松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

「幼稚園って」どんなところか~11 「なぜ?」と質問してくる子には適切に答えます

2013-01-24 17:01:19 | Weblog
 

前号と同様に「幼稚園とはどんなところなのか」私なりにまとめてみました。保護者の皆様にもそれを紹介していこうと思います。このことにより幼稚園の理解をいっそう深めていただければと思います。

連載11 幼稚園では、「なぜ?」と質問してくる子には適切に答えます

 子どもは自分の興味があることは「なぜ?どうして?」と質問してきます。
質問、疑問が生まれることは、知的面が成長してきたということにつながりますから、適切な答えをしてあげなくてはいけません。身の回りのことが自分でできるようになるのも大切ですが、知的好奇心が育っていくことも成長過程においてはとても重要なことなのです。
 先生は子どものどんな質問にも、子どもが理解できるように答えてあげなくてはいけません。たとえば「なぜ手を洗わなくてはいけないの?」と聞かれたら、「手が汚れたら洗うのよ」といい聞かせるのではなく、汚い手にはバイ菌がついていることやそのバイ菌が口から体の中に入ったら病気になることなどをきちんと話します。そうしたところから、子どもたちはお風呂に入ることや歯磨きなどにも興味をもったりします。
 家庭でも子どもはお父さんやお母さんに「何で?」と質問してくることが多いと思いますが、面倒くさがらずにきちんと答えてあげましょう。また、本を見て一緒に調べてみるのもよいでしょう。子どもにとって難しいことは、質問はわかりやすく説明してやり、理解できる年齢になったら正しい知識を与えてあげることがよいのではないかと思います。

第29回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

2013-01-21 11:40:41 | Weblog
  

第29回 授業研究の会(浜松の会)の研修報告

研究会テーマ:~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」~

1 開催場所 天竜壬生ホール第2議室

2 開催日時
  平成25年1月19日(土)9:00~12:00

3 研修内容
(1)近況報告

(2)研修内容
 今回は国語の教材解釈、授業展開について多くの時間を費やした。久しぶりの説明文4年「ウナギのなぞを追って」では、どこでドラマ(内容の変化)が起こっているのかを元に話し合い、有意義な学びになった。

○国語・・・教材解釈と授業展開の方法 
4年説明文「ウナギのなぞを追って」
5年物語文「わらぐつの中の神様」
○算数の時間を効率的にする授業展開の方法について
ア 宿題の点検 
イ 黒板を使った発表 
ウ 考えを分類するためのカード 
エ ノート指導
オ その他
※詳しくは、ブログtototroの小道を参照
○体育・・・4年 器械運動「頭はねとび」

4 次回の予定
(1) 日 時 平成25年 2月16日(土) 9:00~12:00
(2) 場 所 浜松天竜壬生ホール 第2会議室

5 その他
この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○totoroの小道
○藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○松明光明
○浜松授業研究の会

第29回 授業研究の会(浜松の会)の御案内

2013-01-16 10:59:47 | Weblog


    
第29回 授業研究の会(浜松の会)の御案内

~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時
平成25年1月19日(土)9:00~12:00

2 開催場所
浜松市天竜壬生ホール第2会議室

※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
※服装は自由です。
※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
 本研究会の学びの特徴
・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物
○ 実践したもの(ある人)
○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
○ 筆記用具
○ 国語辞典
○ 会費 300円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思います。検索してください。
○浜松授業研究の会
○totoroの小道
○藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践が掲載されています)
○松明光明



聞く(聴く)は全てを解決する

2013-01-08 16:17:43 | Weblog


 まだまだ先生方は、「子どもが聞くという行為」に対して甘いようでなりません。「こちらを向いて」「先生を見て」「おへそをこちらに向けて」などと、いちよう注意したり呼び掛けたりします。それでおしまいで先生は子どもに話しかけます。注意したのだから、それでよく聞いてくれるのだろうと自動的に思ってしまうのです。①全員が話し手を見ているのか②見ているのだが心はどこにあるのか③先生の話が全員の子どもの中に入っているのか④うなずいて聞いているのかなどを子どもを見ながら話しているだろうか、そこが問題である。 話しを聞かせることは難しいことであるが、教育の中では一番大切なことである。話を聞くことができれば全てが解決するのである。
 発達障害を研究している特別支援教育士、竹内吉和先生は次のように述べている。
○ 「聞く力」の背景に話すがある。そして読むがあり、書くがある。
○ 「聞く力」はコミュニケーションの元になる。
○ 発達障害の子どもには、絵を見せたり、メモを見せたりして丁寧に説明するとよい。
「聞く力」を育てることは、発達障害を持っている子どもでさえも有効に働くのである。


※授業研究の会(浜松の会)開催日のお知らせ

第29回 平成25年1月19日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

第30回 平成25年2月16日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

第31回 平成25年4月13日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

第32回 平成25年5月18日(土)9:00~12:00天竜壬生ホール第2会議室

引退表明した松井秀喜選手

2013-01-04 12:01:13 | Weblog



 テッド・ウィリアムスは、戦前から戦後にかけて活躍し、打率4割も刻んだ伝説の大リーガーだ。
 打撃練習で快音を響かせた後で、彼はつぶやいたそうだ。「おもしろいな、なんておもしろいんだ。一日中やっても飽きやしない。その上で金までもらえるんだからな」
 松井秀喜選手は自著「信念を貫く」で、この逸話を引きつつ書いている。《テッド・ウィリアムスほどは打てない僕ですが、「一日中やっていても飽きやしない」という気持ちは同じです》
 《僕は義務感だけで仕事に取り組んではいません。もっと単純な動機があります》とも記している。打ちたいと思っているうちに日が暮れる。何でこんなに早く太陽が沈んでしまうのか、と悔しがるような少年だったという。
好きな野球だから妥協はしたくない。好きな野球だから負けたくない。ただひた向きに
「好き」を追求し、世界一の舞台でも輝いた。



上記の文章は昨年12月27日に引退表明をした松井秀喜選手について中日新聞の「中日春秋」に書かれていたものである。

好きな授業だから妥協したくない。好きな授業だから負けたくない。ただひた向きに「好き」を追求したい。「好き」な授業だから一日中やっていても飽きやしない。
教職としてこんなになるといいのだが・・・・・・・。