女神転生シリーズの新作『真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY』の詳細が
明らかになるにつれ、内容的に大丈夫なのかという不安が大きくなる今日この頃。
限定版のお値段も今時珍しいほどの攻めっぷりで、購入に際しては慎重に
行こうと思う。
さておき、今回新規に、"アナーヒター"という女神が登場し、シナリオに関わるか
どうかは分からないが、ここで真女神転生4くらいからちゃんと女神が転生する的な
要素がシナリオ上に組み込まれてきていることに気付く。4Fのマーメイドみたいに
序盤の頼れる仲魔というだけの可能性もあるが。
件の女神はペルシャ、ゾロアスター教関連の存在であるのだが、思えば日本における
神話モチーフのファンタジーものでゾロアスター教の神々を用いたものがあまり
ないのが少々不思議に思う。この手のファンタジーの本家とも言うべき女神転生
シリーズにおいて、しかもマイナー多神教をストーリーの主軸に据えた4Fですら、
どういう訳か全く取り上げられていなかった。大人の事情なのか。
アナーヒターも一応ゾロアスター教の主神格には属していないからセーフという
可能性もあるが、どうなのだろうか。
大人の事情ならば涙を呑むしかないが、ゾロアスター教の神々は役割が非常にハッキリ
していたり、その割に人格というようなものがなく、ギリシャ神話や日本神話に
しばしば見られる浮いた話や英雄譚などのエピソードがまるでない。
それ故なのか、女神転生シリーズで登場するゾロアスター教関連の存在は総じて
無機質に表現されていた。昆虫のような、肉のロボットのようなそんな感じ。
凡そ人間性が皆無という所が、日本のファンタジーに組み込まれない理由なのかも
知れないが、それはそれでロボットものやSF寄りのファンタジーで採用されても良さ
そうなものである。
結局のところ、言いたいのは、金子一馬氏の描いた"アフラ・マズダー"を見たいのだ
という至極ささやかな話。 アシュラの色違いはノーカウントで。
明らかになるにつれ、内容的に大丈夫なのかという不安が大きくなる今日この頃。
限定版のお値段も今時珍しいほどの攻めっぷりで、購入に際しては慎重に
行こうと思う。
さておき、今回新規に、"アナーヒター"という女神が登場し、シナリオに関わるか
どうかは分からないが、ここで真女神転生4くらいからちゃんと女神が転生する的な
要素がシナリオ上に組み込まれてきていることに気付く。4Fのマーメイドみたいに
序盤の頼れる仲魔というだけの可能性もあるが。
件の女神はペルシャ、ゾロアスター教関連の存在であるのだが、思えば日本における
神話モチーフのファンタジーものでゾロアスター教の神々を用いたものがあまり
ないのが少々不思議に思う。この手のファンタジーの本家とも言うべき女神転生
シリーズにおいて、しかもマイナー多神教をストーリーの主軸に据えた4Fですら、
どういう訳か全く取り上げられていなかった。大人の事情なのか。
アナーヒターも一応ゾロアスター教の主神格には属していないからセーフという
可能性もあるが、どうなのだろうか。
大人の事情ならば涙を呑むしかないが、ゾロアスター教の神々は役割が非常にハッキリ
していたり、その割に人格というようなものがなく、ギリシャ神話や日本神話に
しばしば見られる浮いた話や英雄譚などのエピソードがまるでない。
それ故なのか、女神転生シリーズで登場するゾロアスター教関連の存在は総じて
無機質に表現されていた。昆虫のような、肉のロボットのようなそんな感じ。
凡そ人間性が皆無という所が、日本のファンタジーに組み込まれない理由なのかも
知れないが、それはそれでロボットものやSF寄りのファンタジーで採用されても良さ
そうなものである。
結局のところ、言いたいのは、金子一馬氏の描いた"アフラ・マズダー"を見たいのだ
という至極ささやかな話。 アシュラの色違いはノーカウントで。