松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

卒業、入学の季節感が好きです

2018-03-25 10:12:12 | Weblog
                     【 今咲き誇るムスカリの青が美しい 】


この時期、卒業、入学の季節感が好きです。
爽やかな季節、桜花爛漫の季節を背景に、卒業、入学する子供たちや退職、転任、転入する先生方の幸せを祈ります。

さまざまな考えがあることを子どもに分からせる方法

2018-03-16 10:04:12 | Weblog

○ 「さまざまに考える」→「多くを出し合う」→「真理を求める」
何かわからないときは、どうする。先生に聞く、友だちと話し合う。そのとおりです。では、両方ダメと言われたらどうする。カンニング、それはダメ、今から先生が問題を出します。相談はダメ、質問もダメ、もちろん人のを見てはダメです。約束を守ってくれる? みなさんにはA4の紙が一枚あります。それに   
① 上に三角を1つ描いてください。 
② 次に大きな○を1つ描いてください。
③ 次に長方形を1つ描いてください。
④ 次に1本の直線を書いてください。
 どうでしたか、描けましたか。見せられない。自分のを見て不安になる。友だちのを見て不安になる。消したくなる人もいる。それは当たり前です。みんないろいろなのです。みんなちがう。考えていること、心で感じていることみんな違うのだから違ってあたりまえです。
 どれが正しいとか正解というまえに、友だちのちがう考えを受け入れることが大切です。友だちのちがう考えや気持ちを理解してやることが大切です。そうすると安心して勉強も生活も遊びもできるのです。
 国語の勉強で算数の勉強で、みなさんはいろいろな考えを出します。みんな最初は違うのです。そこから出発するのです。それがなかったら前にすすみません。まちがった考えも出してもらわなければ、正しい答えを見つけることができません。 今日の問題で先生が求めたかった正しい答えは、「おでん」です。こんな正解は最初から1人もいません。みんなで活発に意見を出し合って「おでん」を見つければいいのです。そのためには、間違ってもよいからどんどん自分の考えを出さなければいけません。
 まちがった考えを出すことはいけないことだとか、まちがった考えを笑うことはいけないことだということに気づきましたか。これからお勉強ではどんどん自分の考えを発表して、正しい答えを求めることができるように協力しなさい。それが本当の勉強というものです。



※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。





私の教育メモ①

2018-03-06 09:22:36 | Weblog
                   【会員の教師による図工の作品】


○難しい教材が子どもの力を伸ばしていく。
○一人で歌わせたい、人数を多くして逃げさせるようなことはいけない。
○目指す児童像は具体的な方がよい。自ら学ぶ子→きちんと発言できる子。
○力を出しきるの「きる」とは、最後までやりきっていなければならない。
○教科も表現も基本は解釈である。
○「知る」と「わかる」について、知るは、新しいこと。分からなくても知ることはできる。分かるは分からないことが分かる。他と区別できるようになる。
○形式は中身をともなわなければならない。
○授業の予習で子どもの明日の幸せが決まる。
○一人一人のよいところを見ているようで見ていなかった。
○歌の中にさらにリズムをいれる。
○漢字の書き取りやテストは子どもにつくらせる。答え合わせも子どもにやらせる。
○追求は武器がないとできない。
○読みを放置していくやり方と、一回一回評価していくやり方は大きく違う。評価してあげると次の子も生きる。
○やり終わってからあれこれ言ってもダメ!一カ所を徹底して直すことで全体が変わる。
○聞いていない子どもを指名する。答えられないので、すぐまた指名すると宣言し、やりきらせていく。いつも自分の答えを持っていることが大事!。
○一度言ってやらせただけじゃ、ダメ。持続させられるかどうか。毎日の行動に求めたものが現れているかどうか。教師自身が一貫してやりきらせること。



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