アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

白子川の野鳥④ コサギ

2020-03-30 16:21:04 | Weblog
 昨日は季節外れの雪で、気温も一日中上がらず真冬のような寒い一日でした。今年初めて雪らしい雪を見ましたがそこは春の淡雪、今朝はほとんど消えていて屋根にわずかに残るだけです。しかし、今日も昨日よりは気温は上がったものの冬のような寒さが続いています。まだ寒の戻りもありそうですから、冬物を片付けるのはちょっと先にしたほうがいいですね。

 白子川では時々、優雅に川の上をふわりふわりと飛ぶコサギも見られます。白い色の「シラサギ」と呼ばれるサギの仲間では一番小さいですが、カルガモと同様ここで見られる野鳥の中では大きい方です。飛んでいる姿より浅瀬でじっとしているのを見かけることが多いですが、しばらく見ているとそろ~り、そろ~りと動き、頃合いを見てさっと水中にくちばしを突っ込み小魚を捕食しています。水草の周囲を足で突いて魚を追い出すこともあります。
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もうすぐ4月なのにほんとに雪きた~っ

2020-03-29 14:45:37 | Weblog
 関東地方は29日、本州南岸を進む低気圧と強い寒気の影響で予報通り雪になりました。東京でも大雪になるかもしれないとのことでしたが、お昼までに都心でも1㌢の積雪になりました。3月下旬としては32年ぶりの積雪だそうです。日付が変わった頃は7度あった気温も下がり続け、昼頃の気温は練馬で0.5度と昨日より24度も低い、真冬でもそうない寒さでした。外出自粛要請もあり、歩く人はあまりなかったですがたまに見かける人も足元を気にしながら、おっかなびっくり歩いてました(写真)。

 もうすぐ4月ですが、やはり天気はわかりませんねぇ。実は10年前にも同じ経験をしています。3月29日、当時編集に携わっていたミニコミ紙で読者を連れてのバスツアーを実施しました。行先は伊豆のサクラ見物で、バス13台の日帰り旅でしたが、伊豆スカイラインを走っているころから雪が降り始め、大室山ではもう積っていました。花見が雪見になったわけで、誰もが予想しなかった春の大雪でした。降り積もった雪景色を見ていて、10年前の出来事が蘇りました。
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白子川の野鳥たち③ カルガモ

2020-03-28 14:40:03 | Weblog
 28日の東京は朝から妙に暖かく、曇天でしたが気温は上がり練馬ではお昼前に24度を超え今年一番の暖かさになりました。都心でも24度超えです。ところが天気は下り坂で、明日の関東地方は冬に逆戻りで大雪の心配があるといいますから、また体調管理が大変です。白子川の野鳥、今日はお馴染みのカルガモです。花筏の流れる水面を泳ぐカルガモは絵になりますね。ここでは一年を通して見ることができる鳥です。

 数が多い石神井公園では「ぐえ~っ」と大きな鳴き声がよく聞かれますが、白子川ではあまり聞いたことはありません。日本にいるカモの仲間は30種ほどだそうですが、ほとんどは冬鳥で春にはいなくなり残るのはカルガモだけです。大きな声で鳴くのはほかのカモでしょうかね(笑)。毎年、初夏になると各地でカルガモの親子の引っ越しがニュースになるほどお馴染みの出来事ですが、白子川でも5月にはベビーが誕生します。ずっとここにいますから引っ越しはしませんが、親鳥の後について泳ぐたくさんの子ガモの愛らしい姿が散歩中の人たちを楽しませてくれます。
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がんばるサクラ!

2020-03-27 13:36:49 | Weblog
 暖かい日が続いて各地でサクラの開花が進んでいるようです。一足先に咲き、とっくに満開になった東京のサクラですが、27日は気温の上昇とともに風が強まってきて花びらが飛ばされています。今日は「さくらの日」だそうです。3(さ)×9(く)=27の語呂合わせと季節を表す七十二候のひとつ「桜始開」(桜始めて開く)が重なることから日本さくらの会が1992年(平成4年)に制定したそうです。さくらの会は東京オリンピックが開かれた1964年(昭和39年)に超党派の国会議員で結成されたもので、日本の歴史や文化、風土と深くかかわってきた桜を通して、日本の自然や文化に関心を深める日にしようというのが目的です。

 今日、歩いていたらサクラの古木の根元の近くに幹から花が咲いているのに出合いました。もちろん、上の枝にもまだいっぱい花が咲いてましたが、あまり見向かれもしないような道端に健気に咲いている花に「がんばれ」と声を掛けたくなりました。木の幹から直接に花が咲くのを何と言うのかご存じですか?「胴吹き桜」というのだそうです。エネルギーの落ちた老木や、剪定された木によくみられるそうです。並木でなく、ポツンと1本だけの木でしたが、これまで長いこと花を咲かせてきたことでしょう。根が弱ると水を上まで運ぶのが難しくなるので、根元や幹から枝を出して何とか生き延びようとしているんですって。ご苦労様でしたって言いたくなるよね。
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白子川の野鳥たち② カワセミ

2020-03-26 14:37:29 | Weblog
 白子川縁を歩いていると、大きな望遠レンズを付けたカメラを持った人に出会うことがよくあります。川に集まってくる野鳥の写真を撮るのが目的ですが、一番のお目当てはカワセミでしょう。清流に生息するカワセミは、昔、と言ってもそれほど前ではありませんが、多くの河川が家庭や工場の排水で汚れた時に町中では見られなくなりました。その後水質改善に取り組みきれいな水が戻ってくるにつれて、都市でもカワセミが見られるところが増えてきました。

 隣町の都立石神井公園では餌付けをしていることもあり、カワセミが見られる公園として知られていますが、散歩中に白子川で水面を真っすぐに速く飛翔するカワセミを初めて見た時はびっくりし、ここにもいるんだと興奮を隠せなかったのを覚えています。縄張り意識の強い鳥ですが、たまには近くに複数で停まっているのを見ることもあります。頭や背中などは青く、胸と腹、眼の前後は鮮やかなオレンジ色の奇麗な小鳥で、この美しい姿から「渓流の宝石」とも呼ばれています。白子川は湧き水のところもあり、小魚もたくさんいてカワセミにとっても棲みやすい環境といえそうです。
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