ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

空箱の山

2022年02月24日 23時51分43秒 | Weblog
置き場所が半ば宿命的に取り沙汰されるフィギュアであるが、それに
伴ってやはりまた宿命的に生じるモノがある。それが箱である。
フィギュアを収めるその箱は、緩衝材と見た目の豪華さをもたらすものとして、
どういう訳かどこの会社も昔からずっと似たような形式で、外の化粧箱に
ブリスターという組み合わせのものであるが、これが殊の外嵩張る。

始めは天井とケースの隙間を埋めていただけが、やがて部屋の角を取り、
それが柱となり壁となり、今ではちょっとした要塞のような威容を誇る始末。
売る時のこととかを考えている訳ではなく、先に述べた緩衝材としての
性能を期待して、引っ越しの時に元に収めるために残しているのだが、
いい加減に技術的な発展を遂げて、ある程度折り畳み可能なつくりのものが
出てはくれないものだろうか。
2,3枚の紙の板を噛ませることで強度を確保しつつ、それを外すと蛇腹状に
折り畳めるというような形式とかそういう感じのやつでひとつ。

最近では外側の化粧箱を簡易的なケースとして転用できるものも出てきている
から、その進化の流れに乗って、ブリスターもお役御免となることを願ってやまない。
コメント
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