ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

使わざるを得ない

2007年12月14日 23時57分38秒 | Weblog
『これ開発した奴は自分で使ってみたんでしょうかねえ』とは
風の谷のナウシカ(漫画)においてクロトワがボソリといった台詞ですが、
日常で実際に口にする機会が結構多いです。

最近具体的にそう思ったものはマウスとタブレットの二つ。

マウスに関しては以前にも書いたのですが、3ボタンの物が一切無くなった事。
個人的には外側で決定版といえる物が出せたら、ほとんど中身の
更新だけで良いと思うのに、何か必要以上に多く出ている。
そのくせ、3ボタンのように機構が違う物は増えていかない。

タブレットに関してはペンの選択肢がほぼない事とそのペンのフィーリングが
悪い点。一般の文房具の中では太い軸の方が長時間の筆記でも疲れない、
という話で、実際Dr.グリップのような人間工学を応用したと謳うものには
太い軸が多いです。
しかし、筆記ではそうでも、描画でそうかと言えば、違うと思う訳です。
多くの絵画用画材の柄は細く、一般の鉛筆かそれ以下くらいの太さで、
デジタルで描く人もその前の段階までにそれらの画材に慣れ親しんできている
事が多いと感じます。個人的にはペンの太さはその重さや長さと同等か
それ以上の重要性を持つと考えています。
さらにタチの悪いのは、業界のほぼ独占ともいえるメーカーのタブレットの
ペンの太さが機種が変わる毎に変わってしまっている事。(しかも互換性無し)

マウスのように外の企業が色々なニーズに応えたペンを出してくれれば
良いのですが、そこはほぼ独占シェアの悲しさ。

と言うか殿様商売。

進化の過程において、淘汰はつきものだと思うけど、これらの物を見るに、
そんなものがあったのかどうか、非常に疑わしい。
『使っていれば慣れる』と言うが、それも製作者サイドのエゴな訳で。

と言うか、タブレットのペン使い始めて9年位になりますが、
未だにあのペンの太さが手に馴染みません。
お願いだから鉛筆くらいの太さのを出して下さい。
コメント
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