何年前の話

そろそろ目覚まし時計の電池が危なかろうと、他の用事のついでに寄ったコンビニで
買おうと思ったら売っておらず、愕然とする。コンビニにおいて、生活必需品は
欠くべからざる商品であるが、置いてなかったということは、もはや現代の生活に
電池は必需品で無くなってしまったのだろうか。普通にリモコンとかWiiコントローラ
とかで需要があると思ったのだけど、みんなエネループ使っているから不要と申すか。
ともあれ、何かの間違いだと思いたい。

そんな事があったせいか、帰り道にふと『今この目に入る風景を1000年前の人が見て、
理解できるものがどれだけあるのだろう』と考えたりした。すると、恐ろしい事に
殆ど無い事に気付く。通じるのはせいぜい人の顔と、星空くらいである。
それらもちゃんと通じるかどうかは怪しいのだけど、ともかくそう考えると、
道具とか技術がここまで発展しても、人間自体は思ったほど変わっていないのでは
ないかと、そう思ったりした今日この頃です。