松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

第90回「浜松授業研究の会」開催案内

2019-02-22 08:48:30 | Weblog
                      【 浜松授業研究会の様子 】
   

           ~「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」そんな研究会です~  

 一つの授業にじっくり時間をかけて取り組んでいない。何をしても中途半端な授業になってしまっている。やっつけ仕事になってしまっている。おそらく大半の学校の教育の実態でしょう。
 それがあまり問題視されず、改善されないのは、子どものほんとの力の凄さを知らないからです。子どものほんとうの力を引き出すような授業の経験が少ないからです。だから子どもを見くびって「これでよし!」と思っているのでしょう。または、そう感じていても、どうしたらよいのかその方法を知らないからでしょう。これらの解決は、校内研修だけではなかなか困難です。同僚や先輩教師に教えを請うても難しいことです。私の今までの長い経験で感じていることです。
 この浜松の会では「教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる」をテーマとして研修しています。ここでの学びは、具体的であり、実際的であり、実質的なものです。それだけに確実に得るものがあり、上記のテーマの実現が可能です。
 この会は、偏向的な教育や思想的な教育はしていませんので、安心して学ぶことができます。どなたでも自由に参加できます。まだ、参加されたことのない方は、是非覗いてみてください。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

1 開催日時   
2019年 3月 2日(土)9:00~12:00
          
2 開催場所   天竜区壬生ホール 第2会議室
  ※時間厳守ではありませんので参加できる時間で結構です。
  ※服装は自由です。
  ※駐車場はあります。

3 研修内容
○ 国語、算数を中心とした各教科
○ 音楽、図工、体育などの実技教科
○ 学級づくり
○ その他
   本研究会の学びの特徴
  ・具体的な教材とか写真とかDVD、テープとかの事実を対象にして考える。
  ・参加者からの実践があればそれをもとにして考える。
  ・音楽、体育、図工、その他の実技をする。

4 準 備 物  
○ 実践したもの(ある人)
○ 教材研究をしてほしい教材がある人(10部印刷持参)
○ 筆記用具
○ 国語辞典
○ 会費 200円

5 この会の研修内容や実践の証、考え方は下記のホームページやブログをご覧になれば、おおよそ理解できると思いますぜひ検索してください。
○ 浜松授業研究の会
○ totoroの小道
○ 松明光明



※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。



ほんとうの合唱の指揮とは

2019-02-15 09:01:22 | Weblog

                    【子どもの声を引き出す教師の指揮】
   

 私は合唱の指揮は、子どもの前に立ち三拍子は三角に、四拍子は四拍が分かるように指揮をすればよいと思っていた。しかし、あるとき講師の先生から次のような指摘を受けた「そんな指揮では、子どもは指揮者を見ないで、窓から外の景色を眺めていても歌えます。それは、その曲自体が三拍子なり、四拍子でできているからです」と、私はドキッとした。言われてみればまったくそのとおりだからであった。
 合唱の指揮というものは、子どもの声を引き出さなければならない。そのためには、「子どもが発声しやすいように」「歌うときに身体が自由に使えるように」「歌詞の内容や曲のイメージを子どもに伝わるように」することである。そのためには指揮は、腕だけでなく全身を使ってやらなければいけない。場合によっては指揮者は、前後左右にも移動しなければならない。指揮者は、曲の構想をしっかり持って、何回も練習をし、子どもの前に立たなければならないと教えを受けた。
 私を含めて多くの教師、音楽専科の教師さえも「これは、何拍子の歌だから腕をこのように振ればいいよね。」と形式的に考えていなかったであろうか。


※第90回「浜松授業研究の会」は3月2日(土)9:00~12:00
 場所は浜松市天竜区「天竜壬生ホール」の2階会議室です。どなたも参加を!

※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。


表現活動って何?

2019-02-07 08:10:11 | Weblog
                        総合表現(オペレッタ)        
   
 表現活動は、朗読、作文、美術(図工)、音楽、体育等さまざまありますが、ここでは総合表現(オペレッタ)について記す。
  この総合表現の意義としては、次のようなことが言える。
   
○声と身体のすべてを総動員して、自分の心にあるものを表現する。そのことにより、表現する楽しさや喜びを味わう。
   
○大勢の人の前で発表することにより、自信や勇気を持つ。そして、この自信や勇気は、他の教科の学習や生活に影響し、そこでも自分を出し切るようになる。
   
○くずれつつある現代の子どもたちの心身を、息を吸う、しっかりと声を出す、体をつかう、リズムをつくる、気持ちを合わせるなどを十分に体験させて、メリハリのある心身に再生する。
   
○表現をつくり出すことによって、クラスや学校全体がいっそう強くまとまり、連帯感を深め、勢いを増す。
   
○低俗文化の多い中で、質の高い文化を身につける。
    
  このように、総合表現のよさがたくさんある。実際に私が経験した学校では、この総合表現により、大きな教育効果を得ることができた。



※第90回「浜松授業研究の会」は3月2日(土)9:00~12:00
 場所は浜松市天竜区「天竜壬生ホール」の2階会議室です。どなたも参加を!

※学校・学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。研修での講話や体験型研修をボランティアで行います。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメントに記入していただいても結構です。