ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

○○の部屋

2012年11月16日 01時27分16秒 | Weblog
起き抜けに、ふと思う。ぼくは広い部屋を欲しているが、その広さは
自分自身が活動する為のものではなく、フィギュアや本を置くために
必要とするものだ。
立って歩いて寝て座るというような、おおよその生活の為に必要な空間で
あるのならば、今の部屋でも十分で、むしろ今の部屋くらいが丁度いい。
となると、本やらフィギュアやらを置くため空間は何なのだろうか、と
考える。例えば実際に、それらを十分に置ける部屋に住むことになったと
して、その部屋の広さに耐えることができるのだろうか。それこそ
身の丈に合わない欲や物を抱えている状態なのではないか。

欲心は身より出るもので、生まれや育ちにある程度は由来するところも
あるだろうが、大体どうしようもないものである。どうしようもないものが
手に余るようなものであったり、別の何かと決定的に対立するような
ものであった場合、どこかしらで折り合いをつけなければならないだろう。
万事が万事うまく行くことなど、ない方が多いのだから。

物を置くための部屋と、生活のための部屋が分かれていれば、気分的には
問題にならなそうではあるが、なかなかそういう物件が見つからない。
という話でもある。見つけたとして、すぐに移るかは分からないが。
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