松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

謹賀新年

2014-12-31 20:44:23 | Weblog


新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

私は新年を迎えるといつも次の俳句を思い出します。

○初暦知らぬ月日の美しく
          吉屋信子

年が明けて新しい暦を使い始めます。この句には、新しい暦にこれからどのような月日が重ねられるのか、期待と願望が込められています。

今年も多くの皆様に幸せの日々が重ねられることをお祈りします。


※授業研究の会(浜松の会)開催日のお知らせ

第49回 平成27年1月17日(土)9:00~12:00
                  浜北文化センター第1会議室
第50回 平成27年2月14日(土)9:00~15:00
                    浜北文化センター第1会議室
※記念すべき50回です。この日は名古屋の会と合同です。1日の研修予定です。常連の方はもちろんですが、初参加の方も大歓迎です。せっかくのチャンスですので友だちを誘って参加してください。このブログを御覧になられた方、どなたでも結構です。御参加ください。
 詳しい会の内容は、ホームページ「浜松授業研究の会」を検索してみてください。

国語科「追求方式の授業」基本スタイル~4~

2014-12-30 07:52:57 | Weblog


3、追求後の作業
・・・全体(文aを含む段落A・段落Aを含む場合など)のイメージの再構成
変わったイメージⅡを軸に全体のイメージをみんなで話し合う。
○展開の核のイメージⅠからイメージⅡへの変化がきっかけとなって、最初の全体のイメージⅠがイメージⅡに変化する。
○追求には2種類のものがある。
○A追求の対象が自分のイメージである場合(内的対象)。これが本来の対象。
○B次は見かけ上の対象で、「展開の核」を追求する。問題を追求するなどという場合。


(以上本項は元三重大学教授宮坂義彦先生の著作を基にして作成しました。)


大問題(問診問題→対立問題)の作り方

1中心人物の予想外の行動変化・気持ちの変化(大変化)を見つける。
「普通なら~するはずなのに~している。それが変だ、おかしい、つじつまがあわない」
○大変化は主には中心人物の予想外の行動変化であるが、中心人物の気持ちの変化の場合もある。また、行動には言葉も含まれる。
○大変化した行動・気持ちを含む文について、その変化の大きさを際立たせ、疑問を持たせる必要がある。どうしても「変だ」「おかしい」「つじつまがあわない」という強い疑問を持つことが追求の原動力となる。しかし、そのためには大変化が起こった状況を明らかにするで「普通なら~するはずなのに~している。」という事件性、非日常性を浮き彫りにしていく必要がある。それがなくては、子どもたちの中に追求の原動力となる強い疑問が生まれない。

例1〈白いぼうし〉(光村四上)
「あまりうれしかったので、いちばん大きいのを、この車にのせてきたのですよ。」  
○あまりうれしかったからといって、夏みかんをこの車にのせてきたのは変だ。
○子どもは松井さんのこの行動の大きさを自覚しない。当たり前の行動に取ってしまい、疑問すら感じない。おふくろさんがみかんを送ってくれてうれしかったからとか、お客さんに見せたかったからとか自分なりにつじつまを合わせて解決してしまうからだ。現実として普通そこまでしない行動の不自然さ(お客さんの中には夏みかんのにおいのきらいな人だっているはず)を文や語のイメージを広げて際立たせ、よほどの原因があってやっているのだという追求の方向性を持たせる必要がある。

例2〈ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく〉(短歌)○訛がなつかしいからといってわざわざ人ごみの中にまで聴きに行くのは変だ。
○「訛がなつかしいから人ごみの中に訛を聴きに行った」と簡単に考えてしまう。そこまでする行動の大きさに疑問を持たないので問題ができない。

例3〈サラダでげんき〉(東書ー下)
〈アフリカぞうは、サラダにあぶらとしおとすをかけると、スプーンをはなでにぎって、ちからづよくくりんくりんとまぜました。〉
○他の動物はりっちゃんにやらせているのに、アフリカぞうだけが自分で勝手にそんなことをするのは変だ。

