松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

呼び掛けてくれた嬉しさ

2008-04-27 09:45:15 | Weblog
 今日(25日)は北浜北小の勤務日であった。いつものように5時30分頃から学校の周辺をジョギングした。今日は美薗の公園まで走った。公園の中を走っていると、「おーいアントニオ先生」と呼ぶ声がした。12、3人の小学生高学年の男子がバスケットの遊びを中断して私を呼ぶのであった。近づいてみると隣の北浜小の子どもたちであった。この学校の子どもたちの一部では、私のことをアントニオ猪木に似ているらしく「アントニオ先生」と呼ぶ。「先生、元気ですか!」と声を出してくださいと注文されることもある。
 子どもたちは、嬉しそうな顔をして。一緒にバスケットをしようとさそってくれた。名前も顔もあまり知らない子どもたちが私をバスケットのゲームに入れてくれたことをとても嬉しく感じた。30分ほどゲームをして今日の勤務校である北浜北小に戻った。
 この仕事についてまだ慣れない日々で多少の不安やストレスも感じていたときであったので、子どもたちからのこの誘いは、ほんとうに嬉しかった。

知らない街を走る楽しさ

2008-04-24 20:34:26 | Weblog
 3校の学校に訪問しているが、いつも夕方6時頃からその学校の近くの街をジョギングしている。知らない街であるので走っていてとても面白い。車ではときどき通が、細い路地などを入っていくことはないので、ああ、ここにこんな店があったのか、こんな公園があったのかなどいろいろ知ることができる。また、知っている人もいないので気楽にジョギングができるのもよい。さらによいことは、毎日違うコースを選んで走ることができるのもよい。
 今までは、光明小で子どもたちと一緒に毎朝走ることができて楽しかったが、訪問している3校は、朝走っている子どもはぜんぜんいない。運動場にもあまり出てこない。残念である。
 年齢を考えると体力維持が大切である。できるだけ続けて、健康を保持していきたい。

つくづく思うこと

2008-04-19 11:50:46 | Weblog
 最近、つくづく感じることがある。それは、「これでは、『学校が変わらない、授業が変わらない、子どもが変わらない』ということである。」その理由として、自分を含めてであるが、
 1教師の概念(形式)主義
 2試してみない
 3事実をしっかり見ない
 4他から謙虚に学ばない
 5困難に挑戦することを言うリーダーが少ない
  等であるように思う。まず、学校や教師は、校内の研修や自分の研修の前提と して、これらの5つを確認する必要があるだろう。そうしないと、すべてが何年 経ても変わらないように思う。

新規採用教員の今

2008-04-13 12:32:57 | Weblog
 春は明るく眩しく生き生きしている季節であるが、一方、その日差しは冬と違って肌を刺すようなところがある。
 新しい職場での仕事も同じようなことが言える。希望や新鮮さはあるが、慣れないために、ストレスを感じたりする。
 この春、新規採用になった教師を見ていると子どもに精一杯の笑顔を振りまき、懸命に学習指導や生活指導をしているが、喜びと不安とストレスを強く感じているようだ。何とかはやく仕事に慣れて、じっくりと取り組めるように力をかしていきたい。

中学1年生へ、入学おめでとう。

2008-04-07 14:41:18 | Weblog
 光が丘中学校への入学おめでとう。みなさんの制服を着た輝く姿が目に浮かびます。今一番よい意味で緊張しています。やる気がみなぎっています。夢がふくらんでいます。新鮮な気持ちになっています。この気持ちを大切にして、自分の願いを確実に1つ1つ実現してください。
 苦しいときには「頭はね跳び」の演技を、学習に行き詰まったときには「やまなし」の授業を思い出してください。ご活躍をお祈りします。

桜花爛漫

2008-04-05 11:30:52 | Weblog
 私の家のすぐ側に、桜の木がある。今は雨戸を開けるとピンクの桃色のいや違う、ピンクでもない、ピンクというと俗っぽいものを思いだしてしまう。夜の繁華街を(私だけであろうか)、では桃色ではどうか、これでは桃の木そのものになってしまう。だからといって、桜色ではあまりにも直接的であり趣がない。そうです、上品であり、清楚なピンクである。あ!またピンクが出てしまった。まあ、そうなんです、雨戸を開けるとパーっと桜の明るいピンクが、目の前に飛び込んできます。外全体が輝いています。今が最高です。
 お花見は船明ダム湖、特に川沿いにある400メートルはあるでしょうか、芝生のところがバッチリです。緑の芝生、ピンクの桜、青い空の三色が互いを引き立たせて見事です。その下で、ビールを日本酒を飲む、桜の花びらがちらちら落ちてきて、グラスの中に飛び込んできたなんてなれば、もういうことなしです。どうぞ見頃は今ですよ。おいでください。

子どもはかわいいね。

2008-04-02 21:12:11 | Weblog
 新しい学校で、今日ふらっと運動場に出てみた。そしたら、ドッジボール遊びををしていた2,3年の女の子どもたちだろうか、5,6人集まってきて、「だれ?先生」「どこから来た」「何年生を教える」など、質問攻めにあった。
 私は何と答えたらよいか戸惑った。「えーとね、先生で~す。」「先生になったばかりの先生の先生」と訳の分からないことを子どもに伝えた。子どもたちは「えー、わからへん」「何だって」の連発であった。
 私は話を変えるために、「あ~ら、かわいい顔してるね、でも、ほっぺに鼻くそがついている」などと言って煙に巻いた。子どもたちは「キャー」と大声を出して、笑いながらグランドに散っていった。私の心にはふんわりと温かなものが残った。
 子どもはどこの子どもも同じでかわいい。

新しい世界にはいりました。よろしくね。

2008-04-01 21:21:29 | Weblog
 「ヤッホー」新しい世界にはいりました。元気です、やや緊張しています、やや戸惑っています、光明小なら会話が弾みます、いまのところ真面目です。笑わないでください、本当です。おそらく2、3日はね。
 それにしても、感動的な子どもたちの送別式。ドラマチックであり、やや羽目をはずした夜の送別会。最後の職員室での涙をさそう惜別の会。ほんとうにありがとうございました。光明小の燃える火を、子どもたちの幸せを祈って、やや遠くから見つめています。