先日に引き続き『WATCHMEN』の話題で恐縮ですが、今日もその話。
ようやく一通り読んで、色々な事が頭から離れなかったりで、相当の
影響力がある事は身をもって味わっている次第ですが、何回か読み返して
みると、だんだんコメディに思えてくるから不思議である。
やっている事は至極まともで、それどころか息が詰まるくらいに終わりまで
シリアス路線なのだけど、下敷きが『スーパーヒーロー』という存在への
カウンターというかパロディなので、不意に笑える瞬間がある。
しかもそれが、おそらく作者の意図していないであろうタイミングで
来るのだから若干戸惑う。これは日本人特有なのかどうなのか。
人が全力で力んでいる時に、不意にくすぐられるような感覚というべきか。
疲労感は結構なものであったけど、かように複雑で濃密な体験はそう
出会えるものではなく、良い買い物をしたと思った次第です。
ようやく一通り読んで、色々な事が頭から離れなかったりで、相当の
影響力がある事は身をもって味わっている次第ですが、何回か読み返して
みると、だんだんコメディに思えてくるから不思議である。
やっている事は至極まともで、それどころか息が詰まるくらいに終わりまで
シリアス路線なのだけど、下敷きが『スーパーヒーロー』という存在への
カウンターというかパロディなので、不意に笑える瞬間がある。
しかもそれが、おそらく作者の意図していないであろうタイミングで
来るのだから若干戸惑う。これは日本人特有なのかどうなのか。
人が全力で力んでいる時に、不意にくすぐられるような感覚というべきか。
疲労感は結構なものであったけど、かように複雑で濃密な体験はそう
出会えるものではなく、良い買い物をしたと思った次第です。