アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

夕焼け富士

2008-11-30 17:37:27 | Weblog
 冬を迎えて空気も澄んできたので富士山も見えるだろうと、新座市営墓苑で夕焼けを狙い日の沈むのを待ちました。夕焼けはきれいでしたが29日は富士のあたりは雲に覆われ、富士は見えずじまい。30日は朝、都庁展望台のライブカメラでも久しぶりに見えていたので、新座でも見えるだろうと出かけ、雪を被った富士をこの秋初めて見ました。そして夕方。


 予報通り北風が少々強くなりましたが太陽はしっかり輝いています。しかしやはり富士は雲がかかったまま。右の裾野のあたりに日が沈んだ後、空が橙色に染まり、少しずつ雲が切れて富士の姿が浮き上がりました。もう少し夕焼けが濃いともっとくっきり見えるんでしょうが、ま、いいか。
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イイギリ(飯桐)

2008-11-28 17:24:38 | Weblog
 少々華やかさに欠けるこの時期、ひと際高い木で真っ赤な葡萄の房のような実をぶらさげているのがイイギリです。同じように真っ赤な実をつけ、もう少し低いのはピラカンサです。イイギリはお天気の良い時は見上げる青空に赤い実が映え、遠くからでもわかりますね。


 キリとはいっても、あのタンスや下駄に使われる日本古来の桐とは違う仲間のようです。葉は大きくハート形をしており、昔は飯を包むのに使われたので飯桐と呼ばれるようになったといいます。また、大きさはちょっと違いますが南天の実によく似ていることから南天桐とも呼ばれるそうです。5月ごろ白い小さなトゲトゲのようなあまり目立たない花を咲かせ、夏に実をつけますが秋には真っ赤に熟します。


 晩秋から冬にかけても枝から房状の実がぶらさがったままでよく目立ちます。公園などではよく見かけますが、全ての木が実をつけるわけではないそうです。
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紅葉をWで!

2008-11-27 16:01:06 | Weblog
 もうすぐ師走、早いものですねえ。暑い、暑いといっていたのはつい先頃のことですが、もう寒いんですから…。というわけで関東近辺では紅葉はそろそろ見納めでしょう。いかがですか、昭和記念公園日本庭園の紅葉。ほとんど風がなく鏡のような水面に映える景色は穏やかな陽を受け実に見事なダブル紅葉です。


 ところで今年の平地の紅葉はなんとなく茶色が多いなあと感じるのは私だけでしょうか。大泉学園のメーンストリート、桜通りは秋も赤、黄色、所々緑と葉がカラフルできれいなんですが、今年は一気に茶色に変わったようで、しかも落葉が早く味気ないものだったような気がします。
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夕焼け雲

2008-11-26 18:35:01 | Weblog
 晴れて暖かいのは今日まで、と朝の天気予報で言っていたので天気のいいうちにと26日、久しぶりに立川市の昭和記念公園を訪れてみました。平日とあってそれほど混んではいません。入り口に「紅葉の見頃は過ぎました」と書いてありましたが、まだ所々で十分楽しむことができました。日本庭園はまだ天気が良ければ大丈夫です。


 夕方、閉園間際に空を見上げるといろんな雲がありました。しかも少しずつ変化しているので、雲の観察は面白いものです。日が沈む頃、夕日を受けて色のついた雲とまるで刷毛で掃いたように見事な曲線を描いた雲が。自然の芸術にしばし見とれてました。この雲の左側にはとてもファインダーには納まりきれないほどの長い一直線の雲がありました。
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お疲れさま、0系新幹線

2008-11-23 17:00:46 | Weblog
 夢の超特急としてデビュー、東海道、山陽新幹線を走り続けてきた初代の0系新幹線車両が務めを終え今月で退役だそうで、ラストランが大変な人気を集めているようです。ダンゴ鼻の愛称で親しまれた0系には私も特別な思い入れがあり、出来れば駆けつけたいところですが、既に指定席チケットは完売しているそうで見るだけに大阪まで行くのもなんなので、写真は鉄道博物館に展示されているモデルで勘弁してください。


 東海道新幹線が開通したのは昭和39年(1964年)10月。前にも紹介したように東京オリンピックが開催された年です。それまでの東海道線が限界を迎えていたため、オリンピックに合わせて全く新しい鉄道として技術の粋を集めて建設された超特急です。時速200㌔は当時世界最速で、誰もが未知の世界を走る電車でした。当時、秋田鉄道管理局を担当していたことから、営業運転を前にこの超特急の試運転に乗ることができたのです。


 東海道線の特急こだまが東京ー大阪間を6時間近くかかっていましたが、新幹線は3時間です。試運転列車が東京駅のホームを滑るように走り出した時の感激は今も忘れられません。初めて体験するスピード、空調が故障して暑かったんですが全く気になりませんでした。3時間後に滑り込んだ新大阪駅は周囲はまだ何もない所でした。折り返し東京へ戻り、夜行列車に揺られて秋田に戻りましたが、長かったですねえ。


 開業後44年間、一度も事故を起こしていないのも特筆されることでしょう。この後0系の技術は1980年に開通した東北・上越新幹線の200系に引き継がれていきました。東海道・山陽新幹線は500系、700系と流線型車両が中心になりましたが、山陽新幹線で現役走行する0系は決して色あせていませんね。お疲れ様、ご苦労さまでした。
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