松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

謹賀新年

2012-12-31 12:25:08 | Weblog



新年明けましておめでとう ございます。本年もよろしくお願いします。

私は新年を迎えるといつも次の俳句を思い出します。

○初暦知らぬ月日の美しく
          吉屋信子



年が明けて新しい暦を使い始めます。この句には、新しい暦にこれからどのような月日が重ねられるのか、期待と願望が込められています。

今年も多くの皆様に幸せの日々が重ねられることをお祈りします。



※授業研究の会(浜松の会)開催日のお知らせ

第29回 平成25年1月19日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

第30回 平成25年2月16日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

第31回 平成25年4月13日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

第32回 平成25年5月18日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

注意の圏

2012-12-28 15:19:09 | Weblog


 “私の仕事場であった教師の世界 ”で言えば、新任教師の時代は、目の前の5~6人しか注意が繋がれません。教室の中に30人の子どもがいても、自分のことに精一杯で、残りの24~25人の子どもたちは、目に入らないのです。それが1年経ち5年経ちするうちに5~6人が20人になって、教師経験が10年も過ぎると、ほぼ学級の全員の子どもたちの姿が見えるようになってきます。そして、20年もすると、子どもに背を向けて黒板に字や図を板書していても、子どもたちの様子が手に取るように分かってきます。その教師の「注意の圏」が広がってくるからです。
 とは言え、「繋がる」や「見える」「分かる」ことは、どんな教師も年数を経ると必ずそうなるというものではありません。実際の学校現場では、20年以上経っても、相変わらず5~6人しか見えずにいる教師もいるのです。
 では、「子どもが見える教師」と「子どもが見えない教師」の違いは、何処にあるのでしょうか。そえは《子どもが見えるようになる努力と修業》をするかどうかです。努力と修業ですから、息の長い根気と楽天性、そして不断の自己点検を続ける意志と行動力がないと、すぐ飽きて止めてしまいます。その結果、いつまでも子どもが見えず、その教師の「注意の圏」は、ちっとも広がらないのです。
                     「事実と創造」田中憲夫先生の文から
  

子どもの真の力を引き出すとは

2012-12-25 13:36:02 | Weblog



子どもの真の力を引き出すとは

 「子どもが幼いから」、「子どもがかわいいから」といって、子どもの「言うなり」や子どもに「寄りかかって」いるようでは、子どもの真の力を引き出すとはできない。しっかりと指導して子どもの可能性を十分に引き出してやらなければならない。そのためには、教師は何といっても強い意志をもって教育に努めなければならない。子どもは自分でも気づかないような力を教師が引き出してくれたとき、ほんとうの喜びを感じるのである。

《子どもは甘いものが好きなのはでない。旨いものが好きなのである》

「幼稚園って」どんなところか~10 幼稚園では、地震や火災の避難の仕方を教えます 

2012-12-21 17:51:39 | Weblog


 前号と同様に「幼稚園とはどんなところなのか」私なりにまとめてみました。保護者の皆様にもそれを紹介していこうと思います。このことにより幼稚園の理解をいっそう深めていただければと思います。

連載10  幼稚園では、地震や火災の避難の仕方を教えます。 
 
 幼稚園では、園児に対して地震や火災避難訓練を5回行います。地震では防災巾を被り、机の下にもぐったり、手で頭覆ったりして身を守るようにします。放の指示や先生の指示に従って園庭にすばく避難するとうい訓練もします。火災を定しての避難もします。出火場所を決めてそこから遠ざかるようにして避難したります。
各クラスでは、事前に先生の指示でスースに避難できるように練習したり、話したりしておきます。また、園児に予告しに訓練をするときもあります。
そんなときは、普段の避難の仕方がどの程度身に付いているか先生方は、見け、指導します。
避難するときには、「おかしも」の約束をしっかり守らせます。「お」は、友だちを押さない。「か」は、かけない(走らない)。「し」は、しゃべらない「も」は、戻らないのことです。
 訓練の後には、各クラスに戻り、避難の仕方の反省をしたり、災害につて生が話したり、紙芝居などを見せて指示に従って避難することの大切さを教ます。
 御家庭においても是非、大切なことですので、幼稚園での避難訓練を参考しながら避難訓練をしてみたらいかがでしょうか。


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2012-12-18 14:45:26 | Weblog


 中山さん(日展理事長)は絵の指導に訪れた小学校の例を挙げて「モデルを連れていっても描けない。モデルが前にいるにもかかわらず、子どもたちの描く絵は漫画になる。自分だけの世界。もっと物を見る訓練をした方がいいと思うが」・・・・・・中日新聞より

私も全く同感です。

見る目が良くなければ・・・・・どうしようもない

2012-12-12 17:29:26 | Weblog


「食べる人が味音痴だと農業は駄目になる。芸術も同じである。見る側の目が良くないと、良い作品は生まれない。」(養老孟司)

教育も同じことが言えるのではないか。見る側の目が良くないと、よい授業は生まれない。
「追求方式の授業」のよさを語っても、実際に見てもらっても、この凄さがわからない教師が多い。ほんとうに残念だと思う。

第28回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

2012-12-10 16:22:09 | Weblog



第28回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

研究会テーマ:~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」~

1 開催場所 天竜壬生ホール第2議室

2 開催日時
  平成24年12月8日(土)9:00~12:00

3 研修内容
(1)近況報告

(2)研修内容
 今回は国語の教材解釈、授業展開について多くの時間を費やした。やはり何人かで教材解釈すると1人では気づかないような解釈ができ、授業展開も見えてくる。はやく授業をしたくなるものである。
○国語・・・教材解釈 2年物語文「スーホの白い馬」
〃 4年物語文「ごんぎつね」
〃 4年物語文「三つのお願い」
○体育・・・4年 器械運動
○図工・・・5年 描画「校舎」

4 次回の予定
(1) 日 時 平成25年 1月19日(土) 9:00~12:00
(2) 場 所 浜松天竜壬生ホール 第2会議室

5 その他
この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○totoroの小道
○藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○松明光明
○浜松授業研究の会

第28回 授業研究の会(浜松の会)の御案内

2012-12-02 12:35:28 | Weblog


    第28回 授業研究の会(浜松の会)の御案内

~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時
平成24年12月8日(土)9:00~12:00

2 開催場所
浜松市天竜壬生ホール第2会議室

※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
※服装は自由です。
※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
 本研究会の学びの特徴
・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物
○ 実践したもの(ある人)
○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
○ 筆記用具
○ 国語辞典
○ 会費 300円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○浜松授業研究の会
○totoroの小道
○藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○松明光明