アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

夏越の祓

2021-06-30 14:14:18 | Weblog
 30日は2021年の折り返しにあたります。言い古された月並みな表現ですがあっという間に1年の半分が過ぎようとしています。この日はこの半年間に身にまとわりついた穢(けが)れを祓う「夏越の祓」(なごしのはらえ)の行事が行われます。日々の暮らしの中で、私たちは物を粗末にしたり、神仏を敬わなかったり、邪な考えを抱いたりと、さまざまな罪を犯しています。それが重なると穢れとなって身に付き、それはやがて疫病や災難となって我が身に返ってくると、私たちの祖先は考え、汚れを祓い清める必要があると考えました。そして穢れを祓う「大祓(おおはらえ)」という行事を6月晦日の「夏越の祓」と大晦日の「年越しの祓」として行うようになりました。

 我が家から御神木と本殿の屋根が見える大泉氷川神社でも、本殿前に茅(ちがや)で編んだ茅の輪が設けられています。今年もコロナの感染防止のため、祓の神事は神社の人たちで実施するため、一般の参拝者は参加出来ませんが茅の輪くぐりは自由にとのことなので、くぐって半年の穢れを落としてきました。茅の輪くぐりはくぐりは、くぐることによって病気や禍を免れようという神事で、コロナ退散と早期収束も祈念しました。茅の輪は来月7日まで設置されるそうです。
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吉野ガーリック

2021-06-29 14:55:02 | Weblog
 先日のテレビ番組「青空レストラン」(日本テレビ)で、佐賀県のびっくりするような大きなニンニクが取り上げられていました。まるでタマネギのようなジャンボサイズで臭いも少なく、どんな料理にも合うといいます。へえ~、こんなの初めて聞いた!で、さっそく佐賀の友人に「すごいのあるね!食べたことある?」ってメールしたら、送るよとの返信。早速翌日に届きました!そんなつもりはなかったのですが、催促したような感じで「しまった」と思ったけど後の祭り。ご好意に甘えることにしました。

 ソフトボールほどのLLサイズもあるけど、すぐ売り切れてしまい手に入らなかったので小さいのをと、Mサイズが送られてきました。これでも大きく、写真の左の1個が通常食べている普通のニンニクです。作っているのは弥生時代の遺跡で有名な佐賀県吉野ケ里町の松本農園で、松本さんは化学肥料を一切使わず減農薬栽培で育てているそうです。27年前から栽培していたジャンボニンニクを「吉野ガーリック」と名付け、町の特産品として売り出すことにしました。ニンニク大好きのワタシにとっては“宝物”のようなもので、もったいなくて一気に食うなんてことは出来そうもありません。

 なお、通販サイトで購入できるのは一か所だけで、今年度の販売は終了したそうです。
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ノウゼンカズラ

2021-06-28 15:37:45 | Weblog
 28日の東京、予報では曇りでしたが朝からピーカンの夏空が広がってました。しばらく梅雨空が続くと思ってましたが、予報もクルクル変わりますから自然相手は苦労が多いようです。気温も都心で29.6度ともうちょっとで真夏日で暑くなりました。大分前からですがノウゼンカズラのこぼれんばかりのオレンジ色の花が目立っていますね。蔓性の植物ですからほかの木などに絡みついてどんどん伸び、大きなドーム状に見える所もあります。

 中国原産で日本には平安時代に伝わり、昔から利尿に効く薬草として使われていたそうです。暑さにも強く放っといてもよく育つので栽培は難しくないそうです。花はラッパ型で、ひとつひとつは短命だけど次々に花が咲くので長いこと咲いているように見えるといいます。近年、よく栽培されている近縁種にアメリカノウゼンカズラがあり、こちらは花の赤みが濃く花筒が長くトランペット型をしているので区別できます。
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ちっちゃいでんでん虫

2021-06-27 14:40:48 | Weblog
 北上中の台風は東にそれていますが、前線の影響で27日は一日中雨の予報出ていたものの東京は雨が遅れているようです。そんなら降る前にと川沿いを歩いていると、柵の手すりにちっちゃいのがへばりついてます。ゴミかと近づいてよく見ると、あれ!カタツムリではないですか。大きさは写真では拡大してますが実際は1㌢にも満たないような小ささです。でんでんむしむしかたつむり~と歌われた童謡の詩にもある「ツノ出せヤリ出せ頭出せ」も小さいながら全部そろってます。

 そういえばカタツムリなんて見たの久しぶりだなあ。子供の頃は、梅雨時によく見たけど大体もっと大きかったけど。3㌢くらいはあったのが多かった気がします。日本には大きいのから小さいのまで700~800種くらいのカタツムリがいるそうです。1㌢にも満たないようなちっこいのは赤ちゃんなのか、成体なのかはっきりわからないようです。この柵の所はツツジなどが植えられているので、虫たちにとって住み心地がよさそうで、手すりの上にはよくカメムシなどが見られます。

 カタツムリと呼ぶかでんでん虫と呼ぶかは年齢によって違いがあるそうです。ある調べによりますと、50代以上の人はでんでん虫と呼ぶ割合が多いといいます。
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ちょうの里

2021-06-26 14:32:05 | Weblog
 練馬区には石神井公園など都立公園が4つありますが、そのうちのひとつ大泉中央公園には都立公園では珍しいバタフライガーデン「ちょうの里」があります。同公園は、サッカーやラグビーにも使用できる全天候型400㍍の陸上競技場やナイター設備のある野球場といったスポーツ施設のほかに「野鳥の森」「疎林広場」「水の広場」「四季の広場」「陽だまり広場」といった子供から大人まで楽しめる総合公園です。

 ちょうの里は平成11年頃、アゲハなど子供たちにも親しみやすいチョウの誘致と自然体験の場作りを目的に、林よりまばらに木の植えられた疎林広場の一角に整備されました。約500平方㍍にチョウを食料となる植物(食草)や蜜を出す植物(蜜源植物)を植えてチョウの呼び込みを目指しました。またさなぎの育成環境となる屋根付きのスペース「さなぎのお宿」を設けるなど、観察を通して自然体験の出来る環境も整えていました。

 しかしその後、樹木が大きく成長してしまい、公園を訪れる人たちに認識されない状態になったため、2018年ごろから再生事業に取り組み、初めの頃植えていたチョウを呼ぶ花として知られるブットレアを多数植えたり、チョウの好む林縁環境の管理、植物の樹名板の整備などに力を入れ、訪問してくるチョウの数も増えているそうです。ブットレア(写真の紫色の花)は四季の広場などにも植栽、チョウを誘っています。
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