松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

ああ!学校はどうなる

2013-11-29 09:15:22 | Weblog


中日新聞「言論」で、立教大学大学院教授である内山 節先生が『透明性のない国家に信認なし』とう見出しで次のように記している。


 国家は決して盤石なものではないのである。それはもろく、壊れやすいものである。抑圧的な国家が突然崩壊の日を迎えるのと同じように、国民がシステムを信用しなくなったとき、民主的な国家もまた崩壊への道を進む。・・・・国民に寄り添い、国民とともに考える姿勢がなければ、国民は次第に国家というシステムを信用しなくなる。

 これを読んだときに少し大げさであるかもしれないが、学力テストの学校別の成績の公表を考えてしまった。
 文科省は学力テストの結果を公表解禁へともっていくようなことを検討しているようである。しかし、市町村教委と学校そして保護者の多く
は、公表を反対している。もし公表となれば、学校の序列化、テスト偏重の授業が横行していくことであろう。それこそ国家ともなり得る文科
省や県知事の多くは、国民となり得る市町村教委、学校、保護者の信頼を失い、崩壊への道を進むであろう。そんなことも考えてしましうが
どうだろうか。

「三川幼稚園」で手品をしてきました

2013-11-27 17:40:59 | Weblog


平成25年11月26日「三川幼稚園」で手品をしてきました。去年1年間勤務した幼稚園です。年中と年長の子どもたちはよく知っているので子どもたちも大変喜んでくれました。よかったです。

演 目  

1 シルクからステッキ 

2 バランス芸(ステッキ、卵とポール)

3 マジック
ア 紙袋からペットボトルの出現→花が動く
イ ロープを使った胴体切り
ウ シルクはどちらの手にあるの→幼児の洋服からシルクが出現
エ「スプーン」曲げと思ったら何と「ウォンド」が曲がった
オ 蛙を使ったモンテ

4 ジャグリング
 ボールとハット(ボールをハットで受ける)

5 テーブルクロス引き 

「東美薗会」で手品をしてきました

2013-11-24 14:45:29 | Weblog



平成25年11月23日「東美薗会」で手品をしてきました。とても楽しい一時でした。

演 目  

1 シルクからステッキ → 手に吸い付くステッキ

2 バランス芸(ステッキ、新聞、ラケットとボール)

3 マジック見たいですか
ア マジックインキ
イ 不思議なスケッチブック
ウ 3本ロープ
エ 胴体を通過するロープ
オ シルクはどっちらの手にあるの(当てる)
カ ガリガリ君のトランプの予言

4 皿回し 数人にやってもらう

5 謎かけ問答 
「東美薗とかけて素敵な洋服と説く」その答えは「また着たいな-」

子どもが難しいのでなく、教師が難しいのではないか

2013-11-14 19:46:35 | Weblog


「子どもが難しいのでなく、教師が難しいのではないか。」ときどきこんなことを思うときがある。
授業による教材が教師も子どもも手軽にできるものになってきている。例えば、国語でも文章を深く追求することなく、感じたこと、思ったことを語り合ったり、ノート書いたりして終えたりしている。音楽では二部合唱をしなかったり、図工では一つの物を時間をかけて描くことをしなかったり、体育では器械運動で柔軟運動をしなかったり、・・・。これは、教師が質の高い授業を敬遠しているのか、それとも指導法を知らないのか。いずれにしてもこれでは子どもは育たない。ほんとうの学びの喜びを感ずることはできない。ハウツーものの授業で教師も子どもも軽薄になっていくだけである。子どもは価値ある課題を与えれば喜んで学習してくれる。このことを教師は知らなければならない。


