空の石、野辺の石

※以下、愚痴で弱音です。その手の文に不快感を覚える人はご遠慮下さい。


正しいのだけど嫌いな事があり、間違っているのだけど好きな事がある。
好き嫌いが人それぞれにあるように、正誤もまた人それぞれである。

そういった個々人のスタンスは変えようにも簡単には変えられず、無理に矯正しようと
すれば、必要以上の負荷がかかり、最悪再起不能にまで陥り得る。
強制力のある規律を使って統制を取ろうとしても、多くの人が納得できるものでなければ
全くの逆効果である。往々にして問題になるのが、こういった規律を掲げる人間が
個々人のスタンスというヒトの習性すら克服させうると、規律に対して過剰な信仰を
持っている場合で、なかなか話が通じない。
さりとて、個々人のスタンスを過剰に信用して風任せのフリーダム進行というのも
けじめのないグダグダな状況に陥り、決定という言葉が意味を失うためにいつ何時
ちゃぶ台返しが行われるか分からない、胃の痛む環境と言える。

大体、とあるコミュニティが時間の経過とともにどちらかへ傾き、その更に少し後に
カウンターとして反対側の勢力が湧き上がってくるというのが定番であろうが、
そのうねりに飲まれる人間としてはたまったものではない。

柳の葉のようにいなそうにも、日和るなというような意味の事を言われる始末。
ガチンコで向かおうとしたら、頭を使えというような意味の事を言われる始末。
正しいのは分かるのだけど、解らない。

向いてないのかなァ、と思う。