寒露（かんろ）

　8日は高気圧に覆われ久々に北から南まで☀マークが並びました！昨日は12月中旬並みの寒さになった東京も4日ぶりに日差しが戻り、昼過ぎには気温も20度を超え寒さから解放されて暖かさも戻ってきました。そしてこの日は二十四節気の寒露です。寒露とは、夏の終わりから初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことを言うそうです。朝晩の冷え込みがきつくなり、夜が長くなり本格的な秋の始まりです。

　それにしても急に寒さが襲ってきましたが、偏西風の南下に伴い大陸から冷たい空気が流れこんできたのが原因だそうで、北海道では雪の便りも聞かれるようになりました。前線が停滞し東京ではほぼ一日雨が降り、最高気温も13度と一足飛びに冬になったような天気でしたが、今日は前線も離れて天気が回復し快適な連休初日になりましたね。今夜は十三夜の月。十三夜とは旧暦の9月13日～14日の夜のことをいいます。十五夜が中国から伝わったお月見の風習なのに対して十三夜は日本で始まった風習で、収穫に感謝しながら月を愛でるのですが、十五夜の後に巡ってくるので「後（のち）の月とも呼ばれます。満月には少し欠ける月ですが、今夜は晴れる所が多くお月見が出来そうですよ。