第37回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

2013-11-09 20:24:31 | Weblog


研究会テーマ:~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」~

1開催場所 天竜壬生ホール第2議室

2開催日時
平成25年11月9日(土)9:00~12:00

3研修内容
(1)近況報告

(2)研修内容
○教師の学べる場所について
教師の授業力を高める場所は、校内研修以外にはあまりない。かつては全国各地に民間教育団体があり、質の高い学びができた。しかし、現在はほとんどそういう学びができない。ここの研究会はそういう意味でも大切にしていきたい。
○「全国学力テスト学校別結果公表」が検討されたいる中で、学習指導要領が求める学力をつけるにはどんな授業にすればよいのか。特に考える力である。

○教科研修
国語
・2年生 説明文「どうぶつ園のじゅうい」の授業報告
新規採用の先生の授業であるが、子どもたちが、文章や言葉に注目し、よく話し合われていた。特に課題に対する文の発見、その文を分析する。自分で文を決める。挙手による人数の確認、その文を選んだ理由の発言などがよくできていた。友達の話の聞き方、発表の仕方なども育てられているように感じた。黒板に貼られた教材文も効果的に使われていた。
教師の力量や努力もあるが、やはり授業の方法が分かってきたことでの成果であるように思われた。
・3、4年 物語文「手ぶくろを買いに」の授業報告
ベテランの先生の授業であるので、授業のつくり方が理解されていた。子どもたち自身ができるだけ授業を進めていくような手法がとられていたのがよかった。話の聞き方、話し方もよかった。課題もよかった。

図工
・6年生 描画「ランドセル」
6年間世話になるという自分のランドセルを題材にしたのがよかった。描く前にランドセルに関する思い出を話し合わせたり、ランドセルに触らせたりしたことがよかった。どこから見て描くか、画用紙のどこに描かせばよいかなどが話題になった。また、絵が苦手な子どもをどのようにしたらよいかなども話題になった。完成が楽しみである。
・3年生 描画「リコーダーを吹く友達」
目、鼻、口、髪の毛、首など描く原則をよく生かしていた。髪の毛の彩色や目玉の形や大きさ、鉛筆やマジックの線などが話題になった。また、リコーダーを吹く頬の膨らみ、息を吸い込んだ胸の膨らみなどは大切にしたい。3年生であるがよくここまで描いていると感じた。この絵も完成が楽しみである。







音楽
・全校生徒 合唱「七つの子」「大切なもの」
数年の継続指導の成果がよく出ていた。伴奏なしのアカペラ「七つの子」の声の美しさ、独唱を含んだ「大切なもの」の歌声の楽しさに思わず聞き入ってしまった。田舎の子どもたちであるが都会的な洗練された歌声であった。県大会に向けていっそうの練習を願いたい。楽しみである。

○その他
今回は国語、図工、音楽など幅広く学べてよかった。

4今後の活動
第38回 授業研究の会(浜松の会)の開催
 平成25年12月14日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

5その他
この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○totoroの小道
○藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○松明光明
○浜松授業研究の会

第37回 授業研究の会(浜松の会)の御案内

2013-11-05 08:27:48 | Weblog



第37回 授業研究の会(浜松の会)の御案内


~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時
  平成2013年11月9日(土)9:00~12:00

2 開催場所
  浜松市天竜壬生ホール第2会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物
 ○ 実践したもの(ある人)
 ○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
 ○ 筆記用具
 ○ 国語辞典
 ○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
 ○ 浜松授業研究の会
 ○ totoroの小道
 ○ 藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
 ○ 松明光明

6 次回の予定
第38回 2013年12月14日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室





夢を持ってがんばってほしい

2013-11-01 20:41:20 | Weblog
 

 先日は、現役の校長先生方との会合があった。一人一人が現在の学校の様子や思いを語ってくれた。現場が忙しい、教科指導や子どもの安全面での支援員がほしいとの声があった。もちろん、全国学力調査で話題になった件についても語られた。
 聞いていてなかなか大変だなーと感じた。学校が本来しなければならないことができにくいようである。そのために、教師としての生きがいが失せてきているようにも感じた。大変なことであるが、夢を持ってがんばってほしい。