写真:斎藤喜博と美術教育(一莖書房)より
文科省の官僚は学校現場で体験を
以前の拙ブログ記事に関連してであるが、文科省や一部知事などは学力テストの重視や英語教育の導入、道徳教育の教科格上げなど、学校教育の改革を矢継ぎ早にしつつある。今でも教科の指導が詰め込み式の授業になっているのに、これらが導入されるとどうなるだろうかと心配でならない。そりゃあ、いい加減に教育すればできるかもしれないが、これでは真の教育にならない。
ところで、文科省の官僚は学校現場の忙しさをどのくらい知っているのだろうか。知っているならば、こんな矢継ぎ早な改革はしないはずである。もし、知らなければ、学校現場の体験を是非してほしい。多くの教科等の指導があり、生徒指導があり、部活動の指導があり、外部からの調査回答の提出があり、保護者の対応がある。ざっと指折り数えただけでもこれだけある。おそらく身をもってその忙しさが分かるはずである。
現場の体験を少しでも分かっていただけたら、教職員の数を増やすことや、じっくりと子どもが考えたり、工夫したりすることができる教育改革をするだろう。そして、本省に復帰したならば、また違った改革もするだろう。
文科省の官僚は学校現場で体験を
以前の拙ブログ記事に関連してであるが、文科省や一部知事などは学力テストの重視や英語教育の導入、道徳教育の教科格上げなど、学校教育の改革を矢継ぎ早にしつつある。今でも教科の指導が詰め込み式の授業になっているのに、これらが導入されるとどうなるだろうかと心配でならない。そりゃあ、いい加減に教育すればできるかもしれないが、これでは真の教育にならない。
ところで、文科省の官僚は学校現場の忙しさをどのくらい知っているのだろうか。知っているならば、こんな矢継ぎ早な改革はしないはずである。もし、知らなければ、学校現場の体験を是非してほしい。多くの教科等の指導があり、生徒指導があり、部活動の指導があり、外部からの調査回答の提出があり、保護者の対応がある。ざっと指折り数えただけでもこれだけある。おそらく身をもってその忙しさが分かるはずである。
現場の体験を少しでも分かっていただけたら、教職員の数を増やすことや、じっくりと子どもが考えたり、工夫したりすることができる教育改革をするだろう。そして、本省に復帰したならば、また違った改革もするだろう。