例4〈一つの花〉(光村四上)
〈お母さんが、ゆみ子をあやしているうちに、お父さんが、ぷいといなくなってしまいました。〉
○お父さんがぷいといなくなってしまったのは、いよいよ汽車が入ってくるという時になってである。このせっぱ詰まった状況を考えたとき、お父さんの取った行動の異常性が浮き彫りになる。〉

※4つの教材で例をあげたが、「変だ」「おかしい」などは、他の教材にもたくさんある。


※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。

国語科「追求方式の授業」基本スタイル~3~

2014-12-28 09:18:57 | Weblog
                     「浜松授業研究の会」の研修風景

国語科「追求方式の授業」~2~の続き
(3)問診問題(大問題)を考える。
イ、展開の核が行動の変化である場合は、その行動の動機(原因・理由あるいは目的)の追求が問診問題となる。
「こんな行動をとることになったのは、なぜ(どうして)だろう。」
ロ、二つのなぜ「なぜ・どうして」
○A一般的なもの。どうにでも答えられる、答えようがないもの。限定がない。文から離れるからである。
○B具体的なもの。答えが2または3ぐらいの選択肢として頭に浮かぶようなもの。文で限定されている。さらに証拠によって限定されている。
ハ、○Cの場合、「なぜ、どうして」という問題を別な表現に言い換えられる可能性があるかどうか検討してみる。(「何が」「誰が」「何があって」「何のために」など様々)
問診問題・・・中心人物の予想外の行動変化(大変化)に対して、その行動の動機を追求するために、まずその行動変化(大変化)に「なぜ・・・?」と疑問詞をつけて問う。子どもたちがどういうことを考えているか。その子どもたちの考えを引き出すための問題を問診問題という。
大問題・・・問診問題、対立問題というのは教師サイドで使う言葉。問診問題に対する子どもたちの考えを整理・分類してできたのが対立問題。だから教室ではこの二つに厳密な区切りをつけず、どちらも大問題という言い方をしている場合がある。
(4)問診問題(大問題)に対する答えの整理・分類による対立問題化
イ、問診問題(大問題)に対する答えを持ち、それを発表する。
ロ、各答えの支持を調べる。
ハ、整理・分類は教師が予想している答えを手がかりに見通しをつける。
ニ、整理・分類による対立問題化を行う。
「こんな行動をとることになった動機(原因・理由もしくは目的)は何か
(5)対立問題と学級課題
イ、対立問題ができたら、選択肢の支持を調べ、学級課題を作る。
ロ、学級課題を解決する過程は、二つの対立する選択肢のどちらかが教材の事実(証拠)に適合しているかどうか、証拠を探して論証、反駁する過程である。そのために、
ニ、新しい証拠が出されるたびに、支持を調べる必要がある。
(6)対立問題を論証して解決する
イ、小問題を出し合う。大問題が行動に対するのに対して、小問題は言葉に対する問題である。子どもたちの作った小問題の質によって、論証が成功するか否かが変わってくる。それゆえ、小問題の作り方(言葉に対する疑問の持ち方)に対する指導は、新年度当初から計画的に執拗にやっていく必要がある。
 一斉授業で出される小問題は事前に作ったものの中から、精選し、集約したものとすること。自分たちで作った問題を検討する際には
○A追求に値する。
○B調べれば分かる。 
○Cどうにでも答えられる。
の三つのランクに分けると考えるとよい。ただ、このランク分けは子どもたちの力にあまる部分があるので、教師主導でやっていく。一斉授業で出される小問題は○Aランクの問題である。
ロ、複数の小問題について、問題解決の順番を検討し、順番を決める。
ハ、小問題を解く。
ニ、小問題を解いた答えが証拠となる。その証拠を基に、二つの対立する選択肢を吟味し、どちらかに決定づけられたら解決となる。
ホ、学級問題の吟味の結果、「展開の核」についてのイメージ変化には子どもによって二つある。
○A初めにイメージⅠを持ったものが、それを否定して、証拠のあるイメージⅡを受け入れる場合。
○B初めに証拠のないイメージⅡを持ったものが、証拠のあるイメージⅡに変わる場合。

