間には、百万円を与えられても百円にしてしまうタイプもあれば、百円を百万円にしていけるタイプもある。
 同じ授業を見ても、見る目を持った人には百万円の価値のある授業に見え、見る目のない人には百円の価値の授業にしか見えないのである。

ああ!懐かしいポンポン船

2012-09-18 20:31:30 | Weblog


 数年前の話である。昔懐かしいブリキのポンポン船をおもちゃ屋で見つけた。あのローソクの炎の熱で水を温めて走る船だ。子どもの頃よく遊んだ船である。おもちゃ屋で見つけたときには、懐かしさのあまり胸がジーンと熱くなった。
さっそく子ども達が喜ぶだろうと思って、6年生の理科の授業にこの船を持ち込んだ。家庭科室にあった金だらいに水を張り、船を浮かべてローソクに火を灯した。私はもう完全に童心にかえっていた。そのうちにあの聴きなれたポンポンという音とローソクの溶ける匂いを発して船は走り出した。子ども達も私も、走る船に歓声をあげ、拍手を送った。
 この後は、私の大講義が展開された。
 「昔は、こんなものがあった・・・・・・・・」
「どんな仕組みで船は走るのか・・・・・・・」
 子ども達は、目を輝かせて、船が走る仕組みを考えた。楽しく充実した授業であった。 「ポンポン船」1つで、こんなにもみずみずしい理科の授業ができた。
「ナフタリンで走る船」「日光写真」なども子どもに与えたら、きっと不思議を楽しみ興味深く学習するだろうなと思った。

幼稚園とはどんなところか~6 まずは自分の持ち物をきちんと片付ける習慣をつけます~

2012-09-15 09:28:30 | Weblog


 前5号にひき続いて「幼稚園とはどんなところなのか」私なりにまとめてみました。保護者の皆様にもそれを紹介していこうと思います。このことにより幼稚園の理解をいっそう深めていただければと思います。読んでいただき、感想や御意見などありましたらお寄せください。
 
6 まずは自分の持ち物をきちんと片付ける習慣をつけます

幼稚園では自分の持ち物を整理することを教えます。先生は、くつ箱、ロッカー、お道具箱を入れる棚などに名札を書いておきます。また、シールやマークを付けておきます。そして園児には、「カバンはこの中に入れてください」「くつが迷子にならないように揃えて入れてください」などと、子どもが理解しやすい言葉を使って指示します。
 多くの子どもは何度か教えると自分の場所がわかり、所持品をきちんとしまうようになります。しかし、子どもによっては、そうばかりではありません。当然できない子どももいます。その場合は、やはり家庭と園との連携で片付けの習慣をつけさせておくことになります。家庭でもお家の方が教えることが大切です。なるべくお母さんが手を出さず、自分のものは自分で片付けをさせるようにしたいです。
身の回りの整理整頓ができる子どもは行動も機敏で、絵を描いたり製作をしたりした後は、すぐ使ったものを片付けて戸外に遊びに出られます。逆に、整理整頓ができない子どもはいつも物を落としたりなくしたり、忘れ物をしたりすることが多いです。今一度お子さんの習慣がどうであるか確かめてみましょう。


第25回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

2012-09-08 16:08:14 | Weblog



第25回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

研究会テーマ:~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」~

1 開催場所 天竜壬生ホール第2議室

2 開催日時
  平成24年 9月 8日(土)9:00~12:00

3 研修内容
(1)近況報告
「高木展郎」と「授業研究の会」の授業論について
(2)第16回公開研究集会の報告 名古屋日本ガイシフォーラムにて
~斎藤喜博の授業論に学ぶ~
○日本の学校の現状
○「学び合いによる」学校改革の動向
○「授業研究会」の方法論
○学びの共同体を目指す「学級づくり」
○追求力の育成を目指す「追求方式の授業」
○表現力の育成を目指す「合唱」「体育」「図工」「表現」

(3)教科指導
○ 国 語(教材解釈~発問等)
 ・ 小林一茶 俳句「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」
 ・ 与田準一 詩「ぼくのいぬころ」
 ・ 1年 物語文「くじら ぐも」

○体 育
 ・ 柔軟運動 ・ブリッジ ・ 側転 ・横回り ・かえるの倒立・・・展開の核と実技

○図 工
 ・実技「手を描く」・・・下絵の描き方、パレットの使い方、色の作り方、筆の使い方  色のつけ方などの実技をした。


4 次回の予定
(1) 日 時 平成24年 10月13日(土) 9:00~12:00
(2) 場 所 浜松天竜壬生ホール

5 その他
この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○totoroの小道
○藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○松明光明
○浜松授業研究の会