松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

「いじめの問題は学校だけの責任ではない」・・・なるほどと思う

2017-12-20 09:32:02 | Weblog


「いじめは学校や教師の責任」であるこを教師は自覚しなければならない。その上に立ってであるが、次の文を読んでみよう。これは中日新聞12月15日のハーフタイムの欄であり、題目は「皆が少しずつ」である。そのまま下記に紹介する。

「いじめの問題は、学校だけが矢面に立たされているようで違和感がある。」と言うのは、浜松市北区の元PTA会長だ。
 隠れて行われるいじめ。学校側だけで実態をつかみきれない、という意見にはうなずける。元PTA会長は「いじめている側の保護者も、学校と同等程度の責務を負っていいのではないか」と続ける。
いじめは完全犯罪じゃあないわけだから、目撃者も証拠もあるだろう。そして目撃者の多くは同級生ら。「だとしたら、わが子からいじめ問題を聞き出せなかった保護者は、学校を追及するだけでなく、自分たちの責任をもっと考える必要があると思う」と訴える。
 いじめは表面になかなか現れにくい。「でも周りのみんなが少しずつ、勇気と意識を持ってできることをすれば、減らせるのでは」と期待する。


 この文を読んで、みなさんはどう思うだろうか。元教師の私が勇気を出して言わせてもらうと「ああ!いいことが書いてあるなー」である。
 子どもは生まれてずっと家庭で育ち、学校での時間以外はほとんどが家庭や地域である。自分の子どもやその友だちの様子は、学校と同じようにつかめるはずである。そういう意味では、文にあるように 「周りのみんな(学校、家庭、地域)が少しずつ、勇気と意識を持ってできることをすれば、(いじめを)減らせるのでは」の考え方は素晴らしいことであると思う。
 みんなでいじめをなくしていこう。


※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。

第78回「浜松授業研究の会」の御案内

2017-12-12 06:46:58 | Weblog
                      【 会員の指導による体育 】
   

           ~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~  

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想的な教育はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時   
2017年12月16日(土)9:00~12:00
          
2 開催場所   天竜区壬生ホール 第1会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物  
○ 実践したもの(ある人)
○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
○ 筆記用具
○ 国語辞典
○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のホームページやブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思いますぜひ検索してください。
○ 浜松授業研究の会
○ totoroの小道
○ 松明光明



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学校の変革、つくづく思うこと

2017-12-04 13:37:51 | Weblog
                  【 授業研究会の実践(表現活動)より 】

 最近、つくづく感じることがある。それは、「これでは、『学校が変わらない、授業が変わらない、子どもが変わらない』ということである。」その理由として、自分を含めてであるが、
1教師の概念(形式)主義
2試してみない
3事実をしっかり見ない
4他から謙虚に学ばない
5困難に挑戦することを言うリーダーが少ない
 等であるように思う。まず、学校や教師は、校内の研修や自分の研修の前提として、これらの5つを確認する必要があるだろう。そうしないと、すべてが何年経ても変わらないように思う。


※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。