今日は山間にある小学校と幼稚園の閉校、閉園式があった。小学校は143年、幼稚園は60年の歴史を刻んできた。閉校、閉園は、少子化のため子どもの数が減り仕方がないことであるが、何とも寂しいものである。現在ここに通学する子どもたち、ここを卒業した多くの人々、ここの集落の人々、そして、この学校や園に勤務した多くの先生方にとってはなおさらの寂しさであろう。
小さな学校であるが、先生方は、すばらしい子どもを育ててくれた。最後にこの学校への思いや前を見つめて生きていくという内容の子どもたちの発表の声や姿は立派であった。また、心を洗われるような美しい歌声など実に感動的であった。
山間の小さな学校の子どもたちではあるが、教育の内容や質が高ければここまでできることを証明していた。このことは、多くの教育関係者にはぜひ理解してもらいたいことである。
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