アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

寒紅梅が見頃に 石神井公園

2022-01-31 14:45:43 | Weblog
 ついこの前新年を迎えたと思ったのにもう、1月も今日で終わります。とにかく時間の過ぎて行くのは早いですね。歳を重ねるごとに早さが増し、回り灯篭のように過ぎてゆきます。先が短いんだからもっとゆっくり進んでほしいものだね。冗談はさておき、今日も東京は青空の広がるいい天気ですが風が冷たく、いわゆる冬晴れで日差したっぷりの割にはそれほど暖くはありません。それでも柔らかな日差しに誘われ、久しぶりに石神井公園まで歩いてみました。

 天気が良いので、おべんと広場では小さな子供とお母さんたちがいっぱいで、ちびっ子の声が弾んでいましたし、三宝寺池の周辺はいつもより多くの人たちが散策したりのんびり泳ぐカモの写真を撮ったりとにぎわっていました。梅林をのぞいてみると、早咲きの紅梅がもう見頃になっていてピンク色の花と澄み切った青空がきれいで寒さを忘れさせてくれます。咲いているのは寒紅梅で、中国原産の早咲きの花梅の園芸品種だそうです。寒中に紅色の花が咲き、俳句では寒紅梅は冬の季語です。花言葉は「忠実」だそうです。
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日の出前

2022-01-30 14:41:57 | Weblog
 冬型の気圧配置が一向に緩まず、日本列島は厳しい寒さが続いています。もうすぐ2月ですから、日の沈むのも少しずつ遅くなり朝の日の出の時間も逆に早くなっています。年明けの頃の東京の日の出は午前7時くらいでしたが、今は6時43分と大分早くなってます。日本海側や北国は依然として雪が降り続いてますがこちらは乾燥した晴れが続いています。

 写真は30日朝、日の出直前の東の空です。ベランダから山は見えませんが空が赤く染まってきて、上空はまだ薄く青が残っています。清少納言は枕草子で、春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる。と記していますが、夜がほのぼのと明けようとする頃がよい、という感覚は清少納言の頃と今でもちっとも変わっていませんね。太陽が顔をのぞかせる前の赤い空は神々しくさえ感じます。紫色の雲もたなびいています。季節はまだ冬ですが、彼女が見たであろう春の曙はすぐそこに来ています。
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三枚のレンズ雲?

2022-01-29 15:39:36 | Weblog
 間もなく2月になるというのに、なかなか暖かくなりませんね。どちらかといえば暖冬気味の冬が多い東京では、ちょっといつもより気温が低くなると寒い冬に感じます。29日は朝の冷え込みはそれほどでなかったし、朝の内は雲が多かったものの日の差す時間もあったけど、相変わらず気温は上がらず都心も練馬も10度ちょっとです。

 このところひどい腰痛に悩まされてましたが、やっとよくなって今日は散歩も楽になりました。痛みを抱えて、腰を気にしながら歩くのとそうでないのは天と地ほどの違いがあります。暖かくなるまでだめかと思っていただけに、早く回復してありがたや…です。午前中は千葉県の方で空いっぱいに波打つような雲、波状雲が見られたそうですが、こちらでは帯状の雲が規則正しく並んでいても海の波のようには見えないけど3枚のレンズが並んだような雲が見えました。昨日は広い大空を一直線に連なる雲が見られました。同じ形を保っている時間はとても短い、束の間の“芸術品”のような雲。花の少ないこの時期は空を見上げて雲の観察も面白いですよ。
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牧野記念庭園の小さな春(下)フクジュソウ

2022-01-28 14:12:35 | Weblog
 今日は注意報の出ている地域が多いですが、太平洋側は乾燥注意報、北日本は大雪、風雪注意報とはっきり天気が分かれています。大雪注意報の青森市は積雪が1㍍を超えたそうで、37年ぶりの大雪に市民も辟易しているようです。来週は東京でも場合によっては雪が降るかもといいますが、もういいです、降らなくて結構ですよォ。カラカラの東京は晴れて風も昨日より弱まったのでまずまずです。

 今月上旬に訪ねた時はちょこっと芽が出たばかりの牧野庭園のフクジュソウ、もう咲き始めています!いつもは2月になってからの開花ですので少し早めのお目覚めです。漢字で書くと福寿草、幸福と長寿の草というお目出度い名前の花で、旧暦の正月(2月)の頃に咲き出すことから元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)とも呼ばれます。これもスプリングエフェメラル(春の妖精)のひとつです。妖精たちは日の光の敏感で、日が陰ると閉じてしまうという花が多いですがフクジュソウもあっという間に閉じてしまい、また日が当たると開きます。

 芽が出たばかりの頃はフキノトウと間違えられることがありますが、毒草ですので注意が必要です。スズランもそうですが、きれいな花には毒がある例です。花言葉は「幸せを招く」「永遠の幸福」です。
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牧野庭園の小さな春(上)お目覚め!ユキワリイチゲ

2022-01-27 14:37:58 | Weblog
 東京は27日も晴れて青空が広がっています。湿度は30%台と、相変わらず空気はカラカラで、風がやや強く洗濯物も早く乾いたようです。都心では11.8度、練馬でも11度と3日ぶりに11度を超えました。ウメの便りもチラホラ届くこの頃、かすかに春の足音が聞こえてきそうです。寒さはもうたくさん、春の息遣いを感じるものはないかと好天に誘われて牧野記念庭園を訪ねてみました。

 ざっと見渡したところ、まだ華やいだ雰囲気はありませんが、所々に小さな春が顔をのぞかせています。庭園の売り物のひとつ、早春を彩る花たちが見られる一角、ユキワリイチゲが小さな花を咲かせていました。キンポウゲ科イチリンソウ属の花でまだ雪の残る早春に咲くので雪割一華と呼ばれるスプリングエフェメラル(春の儚い花、春の妖精)のひとつです。秋に出てくる葉はいささか汚れているように見えるのが特徴でもあります。まだ多くが眠っている中で、一足早く目覚めた一輪の花。近くにはつぼみも見えます。

 花期は3月頃ですからちょっと早いお目覚めですが、淡い紫色の可憐な花です。花弁に見えるのは蕚片なんだそうです。一斉に咲き出すととてもきれいで、次いでヒロハアマナ、スプリングエフェメラルの本命カタクリが開花と3月のこの一角は華やいだ雰囲気に包まれます。
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