ボーイスカウトの集いで手品をしてきました

2014-12-24 09:27:58 | Weblog
                       全員で腕回しの手品を楽しむ

20日には、ボーイスカウトの集いによばれて、手品をしてきました。小学生から大人までのボーイスカウトの関係者が集まり楽しくできました。

演 目
1オープニング
○シルク→ステッキの出現→バランス
2手 品
○ステッキが手に吸い付く
○輪ゴムが溶ける
○カードの読心術(吸盤を使って)
○コーラ瓶の消失→ポテトチップスの箱→ボールのジャグリング
3皿回し
○皿回しのバランス芸
○皿回しと吹きボール
○子どもたちと皿回し
4腕回し→参加者全員を対象にしてやる

天竜厚生会 さいわいデイ・ケアセンターで手品をしてきました

2014-12-21 08:43:16 | Weblog


1シルクからステッキ

2クイズ
○サンマが10匹
○ペットボトルを車内に捨てる・・・
○5円、10円、1000円が歩いて・・・
○奈良の鹿は・・・

3マジック
○運試し(5つの封筒)
○3本ロープ、ロープの結び目作り、首切り
○トランプ(糸で繋がったもので)
○吸盤とトランプ当て
○ミスターラビット(スポンジ)
○ペットボトルに入るキャップ
○コーラの消失とボールジャグリング
○皿回し
○シャボン玉飛行機

演技時間14:00~15:00(約1時間)
スタッフにいろいろ手伝ってもらい楽しくできた。

第48回 「浜松授業研究の会」研修報告

2014-12-15 11:22:45 | Weblog
                   写真:「浜松授業研究の会」会員の実践より



      
研究会テーマ:~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」~

1開催場所 天竜壬生ホール第2会議室

2開催日時
2014年 11月13日 9:00~12:00

3研修内容
(1)自己紹介及び近況報告

(2)理論研修
○研究会の広報について
ネットや口コミを多くしたい。
○国算理社の重点だけでは、人間が薄っぺらになる。芸能、芸術教科も大切である。
○擬似体験だけでなく実体験も大切にしたい。

(3)実践研修
国 語
○3年生  物語文「ちいちゃんのかげおくり」
・3の場面から問題作り
いつなきだしたのか・なぜこらえたのか
図 工
○1年生 自画像「歌をうたう顔」 
・1年生の作品とは思えない、全ての子どもが力を発揮している。
・画面いっぱいに画いてる。
・目が生きている、口の中、歯もよく画いている、鼻の描き方が難しかった。他
・自分の顔を触りながら画く。筋肉の付き方など。
・黄色いボール紙に画かせたのが効果的であった。
○1年生 描画「体操する私」
・これも到底1年生の作品とは思えないできばえである。
・人間の体の描き方・・・お団子方式がよい
・自分の写真をみて画く。
・コンテの効果 
○3年生 物語の絵「モチモチの木」
・全員の作品が素晴らしい。
・白い画用紙か黒い画用紙を使うには、表現するものによって効果が違う。
・国語、総合表現のモチモチの木の学びが作品に生きている。
総合表現(オペレッタ)
○ 全校(1年~6年)オペレッタ「かさじぞう」
・表現の写真から見取れるもの、特に動きの構成、体の動き、舞台の使い方など写真を利用して、学ぶことができる。
○5年生「あほろくの川だいこ」
・スキルとしての練習、途中での教師の手入れの大切さ・・・宮坂先生、戸田先生の指導から学ぶ。
・全ての子どもが意欲的に参加している。
・台詞、歌声に迫力がある。
・長ズボン、長袖より半ズボン、半袖のほうがよい。
○1年生「おむすびころりん」
・どの子も恥ずかしさを克服している。
・少ない人数だが、表現でそれを補っている。
・少ない衣装や飾りであるが物語の雰囲気を出していてよい。


4次会の研究会の案内
第49回 浜松授業研究の会の開催
2015年1月17日(土)9:00~12:00浜北文化センター第1会議室

5その他
この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○浜松授業研究の会(ホームページ)・・・参加方法や日時、研修の様子、各教科等の実践が掲載されています。
○totoroの小道
○松明光明


※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。


第48回 「浜松授業研究の会」の御案内

2014-12-09 09:00:01 | Weblog
               写真集「いのちこの美しきもの」斎藤喜博著(一莖書房)より


~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時
  平成2014年12月13日(土)9:00~12:00
          
