松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

「幼稚園って」どんなところか~12 参観日は、ほんとうの子どもの姿が見えにくい

2013-02-26 15:30:25 | Weblog



連載10 参観日は、ほんとうの子どもの姿が見えにくい
 幼稚園では、1年に何度か参観日があります。平日の場合もあれば、土日場合もあります。当日は子どもたちは自分の親が来ているかどうか、大変気します。回りを見渡したりそわそわしたりします。自分の親が来ていると思ず駆け寄っていったりするときもあります。いつもは元気な子がおとなしくったり、おとなしい子が騒ぎ出したりします。普段は大騒ぎをしたりいたずをする子が、とても行儀よくなったりします。ですから、参観日の様子で自の子どもの日常の様子が何でもがわかるというものではありません。
 ほんとうに普段の自分の子どものことを知りたかったら、毎日の保育を陰見るしかありません。
先生にしてみると、いつもはもっといい子です、と言い訳したくなるタイと、いつものいたずらをお母さんに見て欲しかった、と思ってしまうタイプ子どもがいるのです。

第30回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

2013-02-18 15:23:35 | Weblog



第30回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

研究会テーマ:~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」~

1開催場所 天竜壬生ホール第2議室

2開催日時
平成25年2月16日(土)9:00~12:00

3研修内容
(1)近況報告

(2)研修内容
 今回は30回目の研究会であった。考えてみればよく30回も続いて開催できたものだと思う。今回は参加人数も多くとてもよかった。この会が認知されてきたことだと思う。 各教科の実践発表や国語の教材解釈などについて時間を費やしたが、とても充実しており今回も時間不足であった。
○国語
2年 実践発表「スーホの白い馬」
教材解釈「スーホの白い馬」
○体育
1年 長縄跳び
4年 器械運動「頭はねとび」
○図工
5年 描画「自画像」
3年 紙版画「けん玉」
5年 版画多色刷り「自画像」

4今後の開催予定
第31回 平成25年4月13日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室
第32回 平成25年5月18日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室
第33回 平成25年6月 8日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

5その他
この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○totoroの小道
○藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○松明光明
○浜松授業研究の会


第30回 授業研究の会(浜松の会)の御案内

2013-02-08 18:29:21 | Weblog




第30回 授業研究の会(浜松の会)の御案内

~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時
  平成2013年2月16日(土)9:00~12:00

2 開催場所
  浜松市天竜壬生ホール第2会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
 ○ 国語、算数を中心とした各教科
 ○ 音楽、図工、体育などの実技教科
 ○ 学級づくり
 ○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。


しつけで最も重要なのは「教師の話を聞く」こと

2013-02-05 17:05:20 | Weblog


      
 「学校(園)のしつけのなかで、なにが重要か、一つだけあげよ」と問われたら、どう答えるだろうか。
 答えは「教師の話を聞く」であると教育実践者の家本芳郎氏はつぎのように述べている。
 これは教育の最優先事項である。それほど教師の話は子どもにとって大切なのである。
 教育はすべて、教師の言葉から始まるからである。教師の話を聞く力がないと、心身の発達は保障されないどころか、生命を守ることもできない。
 だから、子どもたちに「先生の話を聞く」ことをまず要求する。そのかわり、そういうだいじな話をする教師にもそれなりの自覚が求められる。
 「師の言葉は水火(すいか)のごとし」という言葉がある。水や火がなかったら人は生きられない。教師の言葉も、子どもたちにとって、水や火のように大切なものだという意味である。
 しかし、教師にそういう自覚は薄いようである。まず、教師は教師のもつ言葉の力を自覚し、自らの言葉を「水火」たるべく鍛えていかなくてはならない。