ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

万感の思いを込めて

2013年12月29日 22時20分47秒 | Weblog
最近のアニメなどを見ていると、声優の演技とは実に凄いものだと
思うことしきりであるが、ああいったケレン味の強い演技は、従来の
演劇的な演技力とは別物のように思える。
演技やその辺に関しては、全くの門外漢なので、その点は最初に断って
おくが、ともあれ例えれば、漫画やアニメでの上手さと絵画的な絵の上手さ
が違うようなものだと言えば通りが良かろうか。

無論、だからと言ってアニメの声優の演技が劣るとかそういったことは
断じてなく、むしろアニメに特化し、それを盛り上げるべく進化している
と感じている。漫画やアニメは総合的な表現手段であるから、
『調和する2つは、完璧なる1に勝る』という格言を地で行くこととなろう。

特に個人的にやたらと凄いと感じるのは、女性キャラの『絶叫』である。
今のこのご時勢、個人的にも想像がつかないが、一体何があればかように
悲痛な叫び声が出せるのか、いや、仮にこれがこの程度と言われるよう
ならば、本気の悲痛な叫びなど、聞いただけで心が砕けてしまうのでは
なかろうか、と俄かに不安が沸き立つ程度には凄いと感じる。

この手の“感情が振り切れた際の叫び”というのは、漫画ではなかなか
表現が難しいと思える。吹き出しの中だけで表現すると『~~ッッ!!』
とかばかりになり、逆に笑えてきてしまう。そうなると、絵での表現は
当然として、コマの運びやカットの切り方などのテクニックまで必要に
なるから、個人的に漫画で鳥肌が立つような絶叫シーンというものには、
ほとんど出会ったことがない。

と言うか、これを描ききる自信がないので、エロ漫画を一本も描ききれ
ないのだと、言い訳に近い自己分析をしてみる。
上記の流れをぶった斬る感じではあるが、エロ漫画には絶叫がとても多い。
分からない人には、大人になれば分かるよ、と適当に言っておく。
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