わが国の最大の課題となっているのが少子化である。この少子化は教職としても大きな影響を受けてきている。
社会学者の古市憲寿さんは少子化対策として次のように述べている。参考になるので列挙してみる。
○ 待機児童が多い。保育所を増やすこと
○ 保育所を義務化すること。
○ 子どもの声がやかましいというが、・・・・・・。
○ シングルマザー、シングルファーザーでも子どもが育てられるようにしたい。
○ 日本では、結婚も離婚も紙1枚でできる。外国は宗教上の問題等で簡単にはできない。
○ 子どもが増えることは、経済的にも向上する。子どもや孫への経費が増すからである。
○ 少子化は選挙の票になりにくい。子どもは社会のために必要なのに。
○ 先々は若者2人がお年寄りを養うから1人がお年寄りを養うことになってしまう。1960年(50年前)では、9,1人で高齢者を支えていた。
○ 外国の経済学者ピケティ(21世紀の資本論)なども日本の対策に少子化をなぜ重要にしないのかと驚いている。
○ 高齢者対策は70兆円だが、少子化対策は3兆円しかない。
○ 少子化とは高齢化とのバランスが大切である。高齢人数が少なければ、子どもの数が少なくなってもやっていける。
○ 外国人労働者を増やせばよいというが、これは一時的な対策であり、真の解決にはならない。
○ 男性の家事が少ない。たしかに男性は長時間労働だが、女性は昼間仕事を持ち家事もやらなければならない。
○ 高齢者の家族イメージが古い。
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