ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

大人講習

2017年05月21日 23時48分48秒 | Weblog
宴席に招待されて、そこでのドレスコードが『スマートカジュアル』
だったのだが、そもそもドレスコードというものから勉強することに
なり、関連してジャケットとスーツは別物であることや、着こなしの
アレコレについても半ば一夜漬けで詰め込むに至る。
そしてスーツにも細かい所で時代に応じた変化があり、大体10年程度
で陳腐化するとかそういうことも初めて知る。

結局着こなしやお洒落センス、体形や外見的なものに全く自信が無く、
スーツより一段カジュアルな服装がTシャツとかぼろいジーンズしかない
という、我が家のタンスやクローゼットのベンチの薄さを理由として、
若干浮くのを覚悟の上でスーツで臨むことにした。

実際の会場ではなるほどこういう風に着こなすのかと、思わず唸りたく
なるような出で立ちの面々で、とても勉強になる。そして、ジャケット
などのスーツと普段着の間として機能する服を一枚くらいは持っておく
べきだと痛感する。あと、背が高くて線の細い人は大体何をどう着ても
さまになるという、どうしようもない点も改めて思い知る。

背が低くて、胴長短足で頭がでかい人は、細身であればまだギリギリ
何とかなる感じであるが、これで少し太さが加わってしまうと、もはや
どう頑張ってもモッサリ感が抑え切れないのではないかと感じてやまない
のであるが、どうなのだろうか。

まず第一に着ていることに意義があって、その上での着こなしやお洒落感
なのか、着ているからには服に着られないように徹底的に努力するべき
なのか、その辺の加減も判然としない所がある。

身なりを整えるということは、相手のもてなしへの返礼である、という
行が、今回いろいろ勉強していく中で心に残った一文であったが、
そのための準備であったり予備知識がまず必要で、それに気付かされた。

もうじき38になるが、まだまだ大人になりきれていない。
未だ未熟ではあるが、まだ成長できる。そこは何だか嬉しい。
コメント
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