達人の理由

仕事場の仲間と絵関係のサイトについて話をした。
曰く、すべからく上手い人のサイトには、やはり上手い人のリンクが張ってある
そうである。それも大量に。
それこそプロとして絵だけで食っていける人ともなると、
おそらくはこうした同業者の監視というか見学はものすごく重要な
事なのだと思う。

しかし、それに比してぼくが運営しているサイトはどうだろうか。
リンクなどほぼ皆無である。別に隠している訳ではないし、リンクの
張り方を知らない訳でもない。面倒な訳でもない。

これは実に大変な問題である。
『俺試験勉強なんてやってきてねーや』という隣人の言を真に受け、
本当にやってこないでいて痛い目を見るという状態に似ている。

甘かった。頭では解っていても、やはりそうある人間は然るべき事を
やっている人間なのだと理解しきれていなかった。

すいません。もっと勉強してきます。

昔、達人というものは当たり前の事を、当たり前でないくらい常に当たり前に
やっている人間の事である、というような意味の格言を見た事を思い出しました。

で、今回の絵ですが、何か光の表現的なものを目指しました。
が、見ての通り微妙です。背景を抜いたのが良くなかったと自省。