2 開催場所
  浜松市天竜壬生ホール第2会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物
 ○ 実践したもの(ある人)
 ○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
 ○ 筆記用具
 ○ 国語辞典
 ○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
 ○ 浜松授業研究の会
 ○ totoroの小道
 ○ 藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
 ○ 松明光明

6 次回の予定
第49回 2015年1月17日(土)9:00~12:00なゆた浜北 第1会議室


※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。




国語「追求方式の授業」基本スタイル~2~

2014-12-05 10:00:36 | Weblog


1、追求前の作業
(1)全体の通読
イ、新出漢字の読みと書き順
ロ、朗読(個人、グループ、全体)指名読み
ハ、登場人物の確認
ニ、あらすじ(誰がいつ、どうしたかなど)
(2)場面ごとのイメージ作り
イ、場面の出来事をつかむ(行動の変化に目を向けて)(どの段落にあるか)
ロ、中心人物を見つける(行動が激変した人)
ハ、心をひかれた文、段落に印をつける。

2、追求過程
(1)予想外の行動変化(大変化)を探す。
イ、中心人物の行動で予想外の変化のある(ありそうな)段落Aを選ぶ。
ロ、その中から登場人物の予想外の行動変化を述べた文aを抜き出す。
ハ、その文が本当に事件性のある・非日常的な内容を持つ文かどうかを調べる。 ・普通なら~するはずなのに~するのは
・変だ、おかしい、つじつまが合わない
ニ、その文を追求対象(展開の核)とする。
  追求対象(展開の核)を含む段落もしくは場面についてイメージを書く。
(2)「変だ」「おかしい」と思う語句・文を抽出し、その意味を調べる。
イ、文a中から「変だ」「おかしい」と思う語句を選び、意味を調べる。
 意味調べを詳細に、また当たり前だと思う言葉についても調べてみる。
ロ、段落Aの中で、文a以外の文の中から「変だ」「おかしい」と思う語句・ 文を選び、意味を調べる。(追求前の作業でやった意味調べよりもさらに詳細に。また、当たり前だと思う言葉についても調べてみる。)
ハ、「変だ」「おかしい」と思う語句・文の抽出と意味調べは、必要に応じて、選んだAと関係のある前後の段落(前後とも1~3段落)にも広げる。
ニ、「変だ」「おかしい」として子どもが出した語句・文は追求過程でいつでも使えるように板書もしくは掲示をしておく。この段階で注意が向けられな かった語句・文は追求過程で活用の対象とはなりにくい。

国語の「追求方式の授業」とは~1~

2014-12-01 11:34:12 | Weblog


これからこのブログには何回かに分けて、本会(浜松授業研究の会)で進めている国語の授業ついて記していきたいと思います。

 授業には、「教え込みの授業」と「追求方式の授業」の2種類があると考えています。
 「教え込みの授業」とは現在の授業の主流であり、新しい知識を知ることにその目的があります。そこに発達というものはありません。しかし、これから発達させようとするものを学ぶので、そういう意味では必要な授業であると言えます。
 それに対して、本会で試みているのは、「追求方式の授業」です。「追求方式の授業」とは知識(言葉)の意味を深める(変える・発達させる)ことにその目的があります。教え込むことはしっかりと教え込み、その上に立って、子どもの発達(可能性の現実)を大事にする授業であり、現在の授業の主流である「教え込みの授業」とは対極をなす授業だと考えています。
 「追求方式の授業」には、まず子どもたちに問診するということがあります。授業での学級課題を設定する時などでは、まず子どもたちの考えを問診することから始めます。これはどこまでも学級の子どもたちの現状から授業を出発しようとする意図の表れであり、子どもたちを大事にしようという意識の表れでもあります。次に対立です。国語の授業に対立という言葉を持ち込むと違和感を感じる人が多いかと思います。しかし、学級内に対立が生まれそのどちらかが正しいかを吟味していく過程はなんと言ってもおもしろく、子どもたちが夢中になります。さらに最後には、子どもたちが最初に持っていた教材に対するイメージが変わってしまいます。
 これは他の方式の授業にはない大きな魅力だと考えています。

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