ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

ポロリと

2017年09月14日 23時46分55秒 | Weblog
元々人の名前を憶えるのが苦手であるが、最近は思い出すのも億劫に
なりつつある。何かの拍子にかなり最近まで一緒に仕事をしていた人の名前を
忘れて、思い出すのに時間がかかったり、新しく入った同僚の名前をなかなか
憶えられなかったり、先行きが不安な状態である。

ただ、視覚的に得た記憶は維持されやすく、頭に入り易くもあるために、人の
名前を聞いて憶えようとはせずに、名簿などを別途確認することで記憶をとどめて
いる。なお、文字は文字でも活字やPC上などの画一化された文字の方が具合が
良い印象。

よくよく考えてみると、昔から耳から(音として)得た情報は中々頭に入らず、
学校の授業内容等もメモやノートをまめにつけたり、教科書に注釈を入れなければ
頭に入らず、入ったとしてもすぐに抜けていく性質だったので、それが少しばかり
ひどくなっただけ、と言えるかも知れない。と言うか、その程度であって欲しい。

会話の上では話の前後の流れは流れとして記憶できるが、固有名詞的な単体の
ものが登場してくると少々怪しくなる。いずれにしても世間話程度であれば何ら問題
はない(はずである)が、いかに元々頼りない能力であったとはいえ、衰えを
認めずにはいられなくなるような、この体たらくは我ながら何とも情けないような、
気恥ずかしいような、居たたまれない気持ちになる。

老いたなんて思うのはまだまだ10年早い。
コメント
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