アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

久しぶりにカワセミ

2012-02-27 15:55:43 | Weblog
 27日の東京は北風が強く寒かったですね。散歩中、公園の温度計は6度になってましたが、体感的にはとてもそんなに暖かいとは思えないほどでした。石神井公園は餌付けをしているのでカワセミに出合えるスポットとして知られ、お天気の良い日には大きな望遠レンズのカメラを抱えたアマカメラマンたちがたくさん集まります。今日は木道を歩いていて久しぶりに出合いました。皆の集まる定点スポットよりははるかに近い木の枝にとまってましたが、残念なことに持ち合わせていたのは散歩用のコンデジでした。同じ散歩でも、これを撮ろうという時以外はポケットに収まるコンデジを持ち歩いているんです。


 何かハプニングにでも遭遇した時のために持って歩きますが、ちょっとした風景やポートレイトには不足はないのですが、少し距離のある小さな被写体の撮影はコンデジは苦手なんですね。コンデジでも最近は高倍率ズームのついたのもありますが、3倍ズームでは小さ過ぎますし、ズームすると画質が落ちますので、アア、カワセミだなぁとわかる程度の写真しか撮れませんでした。大きさや、ちょっとわかりにくいですが表情からみるとまだ幼鳥のようです。
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東京駅のお雛さま

2012-02-25 16:31:27 | Weblog
 春の陽気から一転、25日の東京は冬に逆戻りした寒さです。最高気温は9度の予報でしたので、前の日より8度ほど低くなるのですがまあ9度もあればそれほど寒くはないかとたかをくくっていたのですが、朝からあまり気温が上がらず結局この日の最高気温9度は真夜中の零時過ぎでした。一日でこんなに上下すると身体もついていくのが大変ですよね。間もなく桃の節句、東京駅丸の内側の地下の動輪の広場にはお雛さまが飾られていました。本物の桃の花もありここだけは春の雰囲気があふれ、思わず足を止め携帯で写真を撮る人もいます。


 わが家では娘が嫁に行っていなくなってからは雛壇を飾ることもなくなりましたので、懐かしいです。同じ思いで通勤の行き帰りに眺める人も多いことでしょう。動輪の広場は八重洲側の銀の鈴広場と同じように東京駅の待ち合わせの場所として知られますが、展示されている動輪はかつて東海道線を走っていた蒸気機関車C62-15のもので、直径1.75㍍の動輪が三つ並んでいます。時々イベントが開かれたりしていますが、こうした季節感あふれる粋なな計らいはうれしいですね。


 雛祭りは女の子の健やかな成長を願うものですが、今年の寒さの原因はラニーニャ現象の発生とも言われます。ペルー沖の赤道近くの海水温が低くなる現象で、ラニーニャとはスペイン語で女の子という意味だそうです。こちらの女の子は少々お転婆のようですな。
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セツブンソウ

2012-02-24 15:58:43 | Weblog
 昨日は友人と飲むために久しぶりに都心まで出ました。午前中は予報通りの雨で、こんな日に出かけるのはいやだなと思ってましたが、午後には上がり陽も射してきて暖かかったですね。そして今日24日は朝起きた時にはもう7度近くもあり、練馬では何と最高気温が16度まで上がりまさに桜が咲くころの陽気になりました。散歩もコートなしでも久々に汗をかくほどで気持ちの良い一日でした。もう春の到来かと思ったのですが今年の天候は一筋縄ではいかず、すんなりこのまま春とはいかないようで、月末はまた気温も一ケタの日が続きそうです。


 今年は咲かないのかと思っていたセツブンソウが、練馬区・東大泉の牧野記念庭園でやっと花開きました。節分の頃に咲くので節分草の名が付いたといわれ、例年は遅くとも2月の中旬には咲きますから大分遅い開花です。以前は露地に咲いてましたが、庭園の改修工事のためプランターに移植され数も幾分少なくなりました。関東以西に自生するキンポウゲ科の小さな可愛い花ですが、今では絶滅危惧種になるほど山野の自生地は少ないと言われます。
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春、近いのかな?

2012-02-22 16:40:55 | Weblog
 22日の日本列島は大雪の続いていた北海道地方も久しぶりに天気が回復したようで、東日本にかけては晴れたところが多かったようです。豪雪の雪国ではそれでもまだ生活を脅かすほどの積雪に悩まされており、北海道・空知地方の岩見沢市では1㍍80㌢を超える雪があるようです。札幌からそれほど遠くない岩見沢は、雪が降ることは降りますが、これまでにこんなに降ったのは初めてだそうで、昨年までの1位だった積雪量の倍の雪が積もっているといいます。新潟や山陰地方などもまだ雪の山が消えるにはしばらくかかりそうですね。


 東京も2月の平均気温が低く、気象予報士の森田さんが24年ぶりの寒い冬だとラジオで言ってました。それでも昨日、今日と久しぶりに陽の恵みを感じる暖かさでしたね。公園の梅もようやく咲き始めましたし、草むらでオオイヌノフグリが咲いているのを見た時、あ、春も近づいているのかと感じました。小さな、小さなコバルトブルーの花ですが、綺麗です。もともと在来種のイヌフグリがあったのですが、近年はほとんど見ることが出来ず、少し大きいことからオオイヌノフグリと呼ばれるのだそうです。もともとはヨーロッパ原産で、明治時代に渡来して帰化した植物です。


 それにしてもいつも思うのですが、この名前、花に失礼ですね。実が犬の陰嚢に似ているためこう名付けられたそうですが、実でなく花で名付けたらもっと可愛い名になっただろうに…。ほかにも同じようにとんでもない名の花がありますが、今からでもいいから“改名”出来ないものでしょうかね。
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活字って見たことある?

2012-02-21 16:21:34 | Weblog
 2月21日は日刊新聞創刊の日です。1872年(明治5年)のこの日、浅草で東京初の日刊新聞「東京日日新聞」(今の毎日新聞)が創刊された日だそうで、その後新聞はメディアの中心としての座を保ってきました。現代は多メディアの時代になり新聞も一時ほどの力はないかもしれませんが、それでも一般紙、スポーツ紙、専門紙などの日刊紙が一日に計4000万部を超えるほど発行されています。今はコンピュータによる新聞製作がほとんどですが、つい20数年前までは活字による活版印刷の時代でした。


 16世紀にグーテンベルグが世に送り出した活版印刷は長いこと新聞製作の中心だったのです。活字は古くは木製でしたが、裏がえしに彫った字を組み合わせて組み繰り返し使用できるため大量印刷が可能になりました。その後耐用年限が長い金属活字が主になり、新聞は1ページを組んだものを特殊な紙に圧をかけて紙型を取り、それに鉛を流し込み半円形の鉛版を作り輪転機にかけて印刷するというものでした。金属活字は鉛、アンチモン、錫の合金を母型に流し込んで作りますが、自動鋳造機が主でした。私が新聞社で地方版のレイアウトをやっていた昭和50年代後半は、活字からコンピュータによる紙面作りへ移りつつある頃でした。


 融けた鉛を使うため活版は“ホットタイプ”といわれていたのに対しコンピュータ製作は“コルドタイプ”あるいは頭文字からCTSと呼ばれました。私はホットの最後の頃でしたのでCTSの経験はなく、そのため活字への思い入れが強いですねえ。あまり活字を目にする機会は一般の方はなかったと思いますが、写真はCTSへの移行後に昭和61年10月に会社が「活字さようなら」と題して作った活字の組み見本です。時代の流れとはいえ、主役を降りた活字には今でも愛着があります。
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