アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

ペコちゃんミュージアム

2009-08-29 16:00:47 | Weblog
 あのミルキーのかわいいペコちゃんがいっぱい!銀座ペコちゃんミュージアムが中央区銀座6-9-3、不二家銀座ビルで開設され連日にぎわっています。2010年に不二家の創業100年、ペコちゃん誕生60年を迎えるのを記念して9月6日までの期間限定でオープンしたもので、歴代のペコちゃんやボーイフレンドのポコちゃん人形が展示されているほか、いろんな限定グッズやショップもあります。


 不二家を代表するミルキーのマスコットとしてペコちゃんが誕生したのは1950年(昭和25年)。お菓子の大好きな永遠に6歳の女の子という設定で店頭に置かれていました。当初は張子で作られたものでしたが、1960年ごろからは現在のようなプラスチック製に変わったそうです。ボーイフレンドとして7歳のポコちゃんも作られ、ペコポココンビはいつも人気者でしたね。


 ペコちゃんの名前は、腹ペコからと言う説もありましたが、正解は東北地方で牛のことをべこと呼ぶことから、ミルキー~牛乳~牛との連想で名付けられたもののようです。会場には歴代のペコポコが勢ぞろい。着物姿のペコちゃんや手足が動く電動ペコポコ人形など1960~70年代に店頭に置かれたものです。初めのころのペコちゃんはスカート姿でしたが、よくスカートをめくられることがあったためパンツを穿くようになったそうです。


 銀座不二家ビルは松坂屋銀座店の向かい側で、工事中のため裏から入るようになってます。地下鉄銀座駅A2出口から1分。入場無料です。
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昆虫って…嫌い?

2009-08-27 14:55:43 | Weblog
 ファイティングポーズのような格好でじっとしているカマキリ。獲物に狙いを定める時はこうやって鎌のような前足をたたんで胸につけるんだそうです。ただし、この時は獲物ではなく目の前に現れたレンズに身構えたのかも知れません。肉食性の見るからに獰猛な顔つきのカマキリは、あかちゃんはそれこそ何百、何千と生まれますが成虫になれるのはそのうちの一匹かそこらだといいますから、昆虫の世界でも生存競争は苛酷なのかも知れませんな。


 昆虫といってもお馴染みのカブトムシなどの甲虫類からセミ、トンボ、チョウなど、はては普段あまり目にすることのないものまでざっと100万種もあるといわれ、生物世界で最も種類の多い動物です。単に「ムシ」とひと括りで呼ばれることもありますが、どちらかというと嫌われもののイメージが強いですね。もっとも、大好きと言う人も多く、漫画界の大御所手塚治虫さんはムシが好きでペンネームに虫の字をつけたほどです。


 この昆虫は一体、いつから地球上に現れたかご存知ですか。ほとんどの人が知っているように恐竜たちが闊歩していたのは今から3~2億年前ですが、その前にゴキブリやトンボ、アリなどの祖先種が出現していたといわれます。恐竜は6000万年前には絶滅してしまいましたが、昆虫は恐竜時代、恐竜絶滅後の第三期から現代の第四期まで繁栄しているいわば地球の主みたいな存在です。人類が誕生したのはたかだか50万年前位ですから、地球では“大先輩”と言えそうです。


 中には蚊やゴキブリのように病気を媒介するのがいるから厄介ですが、多くはあまり害を及ぼすことはありませんね。それどころか今年、ミツバチが突然姿を消して果樹栽培に影響が出るという出来事がありました。原因は不明ですがこんなことが続くと大変です。生態系に狂いが起きてなければいいのですが。
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もう秋、ですか…

2009-08-26 15:22:09 | Weblog
 あれ、いつの間にと感じるほど秋らしくなりましたね。さすが日中の日向はまだ暑いと感じますが、朝夕はもう秋の風ですねえ。夜も、やれアイスノンだと騒いでいた暑がりの私もなんとか楽に過ごせるようになりました。東京でもススキの穂が見られるようになりましたから、列島を覆う空気の入れ替えとともに季節も秋に変わるのでしょうか。


 写真はススキと同じイネ科のパンパスグラスで、みたところススキの親分みたいなものです。アルゼンチン原産の草で、秋が深まるともっと毛がふさふさしてきます。ススキと同様、葉はギザギザがあるのでうっかり手でむしったりすると切ることがありますのでご用心、です。ススキといい、このパンパスグラスといい、いかにも秋を感じさせますが、人間なんて勝手なものでこのまま秋になってしまうのにはいささか寂しさを感じます。


 ただ、今週末はまた暑さがぶり返すようですし、長期予報では今後も気温は平年より高目に推移して紅葉は遅いということですので、すんなり秋らしい天気になるかどうかはわかりませんね。
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処暑

2009-08-23 16:01:02 | Weblog
 23日は二十四節気の処暑。暑さが止むという意味で、朝夕は涼風が吹くころといわれます。確かに東京もこの日は朝から良い天気で、気温も30度を超えましたが風は秋を感じるものがありました。前線が南下し、代わりに乾いた空気が西から吹き込んだため晴れた割にはカラッとした暑さになったようです。まずは暦どおりに推移、しばらくはこんな天気が続きそうといいます。


 気のせいかも知れませんが木々の緑も少しずつ褪せて、茶色っぽくなった葉が多くなったような感じです。沼や池などの浅い所に群生している蒲(がま)も茶色の花穂が目立つようになりましたね。フランクフルトソーセージのようなといわれますがその通りに見えます。やがて秋も深まり冬に向かう頃、花穂が綿毛に包まれ風に飛ばされるようになります。ふとんは今では布団と書くことが多いですが、以前は蒲団とも書きましたね。これは昔、綿毛を入れていた頃の名残のようです。


 蒲焼はなぜか似ても似付かぬ形ですが、これも昔はうなぎを筒状に切って焼いていたのだとか。知りませんでしたねえ。雑学ついでに、蒲の花粉は止血効果があるそうです。因幡の白うさぎが大国主命(おおくにのみこと)の指示で蒲の穂にくるまり花粉で止血して傷を治したという話は聞いたことがありますね。
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1964年東京オリンピック展

2009-08-20 15:13:49 | Weblog
 東京に再びオリンピックをと、東京都が招致運動を続けている2016年のオリンピック開催都市が決まるIOCの会議まであと43日。前回東京で開催されてからもう45年も経つんですねえ。念願かなって東京に決まればこんな嬉しいことはないのですが、招致活動を一層盛り上げようと、お台場のデックス東京ビーチシーサイドモール4階の台場1丁目商店街で「1964年東京オリンピック展」が開かれています。


 台場1丁目商店街は昭和30~50年代の下町を再現した懐かしさでいっぱいの商店街です。一歩足を踏み入れるとそこは華やかな昭和のシンボルたちがあふれ、学校帰りに寄り道した公園やにぎやかな路地裏、食堂、お化け屋敷などひと昔前にタイムスリップしたかのよう。そのほぼ中央あたりの台場タワー広場の一角にオリンピック展があります。秩父宮記念スポーツ博物館の協力とおもちゃコレクターで知られる北原照久さんのお宝コレクションの約60点が展示されています。



 決して大きな規模のものではありませんが、東京オリンピックの金、銀、銅メダルの実物や公式ユニフォームから当時の雑誌、三橋美智也さんが歌った「東京五輪音頭」のレコードなど、なかなか見ることの出来ない五輪グッズが集められています。1964年は私が社会へ出た年でもあり、地方で五輪関係の取材もしましたので思い出深い展示会です。時期開催地決定の出る10月2日まで開かれていますので、お台場にお出かけの折はぜひお立ち寄りください。
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